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『Nizi Project』発 NiziU誕生までの“評価”“努力の跡”を振り返る【Part 2後編】
⇒この記事をオリジナルページで読む(7月21日掲載)
※ネタバレを含みます
※年齢はすべて各審査当時です
◆ミッション3:チームバトル
・マヤチーム:マヤ(リーダー)、ミイヒ、ユナ、アカリ
・リマチーム:リマ(リーダー)、リオ、リリア、ニナ
・マコチーム:マコ(リーダー)、リク、マユカ、アヤカ、モモカ
イメージはそれぞれ、マヤチーム「感性的」、リマチーム「Young & Energetic」、マコチーム「準備が整っているエンターテイナー」。それぞれのチームの個性を活かすための猛練習が続きました。
サプライズレッスンで見せた“親心”
リマチームへのサプライズレッスンは14:25〜17:08
リオさんに対しては「ダンスはたくさんやってきたけど、歌の経験はかなり少ないので歌に対する自信が足りない」と指摘したうえで「2週間、曲をたくさん歌うことが重要」と練習量を増やして自信をつけることを提案。「リオさんに足りないところをニナさんがたくさん持っています。一緒に練習していたら自然といい影響を受けると思う」と進言しました。
マコチームへのサプライズレッスンは17:09〜18:44
マヤチームへのサプライズレッスンは18:45〜21:48
ファイナルステージ前最後のミッションスタート
【1番手】マヤチーム(マヤ、ミイヒ、ユナ、アカリ)
チーム名:IRIS
課題曲:『Feel Special』/TWICE
マヤチームのパフォーマンスは8:30〜22:30
一方、ミイヒさんに対しては「今までのパフォーマンスの中で一番残念でした」。予想外のコメントに、マヤチームのメンバーも控え室で見守っていた2チームも固まります。「ユナさんが持っていたすべての心配とストレスを、ミイヒさんが代わりに持ってあげたように見えます。まず歌声が出ていませんでした。歌も不安定でしたし、ダンスも縮こまっている感じでした。だから表情までも固まりました」と指摘。それでも「チーム全体の評価としては、美しくて感動的なパフォーマンスでした」とチームとしては高い評価を得ました。
舞台裏で4人は円になり、長いスランプから脱したユナさんは「もうちょっと私たちができていたら、ミイヒの負担を受けられたと思う」と、ミイヒさんのプレッシャーに気づいてあげられなかったことに対する申し訳なさを伝え、「J.Y. Parkさんは惜しかったと思ってるだけだと思うから、あんまりスランプにはまらないでほしい、本当に」とミイヒさんの心に切実に訴えかけました。
【2番手】マコチーム(マコ、リク、マユカ、アヤカ、モモカ)
チーム名:2K5
課題曲:『Heartbeat』/2PM
マコチームのパフォーマンスは9:27〜21:00
そして、サプライズレッスンの時に「『最高の私を見せてあげる』。そういう欲を持つことが必要」とアドバイスされたマユカさんが、ついに“覚醒”しました。曲に深く入り込み、人が変わったような表情でパフォーマンスするマユカさんに、「歌う時も踊る時も全部、自信にあふれていました。歌とダンスがパワフルでカラフルでした。マコさんは13人の中でトップクラスの実力ですが、マユカさんも負けていませんでした」と太鼓判を押しました。
一方、これまで絶賛続きだったリクさんに対しては「今までずっと成長してきた中で初めて少し立ち止まってしまった印象です。下手だったわけではありません。でも、今までずっと成長し続けてきたリクさんに対する期待値には少し及ばなかったです」と残念そう。
モモカさんには「ずっと同じ場所にいるように感じます。マユカさんとアヤカさんは2人とも、東京合宿の時実力はモモカさんより高くありませんでした。でも、この2人が成長していることはモモカさんから見ても感じられますよね? 僕は怒っているのではなくて本当にもどかしい」と胸の内を明かします。「とても優れた歌手、スターになれる素質があります。素質に恵まれているのに発揮できないのはとても残念」と歯がゆさを伝えました。
【3番手】リマチーム(リマ、リオ、リリア、ニナ)
チーム名:We bling
課題曲:『ICY』/ITZY
リマチームのパフォーマンスは0:30〜9:35
リオさんとは逆に、歌が得意でダンスが苦手なニナさんは「ダンスが本当にうまくなりました。隣の3人はダンスがとても上手です。この3人と一緒に踊って悪目立ちしていなかったというのは驚くべきことです」と褒められてうれし泣き。
リマさんに対しては「歌が本当に上手です。ラップ、ダンス、パフォーマンス、表情で自分を見せようとしているようですが、歌が本当に上手。それをリマさん自身に知っていてほしい。最高のレベルまでいけると思います」と気づきを与え、リリアさんには「今まで見たパフォーマンスの中で一番上手でした。可能性をたくさん見ることができました」と成長を喜びました。
チームバトルのチーム順位発表を前に、J.Y. Park氏は「まず全員が誇らしいと褒めてあげたいです」とねぎらったうえで、1位はトップバッターを務めた「IRIS」(マヤチーム)に決定。号泣するマヤさん、ユナさん、ミイヒさん、アカリさんの4人にキューブが授与され、2位は「We bling」(リマチーム)、3位は「2K5」(マコチーム)の結果となりました。
チームバトルのチーム順位発表は9:35〜13:05
韓国合宿初の脱落者に練習生たちが涙
2位は、ミッション2の8位から6ランクアップとなったリオさん。自己最高の順位となり、驚きでぼう然とします。3位には同じく11位から8ランクアップとなったマユカさんが入り、こちらも自己最高位。9位にはリリアさんが入り、韓国合宿初のキューブ獲得に号泣しました。一方、これまで上位の常連だったリクさんが10位。ミッション1で1位だったミイヒさんは11位まで順位を下げました。
チームバトルの個人順位発表は13:05〜23:57
1位 マコ(追加キューブ)
2位 リオ(追加キューブ)
3位 マユカ(追加キューブ)
4位 アカリ(キューブ)
5位 マヤ(キューブ)
6位 リマ(追加キューブ)
7位 ユナ(キューブ)
8位 ニナ(追加キューブ)
9位 リリア(追加キューブ)
10位 リク
11位 ミイヒ(キューブ)
12位 アヤカ
13位 モモカ
そして、ミッション2に続いて2回目の最下位となったモモカさんの脱落が決まってしまいました。J.Y. Park氏が「最下位に2回なったモモカさんは残念ですけど、ここまでです」と告げると、練習生たちは涙、涙……。モモカさんは静かにうなずきました。「ここで落ちたことを悲しく思わないで、ここまで来たことを誇らしく思って、この経験をもとにもっと頑張ってください」と激励されたモモカさんは涙をこらえ、1人ステージを降りました。
VTRで『Nizi Project』を振り返ったモモカさんは「韓国に来てから後悔ばかりで、今考えると本当になんで、ミッション1、ミッション2の時はあそこまで努力してなかった自分がいるんだろうと思うくらい」と悔やみつつも、「『Nizi Project』は私の人生を変えてくれた1つのストーリー、そういう記憶で一生残ると思います」と語りました。
こうして、デビューメンバーを決めるファイナルステージには12人が進出することが決定しました。