「シーブリーズ」CMで注目の池間夏海、ブレイク最前線女優の東京の“壁”「心を動かす女優になりたい」
「私はできる」と自信過剰だったときに上京して知った怖さ
池間が一躍その名を世間に広く知らしめたのは「シーブリーズ」CM出演。過去には深田恭子や堀北真希、川島海荷、広瀬すずなどその後、飛躍を遂げてきた新鋭女優が数多く出演。新人ながら同イメージキャラクターに抜擢された池間は、テレビCMだけでなく、そのWEBドラマでも注目を集め、そのさわやかさとともに演技も印象づけた。そんな池間は、自身の芝居を数々の現場で学んできた“感覚で演じるタイプ”という。
「ただただ楽しく演じさせていただいていて、『私はできる』って自信過剰になっていました。それが上京してから“緊張”を覚えてガラッと変わったんです。大勢のスタッフに囲まれるなか、いままでにないくらい緊張して、冷や汗が出てきたり、食事がとれなくなったりして。お芝居は楽しいんですけど、怖い部分も知りました」
それは、周囲からどう思われているのかを気にするようになったことであり、考え方が大人になったということ。池間は周囲から「緊張するのはいいこと」とアドバイスを受けたことで、安心することができ、気持ちの切り替えができていったという。
ドラマと映画で演じた、それぞれ新しい姿を見せる対象的な2役
「はじめは方言のセリフに感情を乗せるのが難しかったのですが、撮影が進むにつれてアドリブでも宮崎弁が出るようになって、自然に方言で話せるようになりました。自分が細島になじんでいっているのが感じられて、演じているというか、自分が役の是澤佐和になれているような感覚でした。主演ということで気も引き締まり、いろいろ経験させていただき、たくさんのことを学ぶことができた貴重な現場でした」
「頭がよくて、勘も鋭い。私とは真逆のタイプです(笑)。原作マンガやアニメを観て勉強し、私なりにコピーしました。いままで観たことがない池間夏海になっています」