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ロックは今、時代のビジネスになりえるのか、ROCKIN'ON JAPAN編集長・小蜻蝠緕

2018年11月取材・掲載記事の再掲載

(C)MusicVoice

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<エンタメ界の30代 Vol.16>
変革期を迎えているエンターテインメント業界。テレビ最盛期やミリオンヒットが続出した時代に青春を過ごした30代は今まさに、その最前線で活躍している。彼らは今何を考えているのか、どう時代の変化に立ち向かっているのか。リレー形式でインタビューする本企画は、エンタメ業界で働く大手事務所マネージャーが同世代で活躍するキーマンに話を聞き、それぞれの背景や想いに迫っている。今回は、株式会社ロッキング・オン・ジャパン、メディア部部長の『小柳※大輔』氏。国内を代表する音楽専門誌『ROCKIN'ON JAPAN』の編集長に35歳で就任。ロッキング・オン主催の日本最大フェス『ROCK IN JAPAN』のブッキングも担い、邦楽事業を取り仕切っている。音楽を中心として唯一無二のメディア企業に成長した同社の中心人物。『小蜻蝠縺x氏に迫った。
※柳は木へんに夕に卩が正式表記
【企画・取材・文=山本圭介(SunMusic)/撮影=村上順一(MusicVoice)】

『ずっと憧れだった会社』

 音楽中心の総合メディア企業『ロッキング・オン・グループ』は、1972年の洋楽誌『rockin’on』創刊以来、40年以上にわたって音楽業界のリーディングカンパニーとして規模を拡大。洋・邦楽でトップクラスの売り上げを誇る『rockin'on』『ROCKIN'ON JAPAN』を中心に、イベント事業では、日本最大の夏フェス『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』と年末フェス『COUNTDOWN JAPAN』を開催。さらにゴールデンウィークには、野外フェスの最適性を追求した新たなフェス『JAPAN JAM』を手がけ、音楽を中心とした唯一無二のメディア企業として、多くの音楽ファンの支持を得ている。

 その中で、会社の中心でもある邦楽事業を担っている『小柳大輔』氏。弱冠35歳で音楽専門誌『ROCKIN'ON JAPAN』編集長に就任。中学生時代から憧れていた会社へ、5度目の挑戦で入社した。編集長という重責を背負いながら、日々成長し、戦っている小柳氏。変化し続ける音楽業界の中で、こう語っている。

 「今の時代、変わらないと変なんです。当然、「ブランド」は守る。「ブランド」は保ち続けないといけない。ただ時代に応じて「求められているデザイン」や「写真」が変わるなら、誰よりもそれに真摯に向き合い、時代にアジャストしないといけない。その結果として、勝つ。それが「ブランドを守る」ということだと思います。変わりながら「ブランドの価値」を上げていく。変わることで「ブランドの価値」が保たれていくんだと思います」

 音楽専門誌を代表する『ROCKIN'ON JAPAN』編集長。そして、日本最大のロックフェス『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』『COUTDOWN JAPAN』のブッキングを担う男。

 『小柳大輔』氏の歩んできた道とは――。

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