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長州力の斬新すぎるツイートが話題、最後の番記者『KAMINOGE』編集長・山本氏が語る“ハッシュドタグ”の真相

Twitterで共感を呼ぶポイントは“情緒不安定さ”?

雑誌『KAMINOGE』は、最新号100号が発売中。長州さんも登場している

雑誌『KAMINOGE』は、最新号100号が発売中。長州さんも登場している

ーー過去何度も長州さんを取材されていると思いますが、圧倒された瞬間はありましたか?

山本:ある日すごく長州さんの機嫌が悪い日がありまして。環八沿いのファミレスで取材したんですけど、来た瞬間に機嫌が悪い事を察知したんですよ。その頃はまだ長州さんとの距離もだいぶ遠かったので、僕も怖くて胃が痛くなって…。で、長州さんがドカッと着席した瞬間「カレーください」と一言。あっ、機嫌悪いのにカレーは食うんだと思いました。

ーー(笑)。

山本:それから「今日はパパッと終わらしてくれ。過去の記事から引っ張りだして、『長州はこう言った』ってお前が勝手に書いとけ」と言われました。それでとにかく機嫌が悪いし怖いので、その日は簡潔に取材して20分くらいで終わらせたんですよ。そしたら「お前たったこれだけのために俺を呼び出したのか!?」とマジで怒り始めたという。あの時何が正解だったのか、未だに分からないんです。

ーーそれは難しいですね(笑)。怒った時の長州さんはどんな感じなんですか?

山本:マジで怒ると、トーンが低くなりますね。僕にしか聞こえないくらいのボリュームで「お前半端な真似は通用しないからな…」と。それと広島カープファンなので、その日カープが負けてると機嫌が悪いんですよ。逆に勝ってたらめちゃくちゃご機嫌ですけど。

ーーそんなに感情に波がある方なんですか?

山本:言ってしまえば情緒不安定ですよね。Twitterもそうじゃないですか。その情緒不安定さがツイートにも表れている。

ーーでも、そここそが人間味が溢れていて共感を呼ぶポイントなんじゃないかと(笑)。これ載せて大丈夫です?

山本:絶対に載せてください。これでも心配してるんです。

「長州さんとこれからも一緒に歩んでいきます」

ーー長年、長州さんを見てきた中で、人としてかっこいいと思うところはどういうところですか?

山本:決して自慢をしないところですかね。そして、人から褒められたり持ち上げられることに対して「いやいや、俺なんか」と謙遜して絶対に乗っからないところ。

ーーなるほど。あれだけプロレスラーとして功績を残しているのに謙虚さを持ち合わせていると。

山本:昔、長州さんの自宅近くで取材したことがあったんですけど、取材が終わって僕が当時の渋谷のオフィスに帰ろうとすると、長州さんが車で送ってくれようとしたんです。申し訳ないのでお断りしたら、「あ、そうだ。俺、目黒に行く用事あったわ」と言い出して、「それなら」と思いお言葉に甘えて目黒まで乗せてもらったんですよ。でも後日、谷やんから「ああでも言わないと山本乗っていかなかっただろ」と長州さんが言ってUターンして帰宅したって話を聞いて。

ーーそれはかっこいいですね。

山本:ああ、優しいんだと思って。それと、長州さんは清潔感もあるし、アメカジスタイルでお洒落ですよね。去年いきなり「山本、家に着ない服がたくさんあるから、“メリカル”に出してくれ」と言ってきたことがありましたけど、見たら全部綺麗でいい服ばっかなんですよ。

ーーメリカルですか(笑)。山本さんは長州さんの“アレ”とか“コレ”とか、いわゆる長州力さんの独特の伝え方を長年翻訳されてますが、面白みはどんなところでしょうか?

山本:活字にするのは難しいんですけど、言ってる意味はわかるんです。例えば「レスリングの栄監督のアレもまったくよくわかんないアレだったし。まあ、どこも組織のアレだろうな。結局はアレじゃん。そもそも体育協会がアレだからいろいろアレだったんだろ」も解るんですよ。翻訳すると「栄監督と伊調(馨)との揉め事も真相はよくわかんなかったけど、結局どの競技もオリンピック前にイニシアチブを取ろうと内部告発とかして、組織内で揉めてるんだろうな」みたいな。

ーーなるほど。さすがの読解力です。

山本:いやいや…(照)。でも長州力の翻訳家みたいな立ち位置になるのは僕は嫌です。質問を変えてください!

ーーあはははは(笑)。今後長州さんとやっていきたい仕事は?

山本:そんな、一緒にだなんて恐れ多い。うーん…長州さんはYouTubeも始めましたからね。それでTwitterだけではまだわからない長州さんの本当のパーソナルな部分もわかると思うんですよ。そうなった時の『KAMINOGE』の役割というか立ち位置ですよね。もう必要ないんじゃないかと……。でも僕は構わないんですよ。長州さんに飯を食わせてもらおうなんて考えていないので。だから長州さんとやりたいことは……ないですね。これまでもなかったですし(笑)。

ーーそうなんですね(笑)。最後に『KAMINOGE』は節目の100号を迎えました。今後の展望は?

山本:展望ですか。う〜ん…これまでもとくに何も考えずに100冊作ってきましたからね。なので、やっぱりこれからも長州さんにがっちりしがみついて共に歩んでいけたらと思います。
(文:中山洋平)

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