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Kis-My-Ft2、デビュー10周年の足跡をたどる 記録と記憶に残るグループの歴史【前編】

 2011年8月10日にCDデビューを飾り、きょうで丸10周年を迎えたKis-My-Ft2。バラエティー番組では果敢に体を張り、ドラマ、映画、舞台では役者として、そして5大ドームツアーも成し遂げるアーティストとして。絶妙なバランスを保ちながら、そしてそれそれが個性を磨き続けながら、7人は可能性を模索し続けてきた。まさに“開拓者”たちでもある。ORICON NEWSでは勝手に(!?)彼らのアニバーサリーをお祝いすべく、キスマイが歩んだこれまでの歴史と魅力をひもとく特集を公開。前編となる今回はグループ全体の足跡をたどりたい。

デビュー直後に打ち立てた“伝説” カッコ悪さも味方に変える

 『Kis-My-Ft2』は、2005年7月26日に北山宏光(KI)、千賀健永(S)、宮田俊哉(M)、横尾渉(Y)、藤ヶ谷太輔(F)、玉森裕太(T)、二階堂高嗣(2)と、メンバーそれぞれの頭文字からとったネーミングで結成。6年にもおよぶジャニーズJr.時代から全国ツアーを行うなど人気は盤石で、2011年2月12日のコンサートツアー最終日公演にて、ファンの前でサプライズ演出によるデビュー発表が行われた。

 そして、8月10日に満を持してエイベックスより「Everybody Go」を発売。「この時代のチャンピオンさぁ、つかめNo.1」と歌い上げながらローラースケートでさっそうと駆け抜ける。まさに新たな時代の幕明けを宣言するかのようなデビュー曲をひっさげ、そのわずか18日後には、東京ドーム公演『Kis-My-Ft2 Debut Tour 2011 Everybody Go to TOKYO DOME』を開催するという“伝説”も打ち立てた。

 同年からは冠ラジオレギュラー番組『Kis-My-Ft2 キスマイRadio』(文化放送)、2012年からはテレビでも冠レギュラー番組『濱キス』(テレビ朝日系)がスタート。なお、同局深夜枠として『濱キス』以降も、『キス濱ラーニング』、『キス濱テレビ』『OLくらぶ』『キスマイGAME』『キスマイ魔ジック』『キスマイレージ』、そして現在、毎週月曜の午後8時から放送されている『10万円でできるかな』まで、形を変えつつも、レギュラーを約10年つないできた。


 バラエティーでの活躍はこれのみにとどまらず、2013年にはフジテレビ系冠番組『キスマイBUSAIKU!?』(現『キスマイ超BUSAIKU!?』)が全国放送開始。「カッコいいオフィスキスの仕方」や「カッコイイ看病の仕方」など自分のカッコよさが最も出る瞬間をテーマにメンバー全員が本気で“カッコいい”と思うシーンを考案・演技してアピールする内容が反響を呼び、カッコイイだけじゃなく“カッコ悪さ”さえも味方に変えて、こちらも現在まで継続する人気番組に成長させた。

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