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ウェブ発漫画『SPY×FAMILY』が100万部突破…『少年ジャンプ+』編集部に聞くヒットのワケ
ヒット作が生まれたメディアには多くの新人作家が集まる
ヒットが生まれた媒体には、多くの新人作家が集まってくる。するとまた新たな良質な作品が生まれる。そういったサイクルを機能させ続けているのが『週刊少年ジャンプ』ですが、『少年ジャンプ+』でもいよいよそのサイクルが回り出したと感じています。ゆくゆくは『ONE PIECE』『鬼滅の刃』を超えるヒット漫画をここから生み出したいですね」(細野氏)
『少年ジャンプ+』創設から6年。『SPY×FAMILY』をはじめ、『地獄楽』(賀来ゆうじ/集英社)、『終末のハーレム』(LINK/宵野コタロー/集英社)などの話題作を次々と輩出し、昨年12月に単行本1巻が発売された『怪獣8号』(松本直也/集英社)も27.8万部を売り上げる【※】ヒット作となるなど、“『少年ジャンプ+』発”の作品が注目を集めている2021年。細野編集長が掲げる『ONE PIECE』『鬼滅の刃』を超えるヒット作の誕生を期待して、注視していきたい。
【※】2021/1/11付現在<オリコン調べ>
取材・文/児玉澄子