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ORICON NEWS
「大腸ガンのステージ4」余命宣告されたBL漫画家、それでも描き続ける理由「絶望するのはまだ早い」
5年生存率18%程度でも…「一冊の本にするまでは頑張ります」
【ひるなまさん】正直、私もまだかけるべき言葉はわかりません。ただ、ご家族やご友人と行き違いのないようたくさん話をし、また病院の医師・看護師・薬剤師の方々ともよく話をして、信頼関係を築くことをお勧めしたいです。一緒に、人生を楽しんで何とかやっていきましょう。
――今後の創作活動や生き方について、現在のお気持ちを教えてください。
【ひるなまさん】ガンになって、心底「漫画を描く腕を持っていて良かった」と思います。病床でも仕事をもらえることがどれほどありがたく、たくさんの方からの励ましやコメントがどれほどうれしいか。この生き甲斐は、私が前向きでいられる大きな要因です。これまでコメントやお手紙をくださったすべての方に、心からありがとうと言いたいです。
私の場合は5年生存率が18%程度で、術後の予後平均は30ヵ月、今は術後10ヶ月です。でもまぁ、数字は気にしても無駄だと考えて気楽に生きています。せめて本作連載を完結させ、一冊の本にするまでは頑張ります。編集さんも丁寧で誠実なお仕事をしてくださっていて、とてもありがたいです。どうか引き続き、あたたかく見守ってくださいますようお願いします。
COMICポラリスにて連載中
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