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いまや渋谷で“すず”と言えば山之内すず、SNSから誕生した“ティーンのカリスマ”が今後向かう先は?

「ぴえん」「ベビタッピ」JC・JKの流行語が生まれる経緯って?

ーー先日「JC・JK流行語大賞」の2019年度版が発表されました。ティーンの代表としてすずさんに聞きたいんですが、そういったトレンドはどのようにして流行っていくものなんでしょう?

すず:今のJKの流行語ってネット用語からきてるんですよ。元々オタク文化の中で使われていた言葉がなぜかJKの間で流行るっていう流れがあって。それこそ「草」とかもそうですし。JKはSNSを利用する頻度が、他の世代に比べて圧倒的に多いです。

ーー確かに、10代のうちからSNSで自己プロデュースを確立している人も多いですよね。

すず:そうですね。その中でも、みちょぱさん(池田美優)やにこるんさん(藤田ニコル)といった影響力を持ってる人が流行語になるような言葉を使い始めて、“私も真似してみよう”という流れはありました。それが今でも起きていて、SNS世代のインフルエンサーさんたちが色々な言葉を流行らせている。その影響力はものすごく強いものがあると思います。

ーー目まぐるしくブームも入れ替わると思うんですが、JC・JKの間で流行語となった「ぴえん」などは実際に今でも使われている?

すず:「ぴえん」もそうですし、「KP」も「3150」もまだまだ普通に使われていますよ(笑)。まだまだ今年のJC・JK流行語は続いていると思います。

ーーすずさんの中で流行った言葉は何かありますか?

すず:〇〇んご、ですかね(笑)。語尾に“んご”を付けるのはSNSや会話の中で使ってます。

「SNSは自分が楽しむのを一番に考えて、頑張り過ぎない」

ーーSNSを上手に活用されてますが、どのようにSNSと向き合ってますか?

すず:TikTokだったらお気に入りの曲だったり、流行りものに乗ったってみたり、とりあえず自分が楽しむというのを1番に考えてやっています。SNSを仕事と捉えちゃうと、どんどん楽しめなくなってしまうと思うので。頑張り過ぎても伸びなかったりするし、逆に楽しいなぁって時に気まぐれで投稿したものがバズったりもします。“SNS疲れ”じゃないけど、等身大の姿を投稿するようにしてますね

ーーSNSはTwitter、Instagram、TikTok。また動画ではYouTubeがありますが、それぞれ使い分けている部分はありますか?

すず:TikTokだったら、15秒の短い動画がランダムに流れたりして自分のことをフォローしてない人にも見てもらう機会は多いと思うんです。新しく知ってもらう人にも響いて欲しい、それくらいの意識はあるかも。逆にTwitterやInstagramは、日々自分のファンの人へ向けて発信してます。

ーーもうちょっとクローズされた空間というか?

すず:そうですね。告知をさせていただくときだったり、Instagramだったらストーリーで“今日これを食べた。美味しかった”みたいなしょうもない内容も載せてます(笑)。何気ないことも載せて、ファンの方との距離を縮めたいというか。そんな親近感を持ってもらえるような場所にしていきたいですね。

ーー今後はどのようなことに挑戦したいですか?

すず:私が1番したいことは演技のお仕事なんです。今も少しずつですが経験を積ませていただいてるんですけど、自分の人生の最終目標が「自分に自信を持つ 自分を好きになる」なんです。そこに、1番繋がる・自分を認めてあげられる手段が演技なんじゃないかなって。今はSNSの人気でいただけるお仕事もあるけど、最終的にこの世界で残っていくために必要なのは自分の実力を磨く事だと思います。今は努力している段階だけど、地道に頑張っていれば何かが変わっていくだろうし。いつか自分のことを好きになるためにも、演技の仕事にチャレンジしていきたいですね。

(取材・文:中山洋平、撮影:尾崎大輔)

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