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少女漫画があるから「頑張れる!」 久間田琳加がときめく“オススメ”3選

この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
⇒この記事をオリジナルページで読む(5月22日掲載)

女性ファッション誌『Seventeen』専属モデルとして、同世代の女子から絶大な支持を受ける久間田琳加さん。圧倒的透明感と抜群のスタイルで新世代のアイコンとして活躍する彼女にとって、日々の癒やしになっているのが“少女漫画”。オススメの作品にグッときた男性キャラクター、好みのシチュエーションなどなど、少女漫画へのときめきは止まらない……! さらに今回は、気になるおうち時間の過ごし方も教えていただきました。

撮影:小倉直樹 取材・文:東海林その子

障害ある恋愛が好き! 少女漫画は絵柄を重視

――久間田さんが少女漫画にハマったきっかけを教えてください
久間田琳加小学生の頃に毎月『ちゃお』(小学館)をすっごく楽しみにして読んでいたのがきっかけです。当時連載していた『きらりん☆レボリューション』(中原杏)が大好きで。そのあと恋愛モノを読むようになり、いろんな少女漫画の単行本を集めています。

――好きなシチュエーションやテーマの傾向はありますか?
久間田琳加恋愛モノは漫画だけじゃなくドラマも映画も好きなんですけど、最近気付いたのが、「1回いい感じになったのに親に無理やり引き裂かれて、数年後に再会して結婚」っていうパターンがめっちゃ好きです(笑)。再会したときに思いが爆発するのが大好きなんですよ。

「あのとき俺はこんなに好きだった、こんなふうに思ってた!」「わたしもこんなにあなたのことが好きで!」って。実は両親が邪魔していて、それがなかったら2人の思いはつながっていたことがわかる瞬間がめちゃめちゃいいんですよ!

――(笑)。障害がある恋愛が好きなんですか?
久間田琳加そうなんです! 「それも乗り越えられたから、わたしたちは結婚しても大丈夫!」というハッピーエンドが大好きです。

  • 白石ユキ『あのコの、トリコ。』1巻 小学館、2014年

    白石ユキ『あのコの、トリコ。』1巻 小学館、2014年

――ハッピーエンドも大事ですね(笑)。好きな漫画家さんはいらっしゃいますか?
久間田琳加『あのコの、トリコ。』(小学館・フラワーコミックス)などを描いている白石ユキさん。絵がすごくかわいいんです! 少女漫画を選ぶときはイラスト重視派で、それによってどれだけ入り込めるかが変わってきます。なので、新しい漫画を読みたくなったら、たいていは本屋さんに行って、パッと絵が目に付いたものを買います。

もし試し読みがあったら読んで、いいなと思ったら一気に3冊くらい買っちゃいます。でも、最近、漫画アプリに手をつけてしまったんですよ。(自分の性格的に手をつけたら止まらなくなるから)絶対にやめておこうと思っていたのに、読み始めたらやっぱり収拾がつかなくなってしまいました……(笑)。

久間田琳加が愛してやまない少女漫画3選

『午前0時、キスしに来てよ』(講談社『別冊フレンド』)
  • みきもと凛『午前0時、キスしに来てよ』1巻 講談社、2015年

    みきもと凛『午前0時、キスしに来てよ』1巻 講談社、2015年

――今回は久間田さんにオススメの少女漫画を3作品選んでいただきました。まずは『午前0時、キスしに来てよ』から。『近キョリ恋愛』『きょうのキラ君』(いずれも講談社・別冊フレンド)のみきもと凛さんの作品です。
久間田琳加これは学生時代に読んでいたんですけど、“ザ・少女漫画”なお話なんです。出会い方もすごくよくて、学園モノの映画撮影のために学校に俳優さんが来て……と、ベタなんですけど、やっぱりキュンキュンするんですよね。「こんな世界があったらいいな」って現実逃避ができるので、学生の方や少女漫画を読んだことのない方に入門としてオススメです。
――今回は久間田さんにオススメの少女漫画を3作品選んでいただきました。まずは『午前0時、キスしに来てよ』から。『近キョリ恋愛』『きょうのキラ君』(いずれも講談社・別冊フレンド)のみきもと凛さんの作品です。
久間田琳加これは学生時代に読んでいたんですけど、“ザ・少女漫画”なお話なんです。出会い方もすごくよくて、学園モノの映画撮影のために学校に俳優さんが来て……と、ベタなんですけど、やっぱりキュンキュンするんですよね。「こんな世界があったらいいな」って現実逃避ができるので、学生の方や少女漫画を読んだことのない方に入門としてオススメです。

――ヒロインはおとぎ話のような恋に憧れる優等生の花澤日奈々(はなざわ・ひなな)、映画撮影をきっかけに出会うのが人気イケメン俳優の綾瀬楓(あやせ・かえで)です。
久間田琳加女子高生と人気俳優さんって距離感があるように感じるじゃないですか。実際に日奈々ちゃんもそれをすごく感じているんですけど、その距離を埋められる温かさがある女の子なんですよね。それを見て、「頑張ってる! かわいい!」ってなります(笑)。彼がどんなに仕事が忙しくても家で待っていたりとか、一途で真っ直ぐなところに女子だけど胸を打たれます。
わたし、日奈々ちゃんになりたくて、『Seventeen』の連載で、いわゆる「日奈々ちゃんコスプレ」に挑戦したことがあるんですよ。でも、やっぱり金髪って少女漫画の中でしか許されないんだなと思いました(笑)。楓くんは日奈々ちゃんに対して「ここまでくると潔い!」ってくらいのデレデレ感で、こんなにストレートに伝えてくれる人はいいなって思います。楓くんのほうが年上なんですけど、実は日奈々ちゃんが引っ張っているんじゃないかなと思います。彼が悩んでいても、背中を押してくれたり、支えてくれているのが日奈々ちゃん。その関係がすごく好きです。
『取り急ぎ、同棲しませんか?』(小学館『Cheese!』)
  • 中村ユキチ『取り急ぎ、同棲しませんか?』1巻 小学館、2016年

    中村ユキチ『取り急ぎ、同棲しませんか?』1巻 小学館、2016年

――2作品目に選んでいただいたのが、『取り急ぎ、同棲しませんか?』(中村ユキチ)。友人の結婚ラッシュに危機感を抱く28歳のOL・澤田はるか(さわだ・はるか)と、同じ会社に務める有能すぎる年下男子・夏木由宇(なつき・ゆう)の同棲生活が描かれた作品です。
久間田琳加年下モノって、今まであんまり読んでこなかったんですけど、すごくよい……(笑)。年下男子って、女の子のほうがかわいがるイメージがあるじゃないですか。でも「甘えるだけじゃなくて、意外としっかりした意見も言ってくれるんだ!」って、夏木くんはその印象を覆してくれたんです。それに、ヒロインのはるかさんの手をパシッと掴んで好きって言えちゃうストレートさも、「年下いい!」って思います(笑)。

「こういうメンズもいるんだ!」って視野を広げてくれる作品だと思います。夏木くんが家事をして家で待っていてくれるのもキュンとしちゃうんですよね。一見クールだから、そのギャップも素晴らしい。……ギャップっていつの時代もいいですね(笑)。

――主人公のはるかは結婚に焦る28歳のOLという、『午前0時、キスしに来てよ』の日奈々とは違うタイプの女性です。
久間田琳加はるかさんは不器用さがいいなと思います。誰かが支えていないと成り立たないんだろうなと。夏木くんがなんでもストレートだから、すごく相性のいい2人なんですよ。わたしがこれからもし結婚を考えるとしたら、“バランスが大事”ということをこの漫画で学びました(笑)。

――同じ会社の中で付き合っているというシチュエーションはいかがですか?
久間田琳加え〜! めっちゃいいですよね。 絶対楽しいですよね……(笑)。そんな会社だったら絶対寝坊しないです。きっといろいろはかどりますね。
『コーヒー&バニラ』(小学館『Cheese!』)
  • 朱神宝『コーヒー&バニラ』1巻 小学館、2015年

    朱神宝『コーヒー&バニラ』1巻 小学館、2015年

――そして3作品目は『コーヒー&バニラ』(朱神宝)。恋愛経験のない女子大生・白城リサ(しらぎ・りさ)と、パーフェクトなイケメン社長・深見宏斗(ふかみ・ひろと)のシンデレラ・ラブ・ストーリーです。
久間田琳加「年上カレってこういうこと!」って思います(笑)。引っ張ってくれるし、アプローチの仕方も全部スマートで、本当にたまらないです。わたしと同世代の大学生くらいの女子にオススメですね。

深見さんはもう、全部好きなんですよ。外ではスーツでバシッとキメてる人が家に帰ってくると甘えちゃったりするのが、「え! あんなに頑張ってたのに、家ではこんなになっちゃうの?」って、わたししか知らない部分が見えるのがすごくいい(笑)。だから深見さんとリサちゃんが2人っきりでいる場面がすごく好きなんですよ。デレデレ感を、「あ〜いいわ〜」って楽しんでいます(笑)。

――主人公のリサは大学デビューしたばかりの、ピュアな女の子ですね。
久間田琳加リサちゃんは顔が好きです(笑)。もし自分がメンズだったら「こんな彼女欲しいな」って思います。かわいらしい子だから、“こういう女性がモテる”っていう教科書になりそうな感じがしますね。

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