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『Girls Planet 999』6〜8話振り返り 川口ゆりな×シェン・シャオティン“2強”一騎打ち再び、坂本舞白が3位に躍進 【ガルプラ Vol.2】

この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
⇒この記事をオリジナルページで読む(10月8日掲載)

(C)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

グローバルガールズグループでデビューを目指すオーディションプロジェクト『Girls Planet 999:少女祭典』(通称ガルプラ/全12話)。日本、韓国、中国から33人ずつ計99人が参加したサバイバルも第8話までに実力者たちが相次いで脱落し、27人にまで絞られました。【ガルプラ Vol.2】では参加者たちがラップメイキング、振付、編曲、ステージ演出に参加し、個人の強みをアピールした「コンビネーションミッション」を振り返り、いよいよ見えてきたデビュー候補者たちと、惜しくも脱落した実力者たちの奮闘ぶりを紹介します。

※敬称略

「コンビネーションミッション」開始 半数の27人が脱落へ

生き残りをかけた2つ目のミッション「コンビネーションミッション」が第6話からスタート。前回までの「コネクトミッション」で参加者99人のうち45人が脱落し、K(韓国)・C(中国)・J(日本)グループ各18人、計54人が新たなミッションに挑みます。
生存・脱落の運命をともにした3人1組の「セル」は解体され、投票数もリセット。「セル投票」「個人投票」と2種類あった視聴者投票も、今回からは個人投票(K・C・J各グループ3人、計9人)に一本化されます。このミッションでは、各グループ1〜8位までが生き残り、9〜18位の計30人が脱落。今回もマスターの評価による「プラネットパス」で各グループから1人ずつ復活させることができるため、27人が生存、27人が脱落となります。
「コンビネーションミッション」は、個人の強みをテストするもの。課題曲は、3人グループ(6組)、6人グループ(3組)、9人グループ(2組)ごとに「ボーカル」「ダンス」「ラップ」をテーマにした楽曲が用意され、参加者たちがラップメイキング、振付、編曲、ステージ演出に参加。「ボーカル」曲のステージはバンド生演奏で披露、「ダンス曲」は参加者が事前に録音した歌唱音源でパフォーマンスを披露します。
全11組のステージ終了後、マスターたちの評価によって各グループの勝者が決定。勝利チームには27万点のベネフィット(特典)が与えられ、チームの人数ごとに等分される(3人チームは1人9万点、6人チームは4万5000点、9人チームは3万点)ことから、3人組グループはライバルが多い代わりに、より多くのベネフィットを得ることができます。
参加者たちは、第1回生存者発表のセル順位上位から順に、それぞれ自身の得意分野と相性がいい課題曲を選んでいきます。ただし、3人曲はK・C・J各1人、6人曲は各2人、9人曲は各3人の定員が設けられています。
3人グループ課題曲
・2PM『My House』(ボーカル)
・SHOW ME THE MONEY 9『VVS』(ラップ)
・ウ・ウォンジェ『We Are』(ラップ)
・TAEYEON『All About You』(ボーカル)
・ITZY『Mafia In the morning』(ボーカル)
・Meghan Trainor『No Excuses』(ダンス)

6人グループ課題曲
・BTOB『Missing You』(ボーカル+ラップ)
・IU『My Sea』(ボーカル)
・イ・ソニ『Fate』(ダンス)

9人グループ課題曲
・BLACKPINK『Ice Cream(with Selena Gomez)』(ダンス)
・Little Mix『Salute』(ラップ)
セル順位1位のチェ・ユジン(K)とメイ(J)は『Fate』、ツァイ・ビーン(C)は『Salute』を選び、2位のソ・ヨンウン(K)は『My House』、シェン・シャオティン(C)は『Fate』、川口ゆりな(J)は『Missing You』を、3位のスー・ルイチー(C)は『Fate』、チョン・ジユン(K)は『My Sea』、江崎ひかる(J)は『No Excuses』を選択。4位のカン・イェソ(K)が『Fate』を選ぶと、6人枠のうち早くも5人が人気メンバーで埋まり、6人グループの別曲を選んだジユンは「終わった……」としゃがみこみ、川口も絶句します。
そして、ここでドラマが生まれました。イェソと同じくセル順位4位の坂本舞白(さかもと・ましろ、J)が、JYPエンターテインメント練習生時代にともにデビューを目指した仲間・ITZYの楽曲『Mafia In the morning』を選んだのです。「ダークな曲調なので新しい姿を見せられると思い、やってみたかったです」と語る姿に、SNS上では「舞白がマフィア選んだ」「ましろちゃんが自分からマフィア選んだのエモい」「ましろちゃんがマフィア選んだとき泣きそうになった」と感激する声が広がりました。

ここからはチームごとにパフォーマンスまでの過程を振り返ります。

3人グループ対決(6組)

愛され“まんちゃん”の才能覚醒:『We Are』【ラップ】
「夜明けの感性」チーム:
キム・ボラ(K)、ウェン・ヂャ(C)、永井愛実(J)
まずは今回初登場となったラップマスター、ウ・ウォンジェの楽曲『We Are』に「夜明けの感性」チームが挑みます。選曲の際、3人はそれぞれラップだけは避けたいと言っていたものの、セル下位だったキム・ボラと永井愛実は選択肢が限られ、ボラは前回のミッションで同じチームだった永井に「一緒にラップやる? 歌詞を書かないといけないけど、私が手伝ってあげる」と誘って『We Are』を選曲しました。前回プラネットパスで生き残ったウェン・ヂャも選択肢がなく、3人とも不安いっぱいで練習を始めました。
ひとまず韓国語で歌詞を書くことになったものの、ハードルの高さに戸惑う永井をボラが抱きしめて支え、ラップの練習も付きっきりで教えます。中間評価時には原曲アーティストのウォンジェの前で披露することになり、3人は緊張で硬直したものの、ウォンジェは「曲が進むにつれて、目を合わせて笑っていてよかったです」とほほえみます。
年上の2人から「まんちゃん」の愛称で呼ばれて溺愛され、才能を伸ばしてもらった永井は、本番では堂々たるステージを披露。マスターたちから「愛実、上手だった」「かわいいのにかっこいい」と評され、ウォンジェも「愛実さん、これからもラップを続けてほしいです。初めてラップを書いてこのレベルと成長スピードならもっとできます」と太鼓判。3人で仲良く肩を組んでステージを後にすると、永井は「また機会があれば2人のオンニ(お姉さん)と一緒にステージに立ちたいです」と支えてくれた2人に感謝しました。

「夜明けの感性」チームが披露した『We Are』

江崎ひかるが新境地を開拓:『No Excuses』【ダンス】
「Bling Cling Girls」チーム:
江崎ひかる(J)、キム・スヨン(K)、ヤン・ズーグァ(C)
視聴者投票3位の江崎ひかるは、ダンススキルをアピールすべく、3人グループのダンス曲『No Excuses』をチョイス。キム・スヨンとともに、振付未経験のヤン・ズーグァを引っ張り、試行錯誤しながら3人で振付を考えて臨みました。
中間評価ではダンスマスターが「面白くないわね」とバッサリ。ティファニーも「もう少し細かい動きを考えるべき。単にリズムに乗っている機械のようだった」と伝えます。また、マスターから「ひかるは起き上がるとき、いつもと同じ表情をしていた。この曲には合わない表情よ」と癖を指摘された江崎は「振りでいっぱいいっぱいで全然表情管理ができていない」と猛反省。3人は表情作りのためにアーティストのステージの映像を見て研究しました。
江崎は前回のミッションで見せた全身ブラックのクールな衣装とは対称的な、ポップでかわいらしいハーフツインにスウェット姿で登場。リハーサルではスヨンがタンブリングの着地に失敗し、追い込まれて本番に臨んだ3人でしたが、パワフルかつポップなステージでミスなくやりきり、マスターたちは「プライドを見せたね」と歓声を上げました。
ティファニーは「ダンス動画を見たとき、『真似したい』と思わせること、これが一番重要です。今のステージを見て、私も一緒に踊りたくなったわ」と称賛。スヨンが感極まって背中を向けて泣くと、ソンミは「スヨンが一番上手だった」と称えました。

「Bling Cling Girls」チームの『No Excuses』

テティソのライバル誕生!?:『All About You』【ボーカル】
「Girl's Poem」チーム:
チェ・イェヨン(K)、ファン・シンチャオ(C)、櫻井美羽(J)
『All About You』は、プラネットマスター(MC)のヨ・ジングがシンガー・ソングライターのIUとW主演した韓国ドラマ『ホテルデルーナ』(2019年)の挿入歌で、K-POPマスターのティファニー(少女時代)の盟友でもあるテヨンの楽曲。ジングは「僕はこの歌を聴くと、いつも昔に戻ります」と思い入れたっぷりに曲紹介します。
中間評価とリハーサルではともに、櫻井美羽とファン・シンチャオが歌唱ミスをし、さらに集中力が途切れたシンチャオが笑ってしまうことをマスターたちに注意されていました。前回の視聴者投票の個人順位でKグループ13位だったリーダーのチェ・イェヨンは、このままでは生き残れないと危機感を募らせ、2人に発音とハーモニーを教え込みます。
本番では歌いだしのイェヨンの美声に控え室の参加者やティファニーもうっとり。3人の美しいハーモニーにハンビョルは何度もうなずき、ジングは「このステージを見て、2019年夏に戻りました」と余韻にひたります。ソンミが「1つのグループのようでした。“テティソ”(少女時代のテヨン、ティファニー、ソヒョンのユニット)のライバルだわ」と語ると、本家のティファニーも笑顔を見せます。
ハンビョルは「僕は個人的に、デビュー組のメインボーカルを見た気がします。イェヨンさんがこんなに歌が上手だということを知りませんでした。ずっと鳥肌が立ちっぱなしでした。絶賛に絶賛を重ねたいと思います」と賛辞が止まらず。櫻井とシンチャオもうなずき、イェヨンは感極まって涙しました。

「Girl's Poem」チームの『All About You』

坂本舞白が“盟友”ITZY曲に挑戦:『Mafia In the Morning』【ボーカル】
「マジヤ」チーム:
坂本舞白(J)、ホ・ジウォン(K)、フー・ヤーニン(C)
坂本舞白があえてITZY曲を選んだことで反響を呼んだ『Mafia In the Morning』を、フー・ヤーニンとホ・ジウォンが選択しました。ヤーニンは初回放送でチェ・ユジンを挑発した印象が強いことから、坂本は様子をうかがいながらリーダー決めを提案。すると、前回のミッションでは最年長だからと即座に立候補したヤーニンが「舞白がやったらいいと思う。あなたを信じてる」と推薦し、ジウォンも同調します。
前回、強引なリーダーぶりで『The Eve』チームを勝利に導けなかったヤーニンは、『FIESTA』1班のリーダーとして結果を出した坂本を信頼。「平和に進むように努力するタイプ」と自己分析する坂本は、積極的に意見を言う2人のアイデアを取り入れながら話をまとめます。
キリングパートも坂本が担当することに。前回のミッションではジウォンが、キリングパートのみならず目立つパートに片っ端から立候補していたことから、中間発表時に驚いたマスターたちが「3人とも意欲的だけど2人が譲ったんだね。どうやって決めたの?」と質問。ジウォンは「私は名乗り出なかったんです。この曲の雰囲気にはお姉さん2人がよく合っていたので、それを生かせば勝てると思いました」と答え、マスターたちは「頭を使ったのね」「賢い子たちが集まってるわ」と笑顔を見せます。
3人は「同じ悪い男にたぶらかされた3人の女性の復讐物語」というコンセプトを固め、ボーカルポジション曲ではあるものの、「全員歌もダンスもできると証明できるチャンス」とダンスも取り入れました。中間評価では「もう少し悪女な感じが必要」「舞白とジウォンは、なんだかんだ悪い男とよりを戻しそうだ」と指摘され、3人は苦笑い。褒められたコンセプトを生かすために「女優になりきろう」と話し合い、演技に力を入れました。
かわいらしさを打ち破れるかがテーマとなった本番。冒頭の1人ずつのアップの表情から控え室は大歓声に包まれ、中でも坂本は、これまで見せてきた柔和でかわいらしい雰囲気から一変、大人の魅力を存分に発揮します。自信に満ちたパワフルなステージにノリノリで観ていたマスターたちも拍手を送りました。
肝心のボーカルも演技によって表現力が増幅され、ハンビョルは「パフォーマンスとボーカル、両方とも逃す可能性もありました。どちらも捕まえました。すごく上手でした」と3人を絶賛。ティファニーからは「コンセプトが何よりもすばらしかった。皆さんの独創性やストーリー性を生かし、完璧なステージでした」とチームワークを称えられ、ジウォンは坂本を抱きしめ、ヤーニンは坂本の頭をなでて労いました。

「マジヤ」チームの『Mafia In the Morning』

嘉味元琴音が“分量格差”を訴える:『VVS』【ラップ】
「V V Yes」チーム:
嘉味元琴音(J)、イ・チェユン(K)、リャン・ジャオ(C)
リーダー決め、パート分け、練習方法と、リャン・ジャオが我が道を突き進み、嘉味元琴音とイ・チェユンとの意思疎通が図れずに大苦戦。中間評価ではラップとは別モノのパフォーマンスとなり、マスターから「こういうふうにやるならステージに立つべきではないわ」と路線の修正を求められます。3人は練習を重ねるものの、まずは個人練習をしたいジャオと、3人で合わせながら練習をしたい嘉味元、チェユンの考え方が噛み合わず、ついにはチェユンが泣いてしまうことに。江崎、スヨン、ズーグァのチームが寄り添って話し合います。
リハーサルでも音程が改善されず、マスターたちが「悲惨ですね……」と言葉を失うなかで迎えた本番。嘉味元が「結局、私の分量ってどこいったん?」「みんな知らない私の存在を」「このまま帰るのは物足りない」と放送の分量のなさをラップで訴えて一矢報いると、マスターたちが目を見張り、控え室は大盛り上がりを見せました。
ウォンジェは「正直に言うと、上手なステージではなかったです。実力不足と言わざるを得ません。でも、観ていて楽しかったです。もっと磨けばうまくなります」と評価しました。嘉味元が「足りない部分が多いリーダーで、本当に申し訳ない」と反省する一方、ジャオは「ステージを支配しました」と胸を張り、キャラ全開でステージを終えました。

「V V Yes」チームの『VVS』

ソ・ヨンウンが歌でも才能爆発:『My house』【ボーカル】
「Dream High」チーム:
ワン・ヤーラ(C)、ソ・ヨンウン(K)、桑原彩菜(J)
7年以上音楽を学んできたというワン・ヤーラが積極的にリーダーに立候補。「この曲をプロデュースしたい」とハモリを取り入れたものの、本人の音程が不安定で何度合わせてもうまくいきません。中間評価前日、ソ・ヨンウンが「このハモリを止めよう」と提案したものの、ヤーラが跳ねのけたことで、ハーモニーにもチームワークにも不協和音が生じます。
中間評価では、ヨンウンが「歌がうますぎてびっくり」「踊ってる姿ばかり見てきたけど、歌っている姿もとても魅力的」とマスターたちから絶賛を浴びた一方で、ヤーラは「リズム感がない。しかもハモリが不協和音だ。“なぜここでハモリを?”と思う場面が多かった。かなり残念」と辛口評価を受けます。3人チームの最上位がヨンウン、最下位がヤーラと明暗がくっきり分かれてしまいました。
間に挟まれた形の桑原は「練習時間が短かったのもあるんだけど、他のチームは仕上げてきているし、ヨンウンは自分のパートをしっかり仕上げてくれていたので、私が上手にできていなかったのは申し訳ないですし、ヨンウンよりもっともっと練習します」と2人が衝突しないように気遣って発言します。この言葉を受けてヤーラは「今日、私たちだけ一番できていなかった。リーダーとして本当にごめんね」と泣きながら頭を下げました。
本番ではパンツスタイルの3人がスタンドマイクを使いながらセクシーに『My house』をパフォーマンス。16歳のヨンウンの流し目とウインクの色気に控え室は絶叫に包まれます。ソンミは「ヨンウンさんは歌声がすごくすてき。本当に魅力的です」とホレボレし、ダンスマスターは桑原に対し「僕は彩菜さんが最高だと思いました」、ティファニーも「J(日本)グループの末っ子は一体どこへ行ったの?というくらい、末っ子らしさを一掃して本当に上手やってくれました」と絶賛しました。
ティファニーはヤーラに対しても「チームワークがよくなっていて、リーダーの役割をうまく果たせたようですね。褒めてあげたいです」とにっこり。ヤーラは「ヨンウンのおかげです。本当に感謝しています」といってヨンウンと抱き合いました。

「Dream High」チームの『My house』

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