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コロナ禍で閉店…京都のバー店長の黒板格言に12万いいね!「マジでそう」共感集まる
緊急事態宣言で町から人が消えた…無職になって実感したことは
木賃ふくよしさん 今回のは自分の中でイマイチ面白くなかったので、「あれ? これがウケるの?」という感じです。
――この文章は、どのような思いから生まれたのでしょうか?
木賃ふくよしさん まぁ、無職になって時間が増えたはずなのに、いろんなことがなかなか進まないので。
――営んでいたバーが、コロナの影響で閉店したとのことですが…。
木賃ふくよしさん 緊急事態宣言が出た瞬間、町から人が消えました。100から3ぐらいの減り方です。それを見た時、とてもじゃないけど景気が無事なはずがない、と思いました。
――この黒板は、そのバーで使っていたものなんですか?
木賃ふくよしさん 店でも黒板が壊されたりといろいろありましたが、店で使用していたものをそのまま引き継いでます。
2ちゃんねる衰退以降、「毒を書ける場所」が必要に
木賃ふくよしさん 三年ぐらい前ですかね。
――最初に書こうと思った理由、またTwitterにアップしようと思った理由は?
木賃ふくよしさん 店をやっていて通行人の目にとまり、店主の方向性を表すにはちょうどいいかなーと。Twitterは、どうせ通行人に無作為に見せるのだから、ネットにあげても一緒かな、と。
――なるほど。閉店を発表してから、書く内容や反響に変化はありましたか?
木賃ふくよしさん ぶっちゃけ、読む人の99%以上がネットなので、環境的にはリアルの1%が損なわれただけで、ワタクシの心境の変化も1%ぐらいじゃないかと思います。
――なぜTwitterでバズっていると思いますか? 誰もが心の中で思っている、ちょっと後ろ向きなことを短い言葉で表現しているところがいいのかな、と思いましたが。
木賃ふくよしさん 基本的に掲示板2ちゃんねる(現5ちゃんねる)が衰退し、毒を書ける場所がTwitterに移ったのだと思ってます。そういう場所がいろんな人に必要で、ワタクシにも、共感する人にも合ってるんだと思います。