ORICON NEWS
【バーレスクダンサー】最年少リーダーとしてお店を牽引するNamie “涙の三者面談”を経て夜の六本木へ
親からは反対 テレビに出たことが転機に
Namie18歳の時に入りました。商業高校に通っていたんですけど、ダンスが好きだったので「そういうお仕事はないかな?」と探していた時に、たまたまお店の求人を見つけて。もともと映画『バーレスク』も好きだったし、発信されるSNSなんかにもピンときて、ここで働きたいと思うようになりました。もう4年目になります。
最初ここで働きたいことを親に伝えたら反対されたんです。夜の六本木だし、お酒を取り扱ってるし、セクシーな衣装も着ることになるからすごい心配していて。進路相談の三者面談では涙を流す展開でした(笑)。担任の先生とは仲が良くて応援してくれてはいたんですけど、親の反対もあるから、なかなかスムーズに決まらず……。最終的に「辛いことがあったらすぐに辞めなさい」という条件で折れてくれました。今ではショーを観にきてくれるなど、応援してくれています。
――だいぶ好意的になったんですね。
Namie2016年の『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)でJUJUさんとバーレスクダンサーがコラボするという企画があって、その時に私も出演させていただいたんです。家族はびっくりしていて、そのステージが見方を変える意味でも大きかったと思います。テレビの影響力ってすごいなと。今では最年少リーダーになったことも喜んでくれています。
――“ダンスが好きだった”と仰ってましたが、好きになるきっかけは何だったんでしょう?
Namie安室奈美恵さんが大好きで、実は名前もそこからなんです(笑)。『FUNKY TOWN』っていう曲のMVを初めて観たとき感動して。そこから「安室ちゃんのようにカッコいい女性になりたい」とダンスを習い始めました。
ファンとしていつか“新しい安室ショー”を
Namieあまり前に出るタイプじゃないんです。でも以前オーナーに「前に出るタイプじゃないからこそ、前に出してあげたいと思う」と仰っていただいたことがあって。私がリーダーとして活動できてるのは、周りが私を活かしてくれているからだと思っています。
――日頃のリフレッシュはどうされてるんですか?
Namie食べることがすごく好きなんですよ。ここで働く女の子の中で1、2を争うくらいよく食べると思います。お寿司と焼肉が大好きで、最近は、出張先で大食いのスタッフさんと何軒かはしごもしちゃいました(笑)。美味しいものを食べているときに、とにかく幸せを感じます。
――それでもプロポーションを維持していてすごいです。
Namieいえいえ、全然。私なんてただの”わがままボディ”ですから(笑)。
――最後にNamieさんの叶えたい夢を教えてください。
Namie私はこのお店で働いて、好きなダンスを踊るということにやり甲斐を感じているんです。六本木の中でも常に1、2を争うくらい盛り上がっているお店にしたいし、それこそスタッフのみんなが夢を叶えられるくらい、勢いのある場所にしていきたいと思っています。
あえて1つ言うなら、いつかウチのお店で安室ちゃんの曲をかけたショーをやりたいんです。生涯ファンとして、私が主導となった“新しい安室ショー”をつくってみたいですね。
(取材・文/中山洋平 撮影/飯本貴子)