「シーブリーズ」CMで注目の池間夏海、ブレイク最前線女優の東京の“壁”「心を動かす女優になりたい」
感覚で演じるだけではない、理詰めの役作りも
「台本をいただいてから役についてひたすら考えました。これは感覚ではなく、その時代の背景、当時の生活や子どもたちの考え方をちゃんと調べないといけないと思って、図書館で資料を探し、つらくて観たくないものもありましたけど、全部ちゃんと観て、時代の移り変わりを勉強しました。それらをしっかり頭に入れて大事に演じたので、それが伝わったことはすごくうれしかったです」
「よく余裕があると言われるんですけど、まったくそんなことなくて、すごく緊張していても顔に出ないんです。あと、ふだんの見た目がツンとしているらしいんですけど、それはなにも考えていなくてボーっとしているだけです」
本格的に女優業をスタートさせてから、早くもテレビドラマ、映画とメジャーシーンへ進出し、タイプの異なる役柄を好演している池間は、これから振れ幅の広い女優へと成長していきそうな輝きを放っている。
「ずっと自分が楽しくてお芝居をやってきましたが、いまは観る人に感動や元気を与えたり、人の心を動かすことができる女優になりたいと思っています」
(文:編集部・武井保之)