• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
  • ホーム
  • CM
  • 「シーブリーズ」CMで注目の池間夏海、ブレイク最前線女優の東京の“壁”「心を動かす女優になりたい」

「シーブリーズ」CMで注目の池間夏海、ブレイク最前線女優の東京の“壁”「心を動かす女優になりたい」

感覚で演じるだけではない、理詰めの役作りも

 池間が女優として目標にしているのは、「シーブリーズ」CMの先輩でもある広瀬すず。広瀬との初共演となった連続テレビ小説『なつぞら』では、主人公・なつの生き別れになった妹・千遥を引き取った家族の娘役で、千遥が家出をし消息不明になっていることを、なつとその兄に打ち明ける難しいシーンで繊細な演技を披露。高評価を受けるとともに、わずか数シーンの出演でしっかりとインパクトを残した。

「台本をいただいてから役についてひたすら考えました。これは感覚ではなく、その時代の背景、当時の生活や子どもたちの考え方をちゃんと調べないといけないと思って、図書館で資料を探し、つらくて観たくないものもありましたけど、全部ちゃんと観て、時代の移り変わりを勉強しました。それらをしっかり頭に入れて大事に演じたので、それが伝わったことはすごくうれしかったです」
 自身を感覚で演技をするタイプという池間だが、同作では理詰めで役を理解し、そうした準備を下地にした役作りを経て、見事に難役を演じ切った。今後の演技について聞くと「どちらも使いわけたい。でも、そんなに器用なことができるタイプでもないと思います(笑)。いままでも感覚で動いてきたので、そこのベース変わらない。ただ、いろいろな作品を観たり、経験を積んだり、たくさん勉強をしてその感覚を磨いていきたいです」と年齢のわりに落ち着いた口調でしっかりと語る。

「よく余裕があると言われるんですけど、まったくそんなことなくて、すごく緊張していても顔に出ないんです。あと、ふだんの見た目がツンとしているらしいんですけど、それはなにも考えていなくてボーっとしているだけです」

 本格的に女優業をスタートさせてから、早くもテレビドラマ、映画とメジャーシーンへ進出し、タイプの異なる役柄を好演している池間は、これから振れ幅の広い女優へと成長していきそうな輝きを放っている。
「ずっと自分が楽しくてお芝居をやってきましたが、いまは観る人に感動や元気を与えたり、人の心を動かすことができる女優になりたいと思っています」
(文:編集部・武井保之)

提供元: コンフィデンス

あなたにおすすめの記事

 を検索