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大島優子、新感覚ドラマで見せる“自然体” 小林聡美と本格タッグで成長を実感
設定の異なる9人の女性を演じ分けは「考えるよりも現場に飛び込んで勝負」
関連性のない9つもの役を演じ分けるのは大変ではなかったのか。「あえて演じ分けたというより、ストーリーが全部違うから自然と別れていきました。考えるよりも現場に飛び込んだらどうなるか、出たとこ勝負みたいな部分もありましたね」と笑って話す彼女から、撮影をエンジョイした様子が手に取るように伝わってきた。
今回のパートナーとなった小林とは、映画『紙の月』(2014)でも共演していた。一緒のシーンはそれほど多くなく、2・3日だけの共演となったが「なぜか同じ楽屋だったんです。先輩と一緒だと恐縮して『何か話したほうがいいかな』とか考えるんですけど、聡美さんはそういう気遣いを全くさせないオーラがあって、私はつい聡美さんの前で寝てしまったくらい(笑)」。そして、今回の共演を通して感じたことがあった。
「おこがましいんですけど、似ている感じがしました。持っている感覚とか共通言語が近いというか、共鳴している点があると思いました。あと、私が人の話を聞いているフリをしていると『聞いてないでしょ?』ってズバリと言われちゃう。私はたまに人の話を聞いていなくて、聞いているふりをしてしまうことも(笑)、それをすぐ聡美さんに見破られました。なんで分かったんですかって聞いたら、『私も聞いてなかったもん』って(笑)」