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丸山隆平が実力派俳優たちを自宅に招待、映画主演に関ジャニ∞から手荒い激励も

ちゃんと“大漁”をグループに持ち帰りたい

――関ジャニ∞のメンバーとしての仕事と、こうした個人での仕事では立ち位置が違うのでしょうか?
丸山隆平 自然と変わっているかもしれませんね。以前は「変わらない」と言っていたかもしれませんが、役割も違いますしね。グループだと、自分で言うのも変ですが、場をかき乱すような見られ方をしますが、西田組では、僕より年上の方が多いので可愛がっていただいた感じがしています。

――グループではない仕事だと、「関ジャニ∞の代表として来ているんだ」という責任感みたいなものはあるのですか?
丸山隆平 撮影の段階では、役柄を全うしようという思いが一番で、そこまで責任感は意識していなかったと思います。グループのメンバーには「撮影に行ってきます!」って感じですね。無事に怪我なく撮影することに集中するというような…。その後、作品が出来上がって宣伝をする段階になると、主役として『泥棒役者』を背負って、一人でも多くの方に見てもらえるように責任を果たさなければという気持ちが強くなるので、あまりグループのことは意識していないと思います。そして映画が公開されてからは、やっぱり結果ですかね。しっかりと成績を残してグループに持ち帰りたいという気持ちが強くなっていくと思います。結果が出れば、関ジャニ∞にも貢献できると思うんです。公開してからが、一番グループの一員であることを意識するのかもしれません。ちゃんと“大漁”をグループに持ち帰りたいですね。

20代、どう頑張ったらいいのかわからない時期があった

――先ほど、あまりご自分に自信が持てなかったと話されていましたが。
丸山隆平 20代のときはどう頑張ったらいいのかわからない時期があって、「とにかく俺を見てくれ」みたいな感じでやっていました。でも力が入れば入るほど、余計に先が見えなくなっていた。それが30代になったとき、無駄な抵抗はしないで、流れに逆らわないようにしようと思ったんです。なんとなく無駄な抵抗はやめて、「いまはこうなんや」と流れに逆らわずに進むようになった。出口のないトンネルはないですからね。そうすると自然と人との出会いに恵まれてきましたし、徐々にいろいろなことに対応できるようになっていきました。最近は、生きていれば何とかなるって考え方になりましたね。

――関ジャニ∞が歌う映画主題歌「応答セヨ」は、とても映画にマッチしている印象を受けましたが、作品で流れているのを聴いてどんな印象でしたか?
丸山隆平 完成披露試写会で見たのですが、見事でしたね(笑)。レコーディングしたときに、「ちゃんと作品にマッチして受け入れてもらえるかな」と意識していたのですが、映画のなかで本当に絶妙なタイミングで流れて、「さすが!」と唸ってしまいました。僕が出演している映画だし、「曲と映画の架け橋になれれば」とメンバーのなかでは一番背負うものが多いと感じていたので、うまくはまっていると思えて本当に嬉しかったです。

――単独初主演を果たしましたが、俳優として今後どんな活動をしていきたいですか?
丸山隆平 33歳でアイドルをやっていますが、いまの自分の経験からでしかできない役があると思うので、常に求められるような人間でいることが大事かなと思っています。具体的な役柄で言うと、僕はサイコホラーみたいな作品が好きなので、そういう役をやってみたいですね。まあ、うちの事務所はなかなかOK出してくれないと思いますが(笑)。
(文:磯部正和)

CHECK>>関ジャニ∞、丸山主演映画の主題歌「応答セヨ」11・15発売

映画『泥棒役者』

監督:西田征史
出演:丸山隆平 市村正親 石橋杏奈 宮川大輔 片桐仁 高畑充希 峯村リエ ユースケ・サンタマリア
11月18日(土)公開
【公式サイト】(外部サイト)
(C)2017「泥棒役者」製作委員会

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