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【美ボディ大会】全身がただれるほどのアトピー肌だった…約10キロ減量で幼少期からのコンプレックスを克服「キレイになって自信が持てた」
ボディメイクで規則正しい生活に…アトピー肌がキレイになって喘息も収まった
遠藤愛子さん 昨年4月にコロナで緊急事態宣言が出た頃に、ダイエット目的で筋トレを始めました。そんなに太っていたわけではないのですが、外出もできずに家でお酒を飲みすぎて3キロほど太ってしまって(笑)。思い切ってスポーツジムに通い始めました。
――コンテストに出場しようと思ったきっかけは?
遠藤愛子さん 最初はジムでウォーキングをしていたのですが、次第に筋力強化もしたくなってトレーニングを始めました。どんどん痩せていくなかで、目標がないと続かないと思うようになって…。知人のコンテスト出場をきっかけに、私もやってみようかなと思いました。来年でいいやと先延ばしにしていたのですが、今年はこのコンテストを目標にボディメイクを続けてきました。
――トレーニングで体重はどのくらい落としましたか?
遠藤愛子さん ダイエットを始めた当初とトレーニングで減量した現在では、体重約9キロ、体脂肪率15〜20%ほど落としています。コンテストに向けた直前の調整では、一度増量してから2ヵ月で5キロ、体脂肪率は10%ほど落として身体を作っています。
遠藤愛子さん はい、人前で肌を露出することが恥ずかしいという気持ちがあります。でも、トレーニングをしてきたことで、自分に自信が持てるようになりました。これまでがんばってきた身体を見てもらいたいという気持ちもあります。たしかに恥ずかしさやプレッシャーもあるのですが、このコンテストがずっと目標だったので、楽しもうと思いました。
――厳しいトレーニングを乗り越えてきたことが自信につながった?
遠藤愛子さん もともとアトピーがひどくて肌が荒れていたのですが、ダイエットで腸内環境を整え、トレーニングで身体を動かしながら食生活を改善しました。規則正しい生活を送るようになったら、肌がキレイになって喘息も収まりました。少しずつ自信がついて、トレーニングも楽しくなっていきました。
「ウエストから脚のラインがアピールポイント」外見だけでなく内面も変わり、関わる人も変わった
遠藤愛子さん もともとお尻のボリュームがなくて、背中から凹凸がないまっすぐなラインでした。それがトレーニングで鍛えるようになって、お尻の膨らみや背中のVシェイプがしっかりできました。「服を着たときのスタイルがキレイだね」と友人に言われたり、「どういう運動をしているの?」と男女問わず聞かれたりするようになりました。
――いまの自慢のボディパーツは?
遠藤愛子さん お尻は減量で落ちてしまったところもあるのですが、背中と肩がもともと強くて、背中の凹凸がくっきりキレイに出せているかな。Vシェイプのウエストから脚のラインもアピールポイントです。それとバックのポージングがキレイにできていると思います。
――コンプレックスはありますか?
遠藤愛子さん お尻を大きくして、もうちょっと引き上げたい。筋力トレーニングメインで筋肉量をアップしながら、多少脂肪もつけてお尻を強化するのが課題です。
遠藤愛子さん 韓国のNABBAクラシックモデルの方やモデルのゆんころさんは、中学生の頃からファッション誌で観ていて大好きです。5年くらい前からトレーニングもされていて、『SSA』の審査員にもなっていますが、本当にキレイな身体をしています。容姿も好きですが、スタイルも含めて全体として理想像です。
――ボディメイクが自身のプラスになっているのはどういうところですか?
遠藤愛子さん 自分に自信がついたことが一番大きくて。幼少の頃から肌が全身ただれているほどのアトピーだったので、温泉に行くのも、人前で服を脱ぐのも、肌が出る服を着るのもいやだったのが、肌がキレイになって変わりました。
――生活にも変化がありましたか?
遠藤愛子さん ボディメイクを始める前は、お酒を飲みすぎたり、睡眠不足を続けていたり、自堕落な生活を送っていたのが、早寝早起きになって、運動して汗をかくことが習慣になり、日常のさまざまな面が変わりました。外見だけでなく内面も変わり、関わる人も変わっていきました。
――ボディメイクを続ける先の目標は?
遠藤愛子さん 自分の健康やスタイルのための自己満足ではあるのですが、トレーニングして筋肉をつけて、減量してスタイルを整えて、キレイになれたかの答え合わせをする通過点としてコンテストがあります。これからもコンテスト出場を続けていきたいと思います。
(文/武井保之 写真/片山よしお)