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おいでやすこが、“ピン芸”が漫才で認められた戸惑いも「僕のピン芸人人生ってなんやったんや」
正式なコンビを組まない理由とは「息を合わせないから僕らの漫才は成立している」
「正直な話、息を合わせないから僕らの漫才は成立しているんです。それがピン芸人とピン芸人である僕らの色だし、強み。交わって息が合うと色を消してしまうので、今後も交わる必要はないと思っています。仲良くならない方がいいんじゃないですかね(笑)」(おいでやす小田)
おいでやすこがとしては’19年からライブ出演や、YouTubeチャンネルでコントを配信。ブレイクを果たし、さらなる活躍が期待されている今、最後においでやすこがとしての野望を聞いてみた。
「地方でもいいから自分たちの冠番組を持ちたいなという憧れはありますね」(こがけん)
「おいでやすこがでキングオブコントに出場したいです。2005年くらいからユニット組んで、エントリー用紙は送ってたんですけど、ピン芸人の即席ユニットの出場は不可らしくて全部はじき返されましたね。でも我々はYouTubeで約1年活動している実績もありますし、いけるんじゃないかと思ってます」(おいでやす小田)
「今後、ピン芸人ユニットがM-1の決勝に出たら、第2のおいでやすこがって言われるでしょうからね。そういうふうに僕らが出てきたことで何かが変わっていけばいいなって思います」(おいでやす小田)
初の決勝に進出したピン芸人ユニットとして、間違いなくM-1の歴史を変えたおいでやすこが。ピン芸人同士のユニットというスタイルを貫き、新しいお笑い芸人の形を世に示した2人が、キングオブコントでも新たな歴史を作る日も近いのではないだろうか。
(取材・文/河上いつ子)