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手島優、“崖っぷちキャラ”への葛藤「でも、私が笑われることで幸せになる人がいる」

 抜群のプロポーションを武器にグラビア界をけん引し、バラエティ番組でも活躍してきた手島優。グラビア界で名を馳せながら、バラエティ番組のぶっちゃけトークでは「男運がない」「事務所のお荷物」などとイジられ、“崖っぷちキャラ”として、芸人顔負けの体当たりで存在感を放ってきた。しかし今年6月に、『ロンドンハーツ』で彼氏ができたことを報告。40歳を前にした心境の変化と、これまでの葛藤から得た新たな思いとは?

周囲との“差別化”で過激になる衣装「今思うと大人に騙された感ある(笑)」

――芸能界に入られたのは、グラビアがきっかけだったのですか?
手島優いえ、10歳くらいから劇団に入ってレッスンに通ってました。ずっと女優さんになりたかったんですけど、オーディションやレッスン、エキストラのお仕事が続く日々。そんなある時、「グラビアで有名になった方が早いよ」って言われたんです。私が21歳ぐらいの頃はちょうど巨乳ブームだったし、下積みが長すぎたので「有名になれるんだったらやります!」って(笑)。水泳を13年間やっていたこともあって、水着になることにもそんなに抵抗がなかったんですよね。

――グラビアを始めた頃は、どんなことを感じていましたか?
手島優水着になっても、簡単に売れるものじゃないんだなって(笑)。雑誌でも常に2〜3番手みたいな感じで、表紙はやらせてもらえなかったです。私みたいなキツネ顔の巨乳が表に出るには、もっと露出を増やさないとって言われて、どんどん周りがやっていないような過激な衣装に挑戦しました。今思うと、周りの大人に騙された感はあります(笑)。

――そうなっていくことに対して、葛藤はなかったですか?
手島優めちゃめちゃ悩みましたよ! 聞いていたのと違った衣装が出てくるのが普通だったし、どんどん“布”がなくなっていっちゃうので(笑)。自分のイメージしていたグラビア像でも女優像でもなかったので、私どうなるんだろう…って悩みました。だからその当時の写真は、けっこう鋭い目つきをしてると思います(笑)。

――その悩みがふっきれたきっかけは?
手島優やり続けたことによって、ファンの方がついてくれたことですね。過激な衣装を着た『週刊ヤングジャンプ』の読者投票で1位をいただいてから注目されて、いろいろな雑誌の表紙をやらせてもらえるようになった。そうやって知ってくれる方が増えたことで、グラビアを軸にしてもいいのかな、今度はグラビアでトップを獲りたいなって思うようになりました。目つきもやわらかくなったと思います(笑)。

「絶対に爪痕を残したい」必死にバラエティを勉強しつかんだ現在地

――グラビアで人気を獲得したあと、バラエティで徐々に存在感を示していきます。あけすけに自らをぶっちゃける体当たりな姿勢が代名詞ですが、最初からそういうキャラで出られたんですか?
手島優いえいえ、出始めの頃は、アイドルぶってキレイな話ばかりしていたんです。でもある時、最初の自己紹介以外、コメントが一切使われなかったことがあって。マネージャーさんに「出てなかったじゃん」って言われて。

――それは厳しいバラエティの洗礼ですね。でもそこから意識が変わった?
手島優そうですね。絶対に爪痕を残したいと思っていたので、グラビアの時と同じように周りの人とキャラをかぶらないように心がけました。同じようなコメントをしてしまうと、使ってもらえないから必死でした。だから、オンエアもめっちゃ観ましたし、毎日がオーディションのような感覚でずっと緊張していましたね。

――そんなご自身にとって、転機になるような番組はありましたか?
手島優『ゴッドタン』と『ロンドンハーツ』ですね。

――どちらも、バラエティでの手島さんの立ち位置を確立したと言っても過言ではない番組ですね。それぞれ、どのような影響を受けたのですか?
手島優「台本通りじゃなくて、そのままのキャラクターでやっていいよ」って、初めて言ってもらったのが『ゴッドタン』でした。台本などで、型にハメられると何もできなくなってしまうので、私にはそのほうが合っていたのかもしれません。
 『ロンドンハーツ』では、そこそこグラビアで名を馳せたはずなのに、芸人さんみたいな感じでオチに使われて(笑)。“幸が薄い”とか、“男運がない”とか、ネガティブなイメージを付けられたんですけど、それがきっかけでいろいろな番組にも呼んでもらえるようになりました。

――『ロンドンハーツ』では、格付けで最下位になったりと、かなりインパクトが大きかった印象があります(笑)。
手島優そうですね。でも毎回ズタボロになって本番が終わった後に落ち込むんです。でも、「それで覚えてくれる人がいるからいい」って思うようになりました。それに、みんな人の不幸って好きじゃないですか?(笑)

――さらけ出していこうという思いに変わったのでしょうか?
手島優はい。本音で過去の恋愛話をしたり、みんなが避けているであろう下ネタの話をしたりと、ぶっちゃけるようになりました。笑われたもの勝ちじゃないけど、笑われることで幸せになってくれる人がいるんだなって気づいたんですよね。

40歳を目前に考えた現実「結局、“手島優”を演じるのが一番いいんだなって」

――グラビアの時同様、他の人がやらない“スキマ”を自分で見つけて、しっかりと存在感を示した。だからこそ今の立ち位置があるような気がします。
手島優言われてみれば、そうかもしれないですね。私はずっとスタイルも容姿も全てにおいて自分に自信がないんです。でも芸能人ってみんな容姿端麗ですごいじゃないですか。だから、そこじゃない道でがんばらないと、生き残っていけないと思って頑張っています。

――もともとやりたかった女優業への思いは変化しましたか?
手島優イメージがついてしまったので、それを覆せるほどの役を演じられないなって思います。私が急に真面目で純粋な役をやっても誰も頭に入ってこないと思うし、笑っちゃうと思う。だから私は、手島優を演じるのが一番いいんだなって。出る枠は違うけど、私ずっと女優してるじゃんって、どこか思えたんですよね。

――今年6月には彼氏の存在を明かされました。今までの“幸薄いキャラ”とは180度違う自分を見せることに不安はなかったですか?
手島優めちゃくちゃ不安でしたし、これからも不安です(笑)。でも、応援してくれているファンの方たちに隠し続けるのはつらいなって。傷つけてしまうかもと思ったけど、写真週刊誌とかに撮られるより、本人から伝えたほうがいいかなと思ったんですよね。

――来年40歳を迎えるというところでの心境の変化も、新たな自分を見せる一助になったのでしょうか?
手島優年齢というより、コロナ禍ですね。前は仕事が一番で、プライベートはそんなに大事じゃなかったというか。もちろん今も仕事は大事なんですけど、もう少し自分も大事にして、愛してあげてもいいかなと思えるようになりました。コロナ禍で仕事がなくなった時期に、自分を見つめ直せたことも大きかったです。

――自分を見つめ直して感じたのはどんなことでしたか?
手島優コロナ禍でも変わらずにコンスタントに番組に出ている若い子たちを観て、今まで同じステージで戦ってると思っていた自分が恥ずかしいな、ヤバいなって感じたんです。「私、ちゃんと年を重ねてるじゃん」って冷静に分析して、私も次のステージを目指さないといけないと思いました。

――次のステージ?
手島優安定した存在になれる手島優になりたい。いてくれるだけでおもしろいと思ってもらえたらうれしいですね。具体的には、昼間の帯のレギュラー番組に出たいです。でも、頭が悪いからコメントはできない(笑)。リアクションなら全力でがんばれるので、リアクターとしてぜひ使っていただけたらうれしいですね。

――グラビアも次のステージに?
手島優うーん、「ありのままのおばさんの体もいいよ」って思ってもらえるグラビアをやってみたいです。巨乳の人ってずっと巨乳だと思われがちですけど、そうじゃないですから。(キャッチフレーズだった)“愛がいっぱいIカップ”とか、もう嘘っぱちです(笑)。でも、そういうリアルな体もいいと思う! これからは飾らずに出していけたらと思います。

取材・文/辻内史佳
■YouTube「矢口真里と手島優のやぐてじチャンネル」
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