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(更新: ORICON NEWS

自転車で冒険に出よう。キャンプツーリング紀行 inアラスカ【Part1 出発編】


03 旅の装備
アンカレッジで、地図や食料などを入手した。

旅は約1カ月の予定。その間は、基本的にキャンプで過ごすため、以下のような装備を準備した。

【キャンプ道具】
テント、シュラフ、シュラフカバー、エア注入式のマット、コッヘル、カトラリー、調理用のストーブ、ヘッドライト、水筒。

【ウエア】
オールウェザージャケット、薄手のジャケット、長袖シャツ、アンダーウェア、パンツ(3枚)、Tシャツ(3枚)、ロングパンツ(2本)、オーバーパンツ、靴下(3足)、サンダル、シューズ、グローブ、ヘルメット

【その他】
一眼レフカメラ、コンパクトカメラ、電池、充電器、筆記用具、ノート、裁縫用具、医薬品、洗面用具、トイレットペーパー、タオル、腕時計、ライター、文庫本(5冊)、地図、クレジットカード、現金、パスポート、パンク修理キットと工具、マルチツールなど




04 軽量化で旅を快適に
装備は食料や水を入れて30kg弱。これ以上になると荷物の重さでペダルを回すのがキツくなる。ないと困るものを持ち、あると便利なものは持たない。そうやって持ち物を厳選し、軽くすることで、体や自転車への負担が減り、快適な旅ができる。

装備は20Lのパニアバッグ2つに詰め込み、リアキャリアの左右に装着。防水がしっかりしているバッグなので、雨が降っても大丈夫。カメラや地図はすぐ取り出せるように、ハンドルに付けたフロントバッグに入れた。



05 冷たい雨の日の出発
アンカレッジに降り立って3日目。午前5時30分。ポツポツと雨粒がテントを叩く音で目を覚ました。腕時計に備わった温度計を見ると気温は5℃。夏のアラスカは、晴れれば30℃を超えるが、雨が降ると日本の真冬のようになる。アンカレジ〜フェアバンクスの夏の平均気温は13℃ほどだ。

キャンプ場の受付に行き、壁に張り出された天気予報を見ると1週間先まで雨。この先、天気が変わらないのならば停滞していても仕方がない。オールウェザージャケットを着て、濡れたテントをそのままたたみ、ビニール袋に入れてバッグに詰め込んだ。

午前7時30分。冷たい雨の中を出発。

ペダルをグッと踏み込み、アンカレジから延びる1号線「グレン・ハイウェイ」を北上する。

Part 2.パークス・ハイウェイ北上編へつづく
(文・写真/和田 義弥)

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