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前田敦子、出産後の変化に期待「『老けたね』って言われたい」

前田敦子

“平成特集”を観て整理がついた、「自分がそこにいたんだという誇りは感じています」

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――以前、女優デビュー作『あしたの私のつくり方』の現場は「逃げ出したかった」と話していました。その女優生活が、いまは「楽しくてしょうがない」に変わるってすごいことですよね。

前田敦子 自分でもいつかは、「現場が楽しい」と言えるようになりたいなと思いながら過ごしていたのは覚えています。でもやり方がわからない時期が結構長かったです。

――楽しいと思えたのはいつごろですか?

前田敦子 女優をやりたいと思ってAKB48を卒業したのですが、卒業後はまた違う葛藤が出てきて、なかなかたどり着けませんでした。本当に楽しいと思えるようになったのは、ここ2〜3年ぐらいですね。そのくらいから、過去に現場をご一緒した方たちも増えてきて、安心感も得られましたし、余計なことを考えずに取り組めるようになってきました。

――AKB48在籍時より、卒業し女優活動をしている期間の方が長くなったんですよね?

前田敦子 なんか不思議な感覚ですね。年号が切り替わるとき、テレビなどの平成特集で私の名前を出していただくことが多かったんです。そういうものを観ていると、「あー、私はここにいたんだ」って客観的に見て、整理できた自分がいるんですよね。

――なるほど。

前田敦子 女優活動のほうが長くなりましたが、AKB48というグループが平成から令和になってもまだ存在しているのは、やっぱりすごく嬉しいです。もともと秋元(康)先生は「10年ぐらい続けばいいかなと思って始めた」と仰っていたのですが、それが14年も続き、ライバルグループや姉妹グループができ、規模も大きくなっていますからね。自分がそこにいたんだという誇りは、いまも感じています。

(写真:石川咲希/Pash 文:磯部正和)

映画『旅のおわり世界のはじまり』

監督・脚本:黒沢清
出演:前田敦子 染谷将太 柄本時生 アディズ・ラジャボフ 加瀬亮
6月14日公開
【公式サイト】(外部サイト)
(C)2019「旅のおわり世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO

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