ハングクTIMES
K-POP、ドラマ、映画などさまざまエンタメコンテンツが盛り上がり、まさに時代は“第4次韓国ブーム”。現地の最新トレンドや話題のドラマ・俳優、グルメ・ファッション・コスメなど…“今”気になる韓国情報をお届けします！

こんにちは。韓国在住ライターの二俣愛子です。気が付けば在住歴6年目に突入しました。早いものです。

今回は、韓国旅行をする知人や友人から最近よく聞かれる「スーパーで買えるお土産」について。ロッテマート、イーマートなど韓国の大型スーパーで手に入るアイテムの中から、本気で推せるものばかりをセレクトしています（今回私が訪れたのは金浦空港のロッテマートです）。ぜひ参考にしてみてください。

ミスカル

みなさん、ミスカルってご存じですか？

韓国好きな方ならご存じの方も多いと思いますが、雑穀をミックスしひいた粉で、きな粉をさらに香ばしくしたような味わいが特徴です。

韓国ではスーパーフードのひとつとして古くから親しまれていて、ミルクやプロテインに混ぜて朝ごはんの代わりや、おやつとして取り入れることが多いです。

韓国の有名コーヒーチェーンでも大体ミスカルジュース（またはシェイクなど）が楽しめます。

我が家は、夫がミスカルが大好きなので、定期的にストックしています。どのメーカーのものも比較的外れなくおいしいのですが「国産」と表記されているもののほうが安心できるのでおすすめです（※ハングルでの「国産」表記を調べてみてください！）

ヌルンジ

体調が悪いとき、食欲がないときに重宝するのが「ヌルンジ」。韓国版のおこげです。食べ方は、ここに熱湯を注いでおかゆのようにして食べるのが一般的。

韓国では、韓国料理を食べに行くとたまに釜で炊いたご飯（ソッパブといいます）が出てくるところがあります。

その場合、ご飯を別の器に取り出し、釜にこびりついたおこげはそのままに、一緒に提供されるお湯を注いで蓋（ふた）をしておき、こびりついているおこげをおかゆのようにして食べます。

これが韓国のヌルンジ。香ばしくておいしくて、そのまま食べてもよし、キムチなど少し酸味の効いた漬物と一緒に食べると最高です。

スーパーではそんなヌルンジを手軽に自宅で楽しめるよう、お菓子のようなパッケージで販売されています。

大袋タイプが多いのですが、大型のスーパーであればこういった小さく持ち運びに便利なサイズも見つかるのでぜひ試してみてください。

えごま油

韓国といえばごま油が有名ですよね。ですので、ごま油をお土産に購入される方も多いかと思いますが、個人的なおすすめは、えごま油。

ダイエット、アンチエイジング、脳の機能低下を防ぐ、アレルギー症状の緩和などさまざまな健康効果が認めらているので、日本でも一時期ブームになりましたよね。

韓国では、えごま油が日本よりも身近で手軽にスーパーなどでも購入できます。

特に選んでほしいのは「国産」と記入され、色が薄くきれいなもの。

そんなすごい効能が期待されるえごま油は酸化しやすく熱に弱いので、ぜひそのまま食べてみてください。

サムギョプサルなどのお肉料理にえごま油に塩を合わせたつけだれと一緒に食べると、より香ばしさが感じられて最高においしいです。

また、サラダにかけるドレッシングとして、えごま油にめんつゆを混ぜただけでもGOOD！

コチュジャン

さまざまなタイプのコチュジャンがありますが、私の推しは牛肉エキス入りのコチュジャン。一般的なコチュジャンよりもより深くマイルドな味わいがします。

ビビンパはもちろん、料理に使うときにも相性抜群。

私は自宅でトッポギを作るときにもこれを使っています。ニンニク、はちみつと混ぜるだけでおいしいトッポギのソースを作ることができて重宝していますし、日本へのお土産にもたびたび買っていきますが好評です。

麻辣ソース

韓国では麻辣タンが一時期大トレンドになり、今では定番化している料理のひとつ。なので麻辣味の商品も無数に存在します。

ペク・ジョンウォンは、韓国では知らない人はいないほど有名な実業家でタレント。飲食関連の事業を韓国国内で幅広く展開している人です。

日本でも「セマウル食堂」「香港飯店（ホンコンバンチプ）」などの韓国料理屋さんを展開しているので、ご存じの方も多いのではないでしょうか？

ドラマ『梨泰院クラス』のパク・ソジュン演じる主人公の敵役にあたる長家（チャンガ）グループ代表は、ペク・ジョンウォンがモデルともいわれています。

私も韓国料理を作るときは、ペク・ジョンウォンのレシピを参考にすることが多いのですが、この麻辣ソースは本当に何にでも使えて便利で、少し味が足りない、何か足したいというときに使っています。

料理に調味料として入れたり、フライドチキンのソースとして使ったりと、その名の通り万能に使えますよ。

スープの素シリーズ

ズボラな私の必需品（笑）。韓国らしいチゲ類、これさえあれば簡単に自宅で楽しめます。

使い方はとっても簡単で、鍋にこれと指定量の水、好きな具材を入れて煮込むだけです。

私のお気に入りは、プデチゲとテンジャンチゲ。

プデチゲには、ネギなどの冷蔵庫のあまり野菜、ソーセージや肉、トック（平たいモチ）やラーメンなど、家にあるあまりものを次々に入れて煮込んで最後にチーズをのせるだけで本格的なプデチゲが完成。

テンジャンチゲは、みそ汁ですが、やはり韓国はほんのり辛いのが特徴。日本とは違う韓国ならではテンジャンチゲもこれさえあれば、だしやお味噌の量などを気にせず、味がばっちり決まります。

お値段もサイズもお手軽！

番外編！　韓国で今一番推したいお菓子

最後は、お菓子。なのですが、マートでは買えず、オリーブヤングで展開されているものですが、今一番お気に入りのお菓子を紹介させてください。

それが、韓国のベーカリーカフェブームの火付け役として有名な「OUR BAKERY」のチョコポップコーン。

サクッとライトなポップコーンに、濃厚なのに甘すぎないココアパウダーがこれでもかとかかっています。

正直、手は汚れますが、軽くて甘すぎないのでバクバクと止まらなくなります。

私が訪れたときは、1＋1だったので、3200ウォンで2個ゲット！　これがもう最高で、今、旦那と2人でハマっています。

つい最近も近所のオリーブヤングで買い占めてきました（笑）。

お手頃＆多彩！　韓国土産はマートでみつけよう！

手軽に買えて、選ぶのも楽しい韓国の大型マート。韓国のお土産は、ぜひマートに行ってお気に入りを見つけてみてください。

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ライタープロフィール
二俣愛子（ふたまた・あいこ）
韓国在住。日本でファッション雑誌の編集者として働いた20代を経て、セブ島とロンドンに短期留学後、webメディアの編集とフリーランスの編集ライターとしても活動。留学中に出会った韓国人男性と3年半の遠距離恋愛後に結婚し渡韓。現在は日本メディアへの執筆・PR・日本企業と韓国企業をつなぐ仲介をしている。インスタグラム【@aiko_shin4】。オンラインのジュエリーセレクトショップも運営【@owol__official】。