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(更新: ORICON NEWS

毎日の料理に、こだわろう 〜料理家・栗原心平 記憶に残る男の料理とは〜

“楽しさ”を実感できる超・定番男の料理レシピ3選

男目線で楽しい瞬間を感じられる、定番メニューを最新著書から紹介してもらった。

男の憧れメニュー1 中華食堂みたいな チャーハン

撮影/竹内章雄

撮影/竹内章雄

「男が憧れるメニューの一つが、『お店レベルのチャーハン』。家庭のキッチンの火力でも簡単にできるように工夫した作り方をお伝えします。子どもに盛り付けを手伝ってもらい、一緒に作るのも楽しいメニューです」

男のこだわりポイント!

男の料理ならではの「お店のような仕上がり」にこだわるなら、残りもののご飯ではなく、チャーハンのために米を炊いてほしい! 粒がほどけるパラパラのチャーハンはふだん食べるご飯よりもかなりかために炊いたものを使う事こそが最大のコツと言っていいくらい、大事なポイント!

ここが楽しい!

鍋をあおって、少しずつ本格パラパラチャーハンになっていくところが醍醐味!
(作り方)

1.米をかために炊く。

2.具材をみじん切りにする。米と同じくらいの大きさに細かく刻むのがポイント。

3.卵は白身と黄身をしっかり混ぜる。

4.火をつける前に、フライパンに油、ニンニク、ショウガを入れて強火で炒める。

5.卵を絡めながらご飯を炒める。木べらでご飯のかたまりをほぐしながら炒める。パラパラになるまで鍋肌に押し付けてはほぐす、を繰り返す。

6.仕上げの具材を入れて炒める(ハムやかまぼこなど)。

7.味付けと長ネギは最後に投入。味付けは鶏ガラスープの素などお好みでOK。

8.茶碗やお椀にぎゅうぎゅうに詰めて、皿をかぶせてひっくり返す。そっと茶碗を外して完成。

※調理時間20分ほど

男の憧れメニュー2 洋食屋のビッグなオムライス

撮影/竹内章雄

撮影/竹内章雄

「子どもも大人も、男女問わず大好きなメニュー。洋食屋さんの本格的な味付けと、きれいなラグビーボール型を作るのが醍醐味ですね」

男のこだわりポイント!

フライパンからお皿に移す時に思い切ってサッとやること。ここでもたつくとチキンライスが散らばったり、卵が破れたり残念なことになる。ササッと皿に移せると、料理ができる男の気分も味わえる。

ここが楽しい!

上手に卵を巻けた時の充実感が最高!
(作り方)

1.鶏肉を1センチ角に切り、塩コショウを振って手で揉み込む。

2.タマネギをみじん切りに、ピーマン、シメジなども細かく刻む。

3.卵は1人前で2個、塩を一つまみ加えて溶きほぐす。

4.フライパンを熱してバターを加え、鶏肉を強火で炒める。肉の色が変わったら「2.」の野菜を入れて炒める。

5.粗熱をとったご飯を加えて炒め、塩とコショウを少々加えて炒める。具と馴染んだらご飯を片側に寄せて、ケチャップを加える。少し炒めて水分を飛ばしたら、ご飯を混ぜ合わせる。

6.ソースを作る。中濃ソースとケチャップ、赤ワインを中火でとろみがつくまで煮つめる。

7.フライパンに火をかけてバターを溶かし、「3.」の溶き卵を流し入れる。強めの中火で大きくかき混ぜながら加熱し、固まってきたら「5.」のチキンライスを中央に載せる。

8.フライパンの手前を持ち上げて、卵を奥に滑らせて、フライパンの縁を器にあてて返す。ペーパータオルで形をオムレツ型に整える。「6.」のソースをかけて完成。

男の憧れメニュー3 みんな大好き本格ハンバーグ

撮影/竹内章雄

撮影/竹内章雄

「子どもの頃に食べていた栗原家のハンバーグは、生のタマネギがたっぷり入った煮込みハンバーグでした。それも好きですが、より本格的な味にしたくて、このレシピになりました」


男のこだわりポイント

みじん切りタマネギを木べらで丁寧に炒める。少し茶色に色づくまで炒めると、肉とよくなじんで甘みが出る。

ここが楽しい!

肉汁を使って赤ワインなどを加えてソースを作るこだわりが大事!
(作り方)

1.玉ねぎはみじん切りにして、ソースに入れるマッシュルームは石づきを取って2〜3mm幅でスライスする。

2.フライパンにバターを溶かして、タマネギを木べらで混ぜながら強めの中火で焦がさないように丁寧に炒める。しんなり半透明になったら火を止めて粗熱を取り、パン粉と牛乳を合わせる

3.ボウルに「2.」のタマネギ、卵、薄力粉、ナツメグを入れてよく混ぜる。手にサラダ油をつけて、ハンバーグのタネを両手でキャッチボールをするようにして、空気を抜く

4.フライパンにオリーブオイルを熱し、「3.」のハンバーグのタネを中火で焼く。両面に焼き色が付いたら、火を弱めてフタをして7分ほど蒸し焼きにして皿に移す。

5.「4.」のフライパンで、肉汁を残したまま火にかけ、バターを溶かし、「1.」のマッシュルームを加えて炒める。しんなりしたら赤ワインと水を追加し、アルコール分を飛ばすように炒める。ケチャップと中農ソースを加えてとろみがつくまで煮つめたらソースの完成。ハンバーグにかける。
◆このメニューも作って楽しい!
このほかにも、作って楽しい、テンションの上がる男の定番メニューはたくさんある。どんなメニューでも、作っていて楽しい瞬間はきっとある。自分の好きな料理、家族の好きな料理を楽しんで作れる男はカッコいいのではないだろうか。


『懐かしの喫茶店風ナポリタン』
最後にチーズを削りかけるとお店のような華やかさが出せます。

『肉汁たっぷりパパ餃子』
慣れてくると、だんだんスピードアップして、きれいに作れるようになります。無心に餃子を作っている時の職人感がたまりません。

『ごはんが何杯でも進む 豚と大根の角煮』
大根、豚肉をそれぞれゆっくりと煮て柔らかくなっていくことに達成感を味わえます。

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