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『逃げ恥』『愛の不時着』…コロナ禍でラブストーリーへの枯渇感 いつの時代も愛される普遍的な恋愛物語に高まるニーズ

コロナ禍でドラマ制作にも変化 リモートによる“会わない”撮影の一般化も

 現在、新型コロナウイルス感染拡大後の新たな生活様式が社会全体で模索されるなか、ドラマ撮影のあり方も変わっていくと思われる。三密となるドラマ撮影の続行が不可能となった緊急事態宣言中には、リモート撮影による意欲的なドラマもいくつか放送された。

 NHK総合では『Living』や『今だから、新作ドラマ作ってみました』、『ホーム・ノット・アローン』。テレビ朝日は『家政夫のミタゾノ 特別編 〜今だから、新作つくらせて頂きました〜』など、どれも打ち合わせやリハーサル、本番収録も、直接会わずに実施する、これまでとは異なる手法で制作された。そこからは、1話あたりの尺は数分〜15分ほどとなるリモートドラマの新たなスタイルのフォーマットや、リモート撮影によるドラマへの視聴者側の慣れも生まれ始めている。

 “会わない”ドラマ制作が可能となったいま、従来とは異なる制作手法やクリエイティブ、そこから生み出されるシーンがこの先、続々と登場することだろう。遠距離恋愛や離れて住む家族や友人とのシチュエーションでは、リモートシーンが一般化することも予想される。また、合コンなど男女の出会いもリモートが当たり前になり、そこからの恋愛への発展も対面なしが増えていくことも考えられる。恋距離遠愛のカップルによるラブシーンは、“VRキス”などがお約束の定番シーン化するかもしれない。アクションシーンにおいても、リモートによる“口撃”と心のダメージで勝敗を決するようになるなど、会話劇が物語のメインになっていくことも考えられる。

 直接的に“会わない”撮影方法にさまざまなアイデアが集まり、思考が凝らされていく。従来の枠にとらわれることのない新たなクリエイティブが続々と生まれようとしており、これまででは想像もできなかった突拍子もないシチュエーションも生まれていく。コロナ禍を経たドラマシーンの新たな時代の到来に、多くのドラマファンは期待を寄せていることだろう。

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