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なんていい香り…少女漫画雑誌の思い出に反響、実録漫画作者語る『ちゃお』がもたらした“ときめき”
いつもドキドキワクワクを与えてくれた『ちゃお』が大好きだった
【メゾピアノの香水のおもいで】
? エンドレス?バブ (@nashinokaoripun) November 13, 2020
とても懐かしいちゃおの香り pic.twitter.com/eDDzeqfFPe
【エンドレスバブ】あの頃少女だった皆さんと大きな同窓会ができたようでとても感動しました。本当にたくさんの方々が共感してくださり、暖かい気持ちを向けてくださって、とても嬉しいです。
――子どもの頃『ちゃお』はどんな影響を与えてくれるものでしたか?
【エンドレスバブ】毎号、キラキラで夢いっぱいの連載漫画、心ときめく可愛い付録に出会い「女の子に生まれてよかった!楽しい!」と感じていました。恋愛の教科書でもあり「大きくなったら絶対に漫画のヒロインのような恋をして、オシャレもいっぱいして可愛くなるんだ!」と私の“元気の源”でした。実は小学5年生の時、『ちゃお』に漫画を投稿したことがあって、画材も適当で絵も話もめちゃくちゃだったのに、後日しっかりとした手書きの評価が返ってきて...。結果はボロボロだったので大号泣しましたが、今思うと「あんな酷い漫画に丁寧なアドバイスや評価をしてくれたちゃお編集部はすごいな…」と。
ーー香水の香りが誌面についていたのも、粋ですよね。
【エンドレスバブ】はい、買えなくても”憧れの気持ち”でドキドキして…。広告に香りがついていただけでも、素敵な思い出でした。いつもドキドキやワクワクを与えてくれた、“少女達の味方”な『ちゃお』が大好きです!
お気に入りのものに香りを吹きかけ大興奮、SNSでは友人の対応もやさしいと反響
【エンドレスバブ】絶対に手に入らない香水だと思っていたので夢のようで…。ドキドキしながらお気に入りのリストバンドに吹きかけた時「見本の紙より香りが濃い気がする!これが本物なんだ〜〜!!」と大興奮しました。自分の描いた絵と相手の大切な物を交換してもらうことができた感動で、その瞬間、将来は絶対に絵の仕事に就こうと決意しました。
――たくさんの反響がありましたが、当時のリアルなご友人たちとこのことで盛り上がったりはしたのでしょうか?
【エンドレスバブ】現在、残念ながら友人たちとは交流がなくなってしまっていて、今回こんなにバズったので、友人達からDMが来るのでは!? と期待していたのですが、まだありません。漫画のその後の話になりますが、香水の一件でゆめのちゃんと私たち3人は距離が縮まり、たまに一緒に帰ったり、漫画の貸し借りをしたりしてました。ある日、体育で綱引きの練習をした時に、年季の入った縄がとても臭くて、手についたにおいがなかなか取れずしかめっ面をしていた私に、ピンクの紙石鹸をこっそりくれて...。「ゆめのちゃんはいつも大人だな〜」とすごくときめきました(笑)。 思い出した人は連絡ください! 待ってます!
――現在はどのような活動をされていますか?今後SNSではどのような発信をしていきたいですか?
【エンドレスバブ】本業は絵画の仕事をしているのですが、エンドレスバブとしての漫画・イラストは、皆さんに笑いや癒しをお届けできるようなものにしていきたいと思っています。日常のちょっと笑えるエピソードや、香水の漫画のような懐かしい思い出を中心に描きます。まだまだ漫画のストックがあるので、どれから仕上げようかとワクワクしています。