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実写映画『銀魂』大特集! キャスト&原作者インタビューにキャラ紹介もまとめ読み!!
初期の少年のイメージを経て、小栗旬も認める演技力を発揮
その後、この夏にスペシャルドラマとして復活する『ぼくらの勇気 未満都市』(日本テレビ系)を経て、『青の時代』(TBS系、以下すべて同系)、『to Heart 〜恋して死にたい〜』、『Summer Snow』、『元カレ』などに出演。平凡な大学生から、影のある青年、明るい教師にサラリーマンと、年に1作以上のペースで多岐にわたる役柄を演じてきた。単に人気者だからというだけでなく、アイドルながら“普通の人物”も自然に演じることができる演技力は、視聴者からも好評。『Summer Snow』で共演した小栗旬も、「もっといっぱいお芝居をやればいいのに、もったいない」と語るほど、俳優仲間からも一目置かれる存在となっていった。
コメディ作が続いた近年、盟友・福田監督が見抜いたポテンシャル
今回、彼が『銀魂』で演じる高杉は、原作漫画でも非常に人気の高いキャラクターだ。堂本は、原作キャラが持つ「クールでキザみたいなもの」が日常にまったくないという理由で、この役を演じる際には不安もあったとか。福田監督に「役との距離感やギャップ、違和感みたいなものをプラスの力に変えるためにはどうすればいいのか」と、意見を求めたという。
新たに見せた“悪役”という顔、音楽活動も漂う“色気”に寄与
10日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)でも語られたとおり、年齢を重ねるとともに、自身の考えを色濃く反映した芸能活動を行う堂本剛。高杉というこれまでにない“悪役”の顔は、俳優としての堂本の新たな魅力となるだろう。彼にこの役を配した福田監督は、堂本の“笑い”の部分だけではない、俳優としてのポテンシャルをしっかりと見抜いていたことになる。芝居の仕事をすることは少ないかもしれないが、今後も様々な役柄で、人生と芸の厚みを映した演技を見せてほしいものである。
堂本剛『銀魂』を語る!
堂本剛 僕自身、「そうそう、俺高杉っぽいよね」っていう要素があれば、そこまで考える必要がなかったのかもしれませんが、皆さんご存知の通り、僕は関西弁ですし、クールでキザみたいなものが日常にまったくない奈良の人間なので、正直そこの違和感はありました。その違和感を楽しんでもらえるように工夫するのは大変でした。僕の周りにも『銀魂』ファンは多いので、『銀魂』だからということもありますが、自分が演じる役との距離感やギャップ、違和感みたいなものをプラスの力に変えるためにはどうすればいいのかなという相談は(監督に)しました。
―ー大変だったことはありますか?
堂本剛 応援してくれている方はご存じだと思うのですが、膝に爆弾を抱えている中で、「殺陣をやってほしい」と“メガネをかけた太った人”(福田雄一監督)が言うものですから大変でしたね。10代ぶりの殺陣ですし、また三味線も弾いたことはなかったので、監督からのいろいろな無茶ブリに答えることが大変でした。
映画『銀魂』メイキング(盟友編)
原作:空知英秋『銀魂』(集英社『週刊少年ジャンプ』連載)
監督・脚本:福田雄一
出演:小栗旬 菅田将暉 橋本環奈 柳楽優弥 新井浩文 吉沢亮 早見あかり ムロツヨシ 長澤まさみ 岡田将生 佐藤二朗 菜々緒 安田顕 中村勘九郎 堂本剛
2017年7月14日公開
【公式サイト】(外部サイト)
(C)空知英秋/集英社 (C)2017映画「銀魂」製作委員会