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(更新: ORICON NEWS

“チョコミン党”の勢力は拡大中 アイスクリームメーカーに聞いた「チョコミント」商品拡大の背景

  • 赤城乳業の『チョコミント』(マルチ)

    赤城乳業の『チョコミント』(マルチ)

  • 話題となった『パフェデザート チョコミント カップ300ml』の書き込み(やなぎゅさんTwitterより)

    話題となった『パフェデザート チョコミント カップ300ml』の書き込み(やなぎゅさんTwitterより)

 ここ数年で「チョコミント」味の商品を見る機会が増えた。今年に入っても、大手コンビニエンスストアのセブン-イレブンが『チョコミントの生ガトーショコラ』など、チョコミント味のスイーツを続々と発売(現在は販売終了)。ネットでは、チョコミント好きを称した“チョコミン党”という言葉があるほどだ。

 そんな中、先日Twitterで、チョコミントの人気をさらに知らしめる書き込みが話題となった。「見つけた瞬間、久々に我が心にビッグバンが起きるレベルの激震が走った」という書き込みとともに掲載されていたのは、『ガリガリ君』でおなじみ赤城乳業が販売する『パフェデザート チョコミント カップ300ml』。チョコチップとミントアイスがたっぷり入った見栄えに「いいね」数は5万を超え、「チョコミン党の味方」「明日コンビニ回ってみるか」との声が寄せられていた。

 それでも、これまで「歯磨き粉の味がする」といった“嫌い派”の意見も多く、論争に巻き込まれがちな「チョコミント」。今回、商品を多く展開しているアイスクリームメーカー・赤城乳業に、販売にいたったきっかけなどを聞いた。

花粉症の季節にチョコミントフレーバーが好まれる?

  • 『パフェデザート チョコミント カップ300ml』

    『パフェデザート チョコミント カップ300ml』

――この時期に『パフェデザート チョコミント カップ300ml』を販売したきっかけはどのようなものだったのでしょうか。

 「昨今のチョコミントブームに注目していたのはもちろんですが、清涼感のあるチョコミントフレーバーが、『乾燥する季節』や『花粉症の季節』に求められるのではと分析し、このタイミングの発売となりました」

――赤城乳業の「チョコミント」シリーズ自体は1999年から発売していますが、当時はブームではなかったように思います。そもそも目をつけた理由とは。

 「昔からアイスクリームショップではチョコミントフレーバーがあったのですが、“手軽に買える”とまではいきませんでした。近くのお店でも買えるようにしたいという意図で発売しました」

関西や中国・四国地方では売上が鈍い

――チョコミントフレーバーは好みが大きく分かれる味かと思います。赤城乳業の「チョコミント」特設サイトのトップでも「好きですか?」「嫌いですか?」という文字を大きく出していますね。

 「そうですね。地域によっても売れ行きに差が大きく出るフレーバーで、関西や中四国エリアでは販売が弱い傾向にあります。『納豆』に近いイメージでしょうか。ですので、特設サイトではあえて『好き』『嫌い』を打ち出しています」

――それでもシリーズ化したのはやはり「リピーターからの熱い要望」が大きかったのでしょうか。

 「はい。特定のファン層が定期的に買い、店頭での回転が早いというデータがあるため、『マルチ』(1999年発売)『カップ』(2015年発売)『バー』(2016年発売)とシリーズ化して展開することとなりました」

 TBS系『マツコの知らない世界』でも特集され、しばらくブームが続きそうな「チョコミント」フレーバー。地域によって売れ行きが違っていても、新商品が続々と誕生するということは、そのぶん熱狂的なファンが増えているということになる。“チョコミン党”は今後どこまで拡大するのだろうか。

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