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千葉雄大、30代でも貫き通した“可愛い推し” 『いいね!光源氏くん』から見るキャラ変しない気概

 ドラマ『いいね!光源氏くん』(NHK総合)で主人公・光源氏を演じる千葉雄大に、「最高のハマり役」と絶賛の声が上がっている。近年は甘い顔立ちを逆手にとった「あざと可愛い」キャラに磨きがかかっている千葉。本作はそんな千葉の“武器”を最大限に活かした成功例だ。童顔だが、今年3月で31歳。一般的にはビジュアルで推すのが辛い年齢であり、俳優としては役の幅を広げる適齢期とも言える。しかし、そんな風潮もどこ吹く風、キャラ変に迷走することなく「可愛い推し」を貫き通すその姿からは、俳優としてのある種の覚悟と気概が感じられる。

「可愛さ爆発」萌えの境地で一番のハマり役! 奇想天外な笑いとユルさに癒される視聴者続出

 NHK総合で放送中の『いいね!光源氏くん』は、平安貴族の光源氏が現代にタイムスリップ。伊藤沙莉が演じる1人暮らしのこじらせOL・沙織の部屋にヒモ同然で居候する様子をコミカルに描く、ゆるくも雅な笑いが詰まったラブコメディだ。

 光源氏といえば数多くの女性をとりこにしてきた「源氏物語」の主人公としておなじみ。慣れない現代社会においても、困ったときには仔犬のような上目遣い、うれしいときには純粋に笑顔をほろこばせるといった女性たちが放っておけなくなるキャラをいかんなく発揮して優雅にサバイブしていく。そんな光源氏の天然プレイボーイぶりが、千葉の「あざと可愛い」キャラと絶妙にリンク。SNSでは「尊い」「沼落ちした」「可愛くて癒される」などと絶賛の声が続出している。

 第3話では現代のスイーツに夢中になり、顔もお腹もぽっこりするといったイケメンにはあるまじき姿をさらしながらも、むしろ「ふっくら下膨れほっぺが烏帽子によく似合う」と萌えも加速。また、お菓子を取り上げられてふくれっ面をするシーンでは、「可愛さが爆発してる」と悶絶の声が上がった。

 奇想天外な設定かつコメディ色の強いドラマなだけに、芝居の力量が問われるところだが「間の取り方とかめっちゃうまくて、ただただ笑える」と演技への評価も高い。腰を落として歩くなど平安調の優雅な物腰もサマになっており、「細かいところにも小技がたくさん散りばめられて、萌え萌えキュンキュンしちゃう」と、今クール一番のハマり役として熱い視線が集まっている。

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