「この子、なにもの?」突如現れた不思議少女 シンガー・ソングライター、Maica_nってなにもの?

 アーティスト写真では、女性にも男性にも見える中性的な容姿。その姿から発せられる雰囲気には「思春期の少女が抱える焦燥や不安、悩み」といった陰を感じる一方で、「まだ幼さも残る少年のあどけなさ」も見てとることができる。そんなMaica_nが5月20日、1stEP『Unchained』でメジャーデビューする。Maica_nはデビュー前から山崎まさよし、奥田民生、Charなどとセッションするなど、大物ロックミュージシャンらとセッションしたかと思えば、中国電力のWEBムービー『おとどけもの』では、ある少年が離島に住む親友に“おとどけもの”をする姿と、Maica_nが歌う「海風」が、少年や彼を包む景色と混ざり合い、柔らかな感動を呼び起こした。まだ我々リスナーには見せてない魅力をいくつも隠し持っているであろうMaica_n。一体、彼女はどんなミュージシャンなのか?「この子、なにもの?」をキーワードにその魅力に迫っていく。

Spotify「Early Noise」に2年連続で選出――「この子、なにもの?」

 Maica_n、19歳。佐賀県に生まれ、徳島県阿南市で育った。幼少期より父親の影響で音楽に囲まれて育ち、ビートルスやザ・バンドなどの60年代〜70年代のロック・ポップスから始まり、ダニー・ハサウェイなど同時期のソウルにも魅せられ、さらにはエリック・クラプトンにボズ・スキャッグス、中学でエルビス・プレスリーやストレイ・キャッツを聴き込むなど、ジャンルを問わず名曲・名盤を浴びるように聴きながら、シンガー・ソングライターとしての力を蓄えていった。中学の頃にはギターを使って作曲も開始。同時に作詞も手がけるようになり、オリジナル楽曲を書き溜めていったという。

 そんなMaica_nがシーンに登場したのは2019年。初の全国流通盤となるミニアルバム『秘密』を6月に発表すると、これまでにあいみょんやOfficial 髭男dismをはじめとするさまざまなアーティストをいち早くピックアップし、シーンの中心に送り込んできたSpotifyの「Early Noise」に選出。それとほぼ時を同じくして、茨城・VOICEで行われた「水戸復活祭」に出演し、『秘密』に収録されているシュレルズの「Baby It’s You」のカバーでCharと共演。そこでのパフォーマンスも話題をさらった。

 さらに、今年1月にも「Early Noise 2020」に選出。世界で2億4800万人以上のユーザーが利用している音楽ストリーミングサービスであるSpotifyから「今年、飛躍が期待される注目の新進気鋭・国内アーティスト10組」としてピックアップされたことからも彼女への期待の大きさを窺い知ることができるだろう。

 彼女の選出したスポティファイジャパンのHead of Content・芦澤紀子氏は以下のように彼女の歌声との出会いを振り返りつつ、その理由を語ってくれた。

「『秘密』という楽曲が昨年Spotifyに到着した時に、情報が何もなかったにもかかわらず、いや何もなかったからこそ「Maica_nって何者?」と社内が大いにざわざわしました。あどけない中性的なルックスと印象的な声、かと思えば往年の洋楽のエッセンスを散りばめたような大人びた年齢不詳なサウンド。この絶妙なアンバランスの妙が魅力のアーティストで、Early Noise 2020に選出させていただきました」

 世界的な音楽ストリーミングサービスからの後押しも得たMaica_n。当然、国内はもとより世界へと羽ばたいていくことも大いに期待される。芦澤氏も指摘しているように、彼女が幼少期から蓄えてきた「洋楽のエッセンス」と「年齢不詳なサウンド」という点は、国籍を問わず支持を集めていく要因にもなっていくだろう。

提供元: コンフィデンス

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