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(更新: ORICON NEWS

波の音が聞こえてきそう。 爽やかなカリフォルニアテイスト【男の部屋】

毎日を過ごす部屋は、好きなテイストに包まれた心地いい空間にしたい。ここでは、そんな願いを叶えた、ちょっと羨ましくなるような部屋を紹介―。
波の音が聞こえてきそう。
爽やかなカリフォルニアテイストの部屋
―大西 隆行(おおにし・たかゆき)さん
もともと、サーフィンやアメリカ西海岸の文化が好きだったという大西さん。「生活スタイルすべてが西海岸の雰囲気になるように」と、壁やドア、家具から雑貨までこだわり抜いた部屋作りをしている。「一生住む家だから、自分の好きなテイストにしたいと思いました。雨の休日に家族で過ごすときや、仕事から疲れて帰ってきたときなど、大好きな空間でくつろげるのは最高です」。そんな大西さんの、部屋作りのこだわりとは―。

“オトナでリアルな”西海岸の家
部屋作りで一番気をつけているのは、「子どもっぽくなったり、ポップになり過ぎたりしないようにする」こと。カリフォルニアといっても派手な色使いはせず、落ち着いた雰囲気で、実際に西海岸にある家を目指しているという。

壁や床の木目の温もりと、所々に飾られたグリーン。そこに海や空を連想させる青色が加わって、なんとも爽やかで気持ちのいい部屋。この空間を作り上げる、大西さんなりの法則がこちら。

Rule ー部屋作りの法則ー

Color 〔色使い〕
01 色使いは青・白・茶色の3色まで
家具や雑貨、壁などすべて、青・白・茶色の好きな3色にまとめ、そこに植物で緑色をプラス。これで統一感を出しながら、自然で柔らかい雰囲気にしている。「家のドアや戸棚の扉も、それぞれ別の色ですが、3色からはみ出ないもので塗っています」。

02 濃淡をつけて奥行きを出す
“茶色い床×濃い茶色のレザーソファ”、“水色の壁×ターコイズブルーのソファ”のように、同色のなかで濃淡の差をつけて奥行きを出している。

03 壁の色は部屋の用途にあわせて思い切り変える
リビングなどの開放感がほしい所は、下から上にいくにつれて色使いが明るくなるように、寝室やトイレなどの落ち着きたい空間は、全体的にトーンを暗くすると雰囲気が出る。「トイレは暗いネイビーの壁紙ですが、とても落ち着きます。一面ターコイズブルーの洗面所は、朝は目がシャキッと覚めて、夜はマリンライトの温かい光に癒されます。存在感の強い色も意外と馴染むので、いろいろと試してみると納得のいくパターンが見つかりますよ」。


Interior 〔インテリア選び〕
04 雑貨は“西海岸感”を出しすぎない
「California」と書かれているような“西海岸感”が溢れ出ている物は、実際の西海岸の家には飾っていないので選ばない。「かわいい雑貨でも、派手なものや部屋の色味と違う物は雰囲気を損ないます。買いたいときは、それ単体のかわいさよりも部屋に置いた時をイメージして、馴染むか? ゴチャゴチャしないか? を考えてから決めるのがポイントです」。

05 大きめのグリーンで雰囲気作り
ヤシやコウモリランなどの大きめのグリーンは、西海岸の雰囲気を出すのにもってこい。オトナっぽさも演出できる。


Furniture 〔家具選び〕
06 長く使って味ができるものを置く
家具は、ファッションとは違い長く使っていくうちに味が出る物。新品・中古、高価・安価は関係なく、自分のイメージにぴったりとハマり、かつ長く使えるものを選ぶ。そうすると、古びてきても味だと思えて、愛着を持って使える。


Favorite ーこだわりと愛着ー

01 Favorite Spot〔お気に入りの場所〕
こだわりが詰まった家の中でも一番気に入っている場所は、吹き抜けを大きめにとったリビングだそう。「特に吹き抜け部は、天井に実際のカリフォルニアの住宅でも使われているレッドシダーを張りました。その周りの壁は、大好きな西海岸ブランド『 ロンハーマン』の店内インテリアを参考に、本物の板壁に白い塗装を施しています。リアル感を出すために、潮風にあたってペンキが剥がれたようなヴィンテージ加工をしました」。塗装屋さんに説明しながら、自分も一緒に作業したというほど思い入れのある場所だ。


02 Favorite Item〔お気に入りのアイテム〕
一番気に入っているアイテムは、リビング中央に置いているハワイのヴィンテージのサーフボード型センターテーブル。1年ぐらい探したそうで、「自分もサーフィンをするので、これを見つけた時は運命を感じてとても嬉しかった」という。大好きなものが部屋の中心にある、それだけで楽しい空間になる。


03 Favorite DIY Item〔お気に入りDIYアイテム〕
部屋作りの醍醐味のひとつと言えばDIY。自分好みのものを作る楽しさと、それを飾って眺める楽しさがある。大西さんのこだわりは、ドアに施したプチDIY。各部屋のドアにアメリカ産の「push」「pull」プレートを付けたり、取っ手を星型のものに替えたりして、自分なりのカリフォルニアスタイルを楽しんでいる。
大西 隆行(おおにし・たかゆき)さん
インテリア写真の投稿・閲覧サイト『RoomClip(ルームクリップ)』ユーザー
ユーザー名:dorazen
Room NO.237235
URL:roomclip.jp/myroom/237235(外部サイト)
取材協力
RoomClip(ルームクリップ)

月間250万人以上が利用する家具や雑貨などインテリアの写真を投稿、閲覧できる日本最大級の住まい&インテリアの写真投稿サービス。スマートフォンやウェブサイトから利用でき、アプリのダウンロード数は150万を突破、200万枚以上のインテリアの実例写真を見ることができる。

公式URL:roomclip.jp(外部サイト)
(取材・文/駒場 彩佳)

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