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【美ボディ大会】事故で大怪我を…リハビリでガリガリ体型から女性らしい美ボディに変身「まんまるなお尻が自慢」
ドカ食いでストレス発散も…食べたぶん動いて消費を「ウエストはマイナス4センチ」
英未来さん 左脚に大きな傷痕が残っているのですが、1年半前に事故で大怪我を負いました。トレーナーになったきっかけもその事故があったからです。怪我が回復してから体力を戻すために筋トレを始めると、続けていくうちにどんどん体調も体型もよくなっていくのを実感して、どうせならコンテストに出場しようと思いました。コンテストは今回が初めてです。
――コンテストに向けたボディメイクはいつ頃から始めたのでしょうか?
英未来さん 昨年9月からトレーニングを始めています。もともとは今年4月の大会出場を目指していたのですが、くびれがあまり作れなかったので、今回のコンテストに照準をあわせて調整してきました。この大会に向けた本格的なトレーニングは、出場を決めた2月からです。
――2月からのトレーニングでどのくらい体型が変わりましたか?
英未来さん 3ヵ月間で体重は3キロ減くらいなのですが、ウエストはマイナス4センチ。くびれを出すためにがんばりました。トレーニングジムのお客さんのコンテスト出場もサポートしていたので、自分もボディメイクに気合いが入りました。
英未来さん 特にないですね。毎朝6時半のラジオ体操と散歩が日課で、そのあと有酸素運動をするのが毎日のルーティン。筋トレも1日のどこかに組み込み、それが日常になっています。ただ、くびれは筋トレの力技では作れないので、そこは大変でした(笑)。
――くびれを作るためにしていたことは?
英未来さん トレーニングをしつつストレッチをいろいろ取り入れました。あとはカロリーを計算して食事のメニューに気をつけました。4月からは食事内容がすべて決めていたので、食べることに関しては我慢することも多くて大変でした。
――ストレスにはなりませんでしたか?
英未来さん 定期的にドカ食いをして、そのぶんを動いて消費するという感じで、食べながら減量していました(笑)。食べたいという欲求とストレスが溜まったらドカ食いをします。あまり体にはよくはないのかもしれないですが…(苦笑)。
身体に対する自己意識に変化、傷跡のコンプレックスが気にならなくなった
英未来さん くびれですね。今までで一番細いのですが、トップレベルの選手と比べるとまだまだ太く、もっと上を目指すには実力が足りない。今回のコンテストではステージに立つことに慣れて、次の大会に向けて調整していこうと思っています。
――自慢のパーツは?
英未来さん ボリュームのあるお尻です。まんまるに作ってきたのでそこを見てほしいです。普段は女性専用のパーソナルトレーニングジム「NARITORE(なりトレ)」でトレーナーとして働いていて、お尻作りが強みなんです。それをしっかり自分でも体現しようと思ってかんばってきました。
――ボディメイクを始めて周囲の反応は?
英未来さん 女性から「体型が変わったね」と言われることが多いです。もともと陸上をやっていて、ガリガリのスポーツ体型でスタイルに女性らしさがなかったんです。それがコンテストに出場することになって、女性らしいスタイルを初めて自分のなかで意識してボディメイクをしてきました。「女性らしい体型に変わった」と言われてうれしいです。
英未来さん それはまったくないです。トレーニングのし過ぎで怖がられて…男性が寄ってこないです(笑)。
――ボディメイクがプラスになっていることは?
英未来さん 自分に自信が持てるようになります。私は脚の傷痕がコンプレックスだったのですが、ボディメイクで全身を整えていくうちに、そのコンプレックスがカバーされていくのを感じています。今は傷のことを聞かれても堂々と話せますし、それで嫌な気分になったりつらい思いをしたりすることもなくなりました。身体全体を変えていくことで、パーツのコンプレックスが気にならなくなりました。
――日々の生活面でも好影響がありそうですね。
英未来さん 健康的な生活を送るようになるので、いろいろな面で体調がよくなります。あと着る服装も変わりました。いまは3年前より10キロほど痩せているのですが、ボディラインが変わっておしゃれもできるようになりました。女性としての自信につながっていると思います。
――この先の目標は?
英未来さん やるからには日本一を目指したいです。まずは東京予選で勝ち残って、日本大会に向けてがんばります。
(文/武井保之)