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【劇的イメチェン】理想高すぎオタク男子がモテ男子に激変、美容師の手で気持ちも変わった?「男性美容にも“格差”」
オタク=外見に無頓着?「もし彼女を作るとしても理想が高すぎて…」
今回、紹介するのは、秋葉原で出会った動画編集系の専門学校に通うダイチさん。普段は床屋でカットしているという髪型は、ストレートヘアの七三分け。清潔感はあるものの、失礼ながら、非モテ系のオタクな雰囲気を醸し出していた。
カンタさんに声をかけられ、イメチェンをOKしたのは、「楽しそうだなと思ったから」。聞けば、「動画配信などを通して、自分も人を楽しませるようなことがしたいと思っていた」という。
「ダイチさんもアニメ好きということでしたが、この企画のために街で外見に無頓着そうな、髪の伸びた人に声をかけると、2次元の世界が好きな方が多くいます。そういった方々は女性に対して理想が高く、3次元の女性に興味がないことが多い印象です。女性を意識するような場に出かけることがなく、日常でも女性の目を気にしないから、外見に対する意識が疎くなっているのかなと感じています」(カンタさん/以下同)
男性の美容意識が高まる中で二極化、ワックスすらも初体験
「塩顔の人はマッシュ系が似合います。今、流行のアップバンクもできないことはないですが、ダイチさんの場合は髪質が軟毛で、おでこも広めだったので、ボリュームが出にくい。アップバンクは自分でのセットも難しいので、ダイチさんに合うよう、マッシュ系をアレンジしたスタイルを作りました」
美容師のテクニックにより、施術後、スタイリッシュになったことは言うまでもないが、驚いたのは、丸かった顔がまるでダイエットしたかのようにフェイスラインがスッキリ、小顔になったことだ。
「施術前は全体的にボリュームがなく、髪の毛の分も顔が大きく見えてしまっていました。サイドのボリュームを出すことによって、小顔に見えるようにしました」
イメチェン後の自分を見て、「今までの自分とは別人のように変わったのですごく良かった」と顔をほころばせるダイチさん。施術中、恋愛談議に花を咲かせていたときに、「待つタイプ」と言うダイチさんに、「男の人で待っていて恋愛が成功するのって、イケメンか世間的な認知やステータスのある人しか無理だと思うから、もう行くしかない!」とアドバイスを送ったというカンタさん。モテ系の外見にイメチェンした自分を見て、「積極的に動いてみようかな」と前向きな笑顔を見せて去って行ったダイチさんを、カンタさんはうれしい気持ちで見送ったという。
(文:河上いつ子)
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カンタ「渋谷でイメチェンさせる人」
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