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「他人によく思われたい」こじらせた“営業スマイル”への疲弊、話題のマンガ描く作者の思いとは?

“素の自分は求められていない”思い込みから交友関係がどんどん狭まり…“営業スマイル人間”の葛藤と伝えたい想い

――営業スマイルと素のギャップのせいで、褒められても“作った自分”だと素直に受け取れない主人公ですが、“営業スマイル”をしてしまう人たちが抱える葛藤とは?

makoさん貼りつけた仮面が完璧で上手な人ほど、オフとのギャップが半端ないのかなと思うので、素の自分は求められてないんだって、どんどん思い込んでいっちゃうことでしょうか。主人公たちは、それでどんどん交友関係が狭くなり、素を見せられる相手がほとんどいないです。知り合いはいっぱいいるけど…って感じですね。

――そんな主人公に、同僚・戸田健也が「がんばっているのは本当だ」と営業スマイルを好意的に捉えるシーンが印象的です。この作品を通して、主人公のようについ“営業スマイル”をしてしまう人に伝えたいメッセージを教えてください。

makoさん営業スマイルって、決して悪いことではないと思います! たまたま入ったお店の店員さんが気持ちのいい笑顔をしてくれたら嬉しいし、「私も最大限いい客としてこのお店を利用させていただきます!」ってなります。誰かにいい印象を与えている時点でがんばっていると思うので、戸田の言葉はそんな人たちに作品を通して掛けてあげたい言葉です。

――makoさんはこれまでにも、さまざまなカップルの胸キュンストーリーを投稿しています。“営業スマイル”男女同士だからこその胸キュンポイントを教えてください。

makoさん素をさらせる者同士の、お互いにしか見せない、見せられない顔を軸に、これからも胸キュンポイントをどんどこ突いていきたいと思います。

――最後に、読者へのメッセージをお願いします。

makoさん担当編集さんがこの作品に“現代(いま)を生きるあなたに贈りたい”ってキャッチコピーつけてくれました。そんな風に、たったひとつのセリフでもシーンでもいいので、読んでくれた人の心に何かしら響くといいなと思って描いています。そして、キャラたちを見て、関係性を楽しんだり萌えてくれたりしたらめちゃくちゃ喜びます。それはもう幸せです。これからも頑張って参りますので、“営業スマイル”人間たちの物語を追ってあげてください!
『営業スマイル男女』/mako(外部サイト)
『LINEマンガ』にて毎週月曜日に連載中。

「他人によく思われたい」そんな気持ちをこじらせた“営業スマイル人間”の飯塚まりか(25)は、最近転任してきたデキる営業マン・戸田さんがなんか苦手で……?Twitterでも大反響な『営業スマイル男女』がLINEマンガで連載スタート!

■漫画の続きはコチラから 『営業スマイル男女』(外部サイト)

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