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コロナ禍での倒産、家なし貧困女子YouTuberの田舎一人暮らし、“やらせ”を疑われても…「心身を癒してくれた北海道に恩返ししたい」

水道凍結にストーブ燃料切れ…厳しい寒さの中でも心癒され「少しでも恩返しがしたい」

――貧困生活のなか、移住を考えたことが大きな転機になったと思いますが、なぜ移住を選んだのですか?

 「どこか遠くでやり直したいと思ったからです。漠然とですが、田舎でひっそりと暮らしたいと考えていたので、移住という選択肢が出てきたのかもしれません。今考えるとかなり無謀で、あのときは冷静に考えられなくなっていたのだなと思います」

――ご家族は健在なんですよね? 倒産、移住と大変なことがあったのに、ご家族を頼ろうとはしなかったのですか?

 「家族のことは好きでとても感謝していますが、心配や迷惑はかけたくなかったですし、『早く自立したい』『一人で生きていきたい』という思いがもともとかなり強かったので、家族に相談するという選択肢はありませんでした」

――地元の名古屋から北海道・鶴居村へと、大きな環境の変化があったと思います。田舎に暮らしてみて、いかがですか?

 「少しずつ、心が穏やかになっていくのを感じました。撮影・編集・庭仕事・アルバイトなど、毎日時間に追われているとき、お庭に集まる鳥たちやリビングに差す柔らかな日差しがふっと心を温めてくれます」
――とはいえ、大自然に囲まれた田舎暮らしは大変なことも多いのでは?

 「水道の凍結、灯油ストーブの燃料切れ、雪道など、こちらに来てすぐに冬の北海道の洗礼を受けました。我が家のリビングには大きな灯油ストーブが鎮座しているのですが、寒い冬の夕べに急に燃料切れでつかなくなったときには泣きそうになりました。でも、燃料満タンでお腹いっぱいのときはとても頼もしいストーブ。スープやカツゲン(北海道のソウルドリンク)を温めてくれたり、干し肉や鮭とばの乾燥に役立ってくれたりと、田舎暮らしに楽しみをもたらしてくれます」

――自然の厳しさとともに、素晴らしさを感じることも多いでしょうね。

 「よく晴れた日の夜、外に出て空を見上げると、冷たく澄んだ空に浮かぶ煌く無数の星たちを独り占めできるのは、田舎暮らしの特権です。夏の鶴居村は、午前3時頃から鳥がさえずり、辺りが明るくなってくるのには驚きました。逆に冬は午後3時には夕焼けが広がり、少し寂しい気持ちになります」

――ほかに、鶴居村で暮らしていて特に印象に残っていることはありますか?

 「こちらに来て間もない仮住まいの頃、夕方、鶴が飛来しているのを見つけました。北海道に来て初めて出会った生き物が鶴だったことから鶴居村に住むことを決めたので、『えっ、鶴!』と慌ててカメラを向けたのはかなり印象に残っています」

――今後、北海道や鶴居村に恩返しをしたいと考えているそうですね。そのためにやっていきたいことはありますか?

 「あたたかく迎え入れてくれて、心身ともに癒し元気にしてくれた北海道には感謝しかありません。視聴者様から、私が撮影した風景を見て北海道旅行に行ってきましたというコメントをいただくようになりました。私の動画が北海道の観光が盛り上がるきっかけのひとつになれるよう今後とも精進します。また、少しでも恩返しできればと、今いろんなことを計画中なので、ぜひ動画やコミュニティをチェックしてくださると嬉しいです」

――では最後に、視聴者や読者に伝えたいメッセージをお願いします。

 「このチャンネルが、皆様の日常にほんの少しの幸せを添えることができたら私も幸せです。私の目を通した世界をこれからも皆様と共有できますように」

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