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木梨憲武、16年ぶり映画主演とこれからの活動を語る「3年後に映画撮りたい」

とんねるずのこれからは「何も変わらない」

――俳優活動に力を注ぐのではという意見も見られますが…今後またドラマや映画で木梨さんを見られる可能性はあるんでしょうか?
木梨憲武 僕は“発注待ち男優”の身なので、プロデューサーや監督に甘い物でも持参して「なんかいい作品ないでしょうか。木梨はやる気満々なんですけど…」みたいに媚びへつらわないと、オファーがなかなか来ないんですよ。“アプローチ男優”だったらいいんですが、“発注待ち男優”なんでね。まぁ、どうしてもやりたくなったら自分から動くと思います。
――そんなことここで言ったらオファーが殺到しそうな気がしますが(笑)
木梨憲武 だから最近は色んな取材で「これからはCG男優としてやっていきます」と言い続けています。“CGの仕事しかやらない男優ですよ”、っていうのをあらゆるメディアで植え付けています。ちなみに今年は第1回CG男優賞を貰えることになっているんですけどね。あれ、聞いてない?(笑)
――なぜCG男優にこだわるのでしょうか・・・?
木梨憲武 それはですね、今回の撮影で僕の詳細な3Dスキャンデータを取ったのでね。木梨ならすぐにCGでそれを再現できるってわけですよ。
――なるほど! 
――今年の3月に約30年続いた『とんねるずのみなさんおかげでした』が終了しましたが、コンビとしての今後の活動はどうなるのでしょうか?
木梨憲武 30年というよりは『夕焼けニャンニャン』から数えるともっと長いですよね。この映画もフジテレビが関わっているし、貴明さんの新番組もフジテレビだし、「ほぼ何も変わってないね」と思っています。とんねるずに関して言えば、我々に合う番組ができればいつでもやるし、それが個人のものでもコンビのものでも全く一緒。30年やってきましたが、番組への取り組み方に対するスタンスは変わらないし、今後もそのつもりです。

――番組が終了したただけで、とんねるずの2人・木梨さん個人にとっては何も変わっていないということですね。では、30年以上続けてきた、ずっと長く何かをやり続けていく秘訣って何でしょうか?
木梨憲武 僕は自分の好きなことじゃないと燃えられないですね。だから最初はとにかく自分の好きなものを探せばいいんです。好きな事ならつらいことがあっても、簡単に「つらい」って言わないでしょ。興味がないものだとすぐに辞めたくなるけれど、自分が本当に面白いって思っているものなら相手に怒られても殴られてもしがみついていくだろうし。お世話になった先輩とか、この人に仕事教えてもらったとか、そういう思いさえあれば…。
でも、ムカつく先輩がいてガマンできなければやめればいい(笑)。

あとは覚えた環境の中で、自分でアレンジしながら、ひたすら模索していくってことですかね。我々の芸能も18歳からやっていて、免許もいらない仕事だし。役者だって、歌手だってそうですよね。協会のハンコが必要なわけじゃない。だったら、自分がどこまで面白がれるかじゃないですか?

――そんな中でつらい経験もあったと思うのですが…?
木梨憲武 (即答で)いや、ないですね! ずっと楽しく続けてきました。つらいなんてことは、「前日に飲み過ぎて…やばいやばい〜!今日の現場ヤバイ!酔ってないフリをど〜しようか」みたいなのしかないです(笑)。現場は面白いし、好きな場所なんで、“飲みすぎ注意”ってことだけですかね。

3年後には映画を撮りたい

――さすが強靭なメンタルをお持ちで! では木梨さんが今後個人でやってみたいことはありますか?
木梨憲武 言うだけならタダなんでここで宣言しておきますが、僕3年後に映画を撮ります。イメージでは佐藤健を主役にして生田斗真も使おうかな、イケメン俳優の2枚看板なんて考えています。ほら、言うだけならタダだから!(笑) そんなふうに考えながら飲んでいると面白いんですよ。自分達の仲間、番組関係者、「それ面白そう!」って言ってくれる人が集まってスタッフができますから。

――なるほど(笑)、しかし…3年後に映画は“本気”ですか?
木梨憲武 本気ですよ。俺の助監督に安田成美さんつけるから。彼女は“撮られ方”を分かってる人なんでね。もしくは成美さんが主役で俺も出させてもらうか。彼女は僕のアートのプロデュースは全部やってくれていますし、何を求められて必要とされているかという感覚に非常に優れた方なんでね。で、勝手にこういうことを言うから後で成美さんに怒られる(笑)。

――俳優にお笑いにアートに歌手活動…木梨さんの多彩っぷりには毎回驚かされます。
木梨憲武 ちなみに自転車屋(木梨サイクル)もやっていますからね。ほら、自分長男だから。

――ひと休みされるのかと思いましたが…春からも大忙しですね!
木梨憲武 そんなことないですよ。注意すべきは飲み過ぎと深夜2時過ぎのラーメンだけ。調子乗っちゃうと「やべぇ、餃子も食っちゃった」みたいなことになるから。あとは…同じ話を繰り返しながら、同じ仲間と酒を飲む。そして日々反省と確認。神棚に水。これだけです。今日はどうもありがとうございました!

(文/kanako kondo 写真/RYUGO SAITO)

木梨憲武、映画『いぬやしき』インタビュームービー

映画『いぬやしき』

定年を間近に控えた冴えないサラリーマン・犬屋敷(木梨憲武)は、ある日末期がんによる余命宣告を受ける。その晩、突如謎の墜落事故に巻き込まれ、現代科学を超越した機械の体に生まれ変わる。一方、同じ事故に遭遇した高校生・獅子神(佐藤健)は、手に入れた力を思うがままに行使し始めていた。

4月20日公開
原作:奥浩哉「いぬやしき」(講談社「イブニング」所載)
監督:佐藤信介
出演:木梨憲武、佐藤健、本郷奏多、二階堂ふみ、三吉彩花、生瀬勝久/濱田マリ、斉藤由貴、伊勢谷友介
主題歌:MAN WITH A MISSION「Take Me Under」(Sony Music Labels)
オフィシャルサイト:http://inuyashiki-movie.com/ 
(C)2018 映画「いぬやしき」製作委員会 (C)奥浩哉/講談社
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