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(更新: ORICON NEWS

ギャルマインド全開の“語るSNS”投稿が話題、『姉ageha』編集長明かす「文字多めが響く」

「年齢的な線引きはない」姉agehaの“おばさん”の定義とは

 1月号の表紙に印刷されている“年をとることは悲しいことじゃない。おばさんになってるヒマはない。”という見出しも読者からの反響が高かった文章の一つだが、小泉さん曰くこのキャッチコピーは『姉ageha』の編集指針にもなっているという。

――今の時代、若い世代でも自虐的に自分を“おばさん”扱いする人も少なくありませんが、『姉ageha』での“おばさん”の定義とは何でしょうか?
小泉“おばさん”はマインド的な意味だと考えていて、具体的に言うと“何かを諦めてしまった人”。「○歳以上だからおばさん」という年齢的な線引きはありません。別に地味になったからおばさんとも思わないんですよね。それを自分で選んでいるんだったら。でも何かを諦めたり、もうこの年だからいいやって自堕落になるとか、気持ちの上で挫折している人はおばさんみたいだなと。色々なしがらみがあるからこそ、読者には「私たちはかわいくなるために大忙しなので。おばさんになっているヒマはないんです。みんなもそうでしょ?」と投げかけていたいんです。

――確かに「お母さんだから」「もう年だから」と世間体を気にして“好き”を貫けなくなっている人も多いですよね。
小泉読者から「子どもを産んで派手な格好をしていると、保育園で子どもがいじめられる。自分もハブにされる」という声をいただいたことも。最初は歯向かっていたけど、どうしてもしんどくなって、子どものことを考えると…ってその圧力に屈してしまう。でも、はたしてそれで本当にいいの? とも思うんです。みんなもっと自由に、自分を解放できたらと。きっと虐げている側の人も“何か”に縛られているはずで、自分が縛られているからこそ自由に生きている人を見ると「何であの子だけ!」と相手を押さえつけてしまうという一面もあると思うんです。お互いが自由に生きれば、そんな負の連鎖は起こらない。だからこそ、誌面では「自由に生きていいんだよ」と伝え続けていくつもりです。

――“自分を貫く”ことを体現し続けていくために、『姉ageha』では今後どのような展開を考えていますか?
小泉SNSでの発信はギャルじゃない子も話題にしてくれていました。けど、ギャルって世間では“見た目が派手な子”を指していると思われていますが、本来はマインド的な意味を指しているんですよね。芯が通った考え方を持っているとか、そういう“自分を貫く”マインドを持つ子がギャル。実際に見た目はギャルじゃないけど、『姉ageha』を買ってくれている読者もけっこういるんです。だから見た目を問わず、同じ気持ちを共有できる人たちに読んでもらえる誌面作りを展開していきたいです。SNSではゆるいポストも真面目な長文ポストもあったりと様々ですが、読者が見たときに気持ちが楽になれるような、“心のお薬箱”的な立ち位置のアカウントを目指していけたらいいなと思います。

(文:Kanako Kondo)

Informaiton

2019年3月号は、2月7日より全国発売。
姉ageha公式インスタグラム:aneageha(外部サイト)
姉ageha公式Twitter:@aneageha_info(外部サイト)

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