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躍動感あふれる「一寸アントマン」に反響、フィギュア使う“オモ写”への思い

躍動感あふれる「一寸アントマン」に反響、フィギュア使う“オモ写”への思い

 アクションフィギュアなどの“オモチャ”を使った写真作品「オモ写」。躍動感がすごい作品から、オチが見事な作品まで、今や「オモ写」の幅も広がりつつある。そんな中、ブログでオモ写の細かい撮影方法からボツ写真までを公開しているのが、ひあるろんさんだ。主に、スパイダーマンやアイアンマンといったアメコミキャラのアクションフィギュアを用いて、オモ写を撮影している。オモ写歴は約3年というひあるろんさんに、「オモ写」に掛ける想い、こだわり、魅力などを聞いた。

3年間で700枚 屋外ならではのリアルな雰囲気にこだわり

――「オモ写」歴はどれくらいですか?
ひあるろん始めてオモ写を撮ったのが2016年8月なので、2年と10カ月くらいです。

――「オモ写」を撮ろうと思ったきっかけは何ですか?
ひあるろんアメコミのフィギュアが欲しくてTwitterで調べているときに、ホットケノービさん(有名オモ写クリエイター)のオモ写に出会ったのがきっかけです。まるで生きているようなフィギュア写真に衝撃を受け、自分も撮りたいと思いました。

――今までに撮影した「オモ写」は何枚くらいありますか?
ひあるろん約700枚です。

――アメコミキャラを使った作品が多いですが、その理由は何でしょうか?
ひあるろんシンプルにアメコミキャラが好きだからです。小学生の頃からスパイダーマンが好きで、その延長でアメコミ映画が好きになりました。また、アメコミキャラにはユニークな能力を持ったキャラが多く、写真のネタを考えたりキャラクター同士の掛け合いを想像するのが楽しいからです。

――影響を受けた「オモ写」クリエイターさんはいますか?
ひあるろんホットケノービさんと、海外のトイフォトグラファーSuppaDuppaさんです。特に、お二方の外で撮るオモ写に影響を受けました。外ならではのリアルな雰囲気や、キャラクターたちの、クスッと笑えたり、ほっこりしたりする絡みが大好きで、僕もそういう写真を撮るようになりました。

――一番初めに反響を呼んだ「オモ写」はなんでしょうか?
ひあるろんツイッターで1番“いいね”をもらったのは、去年の夏に撮った「一寸アントマン」です。

――最初に制作した「オモ写」は何でしょうか?
ひあるろん一番最初に製作したのは、スカーレット・スパイダー(『スパイダーマン』に出てくるキャラクター)を外で撮った写真です。初めは全くオモ写について分からなかったので、ちょこんと座らせてスマホで撮りました(笑)。

――「世界でオモ写〜ヨーロッパ編〜」とありますが、今後も続く予定はございますか?
ひあるろんいつになるか分からないですが、続けたいですね。お金と時間次第です。

――制作テクニックを詳細にブログで公開されておりますが、その意図を教えて下さい。
ひあるろんたくさんの人にオモ写を知ってもらいたいのと、色んなテクニックでオモ写を楽しんでほしいからです。オモ写をもっと盛り上げたいです。

ボツ写真までブログで披露 どこがダメだったかを振り返るため

――ボツ写真もブログに載せておりますが、なぜボツ写真まで載せているのでしょうか?
ひあるろんボツ写真集は自分のために載せています(笑)。ブログに書くことで改めてどこがダメだったか、どうすればよかったかなどを振り返ることができるし、それが次のオモ写撮影に活かせると思っています。あと、せっかく撮った写真なので、フォルダーに残しておくだけじゃつまらないからです。

――制作時に気をつけていることは何ですか?
ひあるろん一目見て何をしているか分かるようにポージングさせるようにしています。また、光の向きで写真の印象が変わるので光も意識しています。あとは、外撮りが多いので、その場所を荒らさない、人に迷惑をかけない、ゴミを残さないなどです。

――一番の自信作を教えてください。
ひあるろんちょっと前までは「一寸アントマン」が自信作でした。以前の自分が理想とする写真は、キャラクターの個性を活かしたストーリーのある写真でした。その点で言うと「一寸アントマン」はアントマンの小さくなる能力と日本昔話の「一寸法師」をうまく融合することができたので、自分の理想とする写真が撮れたと思います。でも、今撮りたいと思っている写真は映画のワンシーンのような写真なので、今現在でいうと自信作はありません。

――どの様なときに作品の構想を思いつきますか?
ひあるろん写真を撮る場所(川や山など)だけ決めて、その場で思いつくことが多いです。ネタを考えようとすると全く思いつかないですね。

――作品制作に関してのこだわりなどをお聞かせ下さい。
ひあるろんキャラクターや作品のイメージを汚さないように気をつけています。

――どういったところに「オモ写」の魅力を感じますか?
ひあるろん自分の世界を切り取って、それを共有できることが魅力です。僕は昔から一人で遊ぶことが好きでした。戦隊モノやウルトラマンのオモチャでよく遊んでいました。オモ写も写真を撮るところまでは一人遊びです。テーマを決めて、オモチャにポージングとらせて、走らせたり空を飛ばせたり、違う作品のキャラクターを絡めたり。そしてその世界を写真で切り取る。それを多くの人に共有できるのはとても面白いです。一人遊びでもあるし、人を巻き込んだ遊びでもある。そこがオモ写の魅力だと思います。

――今後挑戦してみたい作品テーマはありますか?
ひあるろんジオラマを使って映画のワンシーンみたいなオモ写を撮りたいです。最近はジオラマを使ったオモ写が好きなので、僕もジオラマを作って挑戦したいです。そして、ブログにまとめていきたいです。

◆ひあるろんさんTwitter @hir6991(外部サイト)

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