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いまや渋谷で“すず”と言えば山之内すず、SNSから誕生した“ティーンのカリスマ”が今後向かう先は?
将来のことを一切考えていなかった神戸時代…自分に自信がなかった
ーー芸能界に入ったきっかけはInstagramに投稿した写真がきっかけなんだとか。
すず:去年の4月頃から関西でサロンモデルをさせていただいてたんですが、その写真をInstagramにアップしていたんです。それを今の事務所の方に見つけていただき、声をかけてもらって。その時わざわざ神戸まで来てくださったんですよ。
ーーそもそも芸能界に憧れの気持ちはあったんですか?
すず:元々はなかったんです。自分に自信がなかったし、興味も持てなかった。芸能界に憧れたことはなかったけど、サロンモデルとして声を掛けていただき、様々な撮影を経験させてもらって、“撮影って楽しいな”と思ったんです。でも、それが芸能活動に繋がるとは一切思っていなかった。神戸にいた頃は、自分の将来のことを一切考えていなかったんです。なので、芸能界に入ってから初めて自分のしたいこと・頑張りたいことが明確になった感じですね。
カリスマはおこがまし過ぎる…でもそれが活力に
ーー2019年はすずさんにとって激動の1年だったかと思います。今や“ティーンのカリスマ”とも呼ばれていますが、振り返ってみていかがですか?
すず:1年前はこんなに注目していただけるようになるなんて思っていなかったので、少しずつ変わって行く現状に追いつくのに必死でしたね。“カリスマ”って言ってもらえるのは、おこがまし過ぎて本当にどうしようもない気持ちになります…。でもそう仰っていただいてる方の為にも頑張らないとっていう気持ちはすごくあります。
ーーやはり「オオカミくん」がきっかけですずさんを知った人は増えたと思います。
すず:そうですね。今、10代の子のほぼみんなが観てるものだから、そこに出演させていただいたのは大きかったと思います。地元の子たちもすごくビックリしていたし、「オオカミ」に出演したのをきっかけに、他のお仕事に声を掛けていただく機会が増えました。でもだからこそ「オオカミ」が終わってからも調子に乗らないようにと心がけています。共演した仲間たちとも、「今、SNSのフォロワーが伸びたり、他にもお仕事をいただけたりしてるのは自分たちの力じゃなくて、『オオカミ』っていう番組の力だから。これから別々の道を歩むけどお互い頑張ろうね」って確認し合ったんです。
ーーそんなやりとりがあったんですね。ここ最近は「サンデージャポン」(TBS)なんかにも出演されてます。
すず:「サンジャポ」は、10代の代表としての意見を求められていると思うので、その前の下調べだったり、もっと勉強しないとなと感じています。そんな中でも生放送の雰囲気は独特ですごく楽しかったです。自分がテレビに出る側になるなんてこれっぽっちも思っていなかったので、イチ視聴者として観ていた「サンジャポ」の現場にいるのはなんだかすごく不思議な気持ちでした(笑)。
ーーしっかりと自分の意見を述べていたように感じましたが元々度胸があるんでしょうか?
すず:芸能のお仕事をさせていただくようになってからすごく自分自身と向き合う時間が多くなったんです。元々喋るのがすごい下手だったんですけど、今までスルーしてきた自分のダメなところもちゃんと見つめるようになりました。