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(更新: ORICON NEWS

芸能生活16年、30歳になった前田敦子 俳優として母として「隠しているものはなにもない」

前田敦子

「フライングゲット」以来の縁、堤監督は“親戚のおじちゃん”

――『死神さん』でも、堤監督とのつながりが生きたわけですね。

前田敦子 そうですね。堤監督は何て言うんだろう…もう本当に、”親戚のおじちゃん”みたいな感じ(笑)。今回も、台本をもとにしてその場その場でポンポンとアイディアを出されて、「語尾を変えて下さい」「このときはこういう動きをしてください」「こういう表情をしてください」「はい、じゃあ用意スタート!」みたいな。毎回、何か1つ“案”をポンと投げてくれるんです。一瞬、「え?」と戸惑うけれど、やらなきゃ!と思って頑張る。そういう積み重ねです。

――でも、それで意外な、新たな前田さんの表情や魅力、お芝居が引き出される。

前田敦子 監督も、それを狙っているんだと思います。私が演じるメイちゃんが、なにか変なことを言っていたら、それは監督の指示。狙っていかない感じのオヤジギャグみたいな…(笑)。演じる方も見る方も、ギャグに関しては唐突なぐらいがちょうどいいと思います。

――その南川メイという役柄には、どんな印象を持ちましたか?

前田敦子 変わっていますね、すごく(笑)。儀藤さんのパシりでもあるし、物語の説明係でもあるし。あまり物語に絡んでこなくて、突然コーナー的にポンと出番があります(笑)。儀藤さんのことは大好きなんだと思いますが、かと言って噛み合わない感じが私はすごく好きです。

――演技指導以外、監督とはどんなお話を?

前田敦子 それが、昔から変わらず、本当に全然関係ない話ばかりされるんですよ(笑)。でも、私もそういう関係がすごく好き。現場も楽しくて、『死神さん』は私にとってご褒美のようなお仕事になりました。

前田敦子

――それは確かに“親戚のおじちゃん”ですね(笑)。そんないい雰囲気の現場から生まれるドラマの見どころを教えてください。

前田敦子 新しいジャンルのドラマで、さまざまなものが作中に散りばめられているから、きっと1回観るだけでは回収できないと思うんです。何度も見て、答え合わせをしていただける作品になっていると思います。

――前田さん自身の今後の展開は?

前田敦子 私自身は、来年に向けて準備をしている段階ですね。来年はスクリーンでお会いする機会がたくさんありそうなのも楽しみです。

――期待しています。インスタなどを見ても、すごく自由に、楽しそうに活動しているのが伝わってきます。

前田敦子 ホントですか?(笑)。自分自身が昔と変わったかというと、そうでもないのですが、「自由でいいね」「そういうのっていいね」と言われる存在になっていけたら、うれしく思います。

(写真:田中達晃/Pash 文:衣輪晋一)

Huluオリジナル「死神さん」

Huluで毎週金曜、1エピソードずつ配信中(全6話)各話約50分

【出演】田中圭 前田敦子
ゲスト:小手伸也 蓮佛美沙子 りんたろー。 長谷川京子 竹中直人 他
【原作】大倉崇裕「死神さん」(幻冬舎文庫)
【演出】堤幸彦(第壱話・第弐話・最終話)、藤原知之(第参話・第肆話)、稲留武(第伍話)
【主題歌】「浮世小路のblues」宮本浩次(ユニバーサル シグマ)

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(C)HJホールディングス

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