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【美ボディ大会】「80キロあった学生時代はあだ名で傷ついたことも…」約30キロ減量したボディメイクで人生が激変「男性からの扱い方が変わった」
20歳から5年かけて約30キロ減量、身体に負担をかけ過ぎないダイエットで健康的に痩せられた
萩原瑛梨さん 20歳くらいからです。もともとすごく太っていて、その頃は体重が約80キロありました。このままだとダメだと思って、一念発起してダイエットを始めました。そのあとスポーツジムに通うようになって筋力トレーニングも始めて、せっかくだからボディメイクもしてみたいなと思い、取り組むようになりました。
――かなり減量されていますね。
萩原瑛梨さん いま53キロなので、約30キロ近く減量しています。はじめは断食をしたりいろいろなダイエットを試したんですけど、続かなかったり、効果が出なかったりして、最終的に、食べてトレーニングをして痩せるボディメイクにたどり着きました。ジムに週3〜4回通って、1回行くと1時間半くらいトレーニングをしています。食事制限はパーソナルトレーナーさんが私の要望にも応えながら一緒に考えてくれて、いろいろアドバイスをいただきながらやっています。
萩原瑛梨さん 成人式とかイベントごとに目標を作って減量しました。一番最初は成人式だったので、20歳くらいから始めています。成人式に向けて当時の目標まで体重を落として、そのあとキープしつつ、次にイベントがあるときにそこに向けてまた落として、そこからキープして、というのを続けて、25キロ以上落としました。
――コンテスト前の調整では?
萩原瑛梨さん ぐっと絞っていますが、あまり身体に負担をかけ過ぎないように、4ヵ月くらいかけて7キロほど落としています。そうやってきたおかげで、体調が良いままコンテスト当日を迎えられています。
25キロ減量した姿に同級生からは、「病気じゃない? 大丈夫?」と心配の声も
萩原瑛梨さん やっぱり食欲を抑えるのが難しかったです。食べたいと思うとそればかり考えてしまって…。そういうときは、いろいろなコンテストに出場している選手のトレーニング風景をInstagramで見て、自分もがんばらないとと、気持ちを奮い立たせていました。あとは、カロリーゼロのゼリーを食べて気を紛らわせていました。
――周囲の人からスタイルを羨ましがられたり褒められたりするのでは?
萩原瑛梨さん 一気に体重を落としたわけではなく、少しずつ減量し、それをキープしてを繰り返してきたので、普段はほとんど気づかれないです。いまはあまり体重を上下させていないのもありますが、中学高校生の同級生に会うと、25キロ変わっているので「病気じゃない? 大丈夫?」って心配されます(笑)。
――異性の反応は?
萩原瑛梨さん ずっと太っていたので、昔は横綱の名前で呼ばれたり、ひどいあだ名で呼ばれていました。そこから変わって、いまは普通に女性として扱われるようになりました。
――いまの自慢のボディパーツは?
萩原瑛梨さん 脚の長さですね。それを活かしたポージングで、全身をキレイに見せてアピールしたいです。コンプレックスはお腹まわり。あまり絞り切れなかったから。くびれをもっと作って、アウトラインをキレイにしたかった。次のコンテストに出るときはそこを強化したいです。
ボディメイクを始めて人生が楽しい方向へ向かっている
萩原瑛梨さん ジムに通っている仲間のなかに、コンテストに出ている年配の男性がいて、その方に勧められて私も挑戦してみようと思しました。今回が初めてですが、興味本位でとりあえずやってみようかなって(笑)。ステージで身体を見られることはあまり気にならなくて、普段から緊張しないタイプなので、楽しんでやろうと思いました。
――ボディメイクが自身のプラスになっていることは?
萩原瑛梨さん 全部です。生活面が規則正しくなって健康になるし、スタイルが整ってキレイな身体になれるし、ジムに通っていると同じ目標を持つ仲間や友人ができるし。自分にとってすべてがプラスになって、人生が楽しい方向に向かっています。
――自分自身が成長できたこともありますか?
萩原瑛梨さん 人としての成長もあると思います。ジムやコンテストでいろいろな人と知り合って仲間を作っていくときは、年上の人もけっこう多いなかでどう接していくかとか。いい人生勉強になっています。
――コンテスト出場はこれからも続けていきますか?
萩原瑛梨さん 次のコンテスト出場はまだ考え中です。またいつか出るときは、もっとちゃんと絞ってから(笑)。今回初めて出場して、自分のダメだったところを勉強し直さないといけないと思いました。でもステージは楽しかったので、ちゃんと自分が納得できるスタイルになって、また挑戦できたらいいなと思います。もしコンテストに出場しなかったとしても、ボディメイクはずっと続けていきます。
(文/武井保之 写真/片山よしお)