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2023年上半期ブレイク俳優ランキング(男性編)
コンポーザーに新米刑事、猫型ロボット役も…多彩な役柄で新たなファン層も獲得
今年、上半期は『夕暮れに、手をつなぐ』、『ラストマン-全盲の捜査官-』とTBS系ドラマに2期連続で出演し、異なる役柄で新たな魅力を開花させた。同作ではコンポーザー志望の海野音を演じた永瀬。デザイナー志望の浅葱空豆(広瀬すず)との恋模様が話題を呼び、毎週SNSを沸かせたことも記憶に新しい。また、4月期ドラマ『ラストマン』では、刑事役として体を張った演技にも挑み作品ごとに異なるアプローチを見せた。
そんな永瀬にユーザーからは「『夕暮れに、手をつなぐ』では優しい男の子、『ラストマン』では若手刑事と大活躍! 優しい演技が大好きです」(北海道/40代・女性)、「広瀬すずさんとのドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』がとても素晴らしかったです。落ち着いた自然な演技でひきこまれました。 色んな役ができそうな気がします」(愛知県/40代・女性)と称賛の声があった。
「演技がとても上手く、たくさんのドラマに出演されたから」(和歌山県/20代・男性)、「ドラマで印象に残るキャラクターに抜擢されている」(愛知県/40代・男性)と、女性ファンのみならず男性からも注目されていた。
3月には『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』で、パーフェクトネコ型ロボット・ソーニャ役で声優に初挑戦。11月には主演映画『法廷遊戯』の公開も控えており、この上半期の活躍を機に、さらにドラマ、映画、アニメなどで俳優業の充実にも期待が高まる。
上半期急上昇、 “金髪ヤンキー”と“爽やか後輩”のふり幅がエグい
また、4月期のドラマ『わたしのお嫁くん』(フジテレビ系)では“家事力最強男子”を演じ、女性視聴者たちは胸キュン。「『私のお嫁くん』が大好きで、家事がスマートにできる役や、少し弱い一面を見せるキャラクターがすごく可愛くて好きだから」(神奈川県/10代・女性)と10代からも支持された。
その一方、映画『東京リベンジャーズ』シリーズでは松野千冬役で金髪リーゼントを披露。SNSでは「イケメンやばいリーゼント死ぬ」「真宙くんが演じた千冬が優勝だよ」と、普段の爽やかな雰囲気から一変した姿に大きな反響を呼んだ。
そんな高杉に「『東京リベンジャーズ』や朝ドラ、さわやかでかっこよくてとてもよかったです」(東京都/30代・女性)、「朝ドラに続いて、今のフジテレビのドラマで助演を務めていて、幅広い役どころを見せていると思うため」(北海道/40代・女性)などの意見が寄せられた。
さらに来年は、大河ドラマ『光る君へ』で吉高由里子の弟・藤原惟規役で出演することも発表されている。2012年の『平清盛』以来、12年ぶりの大河となり、昨今の認知度の高まりが大役抜擢に起因したようだ。
「若林にしか見えない!」本人も認める再現率の高さと演技力で急上昇
高橋はオードリーの若林正恭役で出演。バラエティ番組でもおなじみの実在する人物であるため、放送前からどのように演じるのか注目された同作。話し方やしぐさだけでなく、漫才シーンの再現度も大きな話題となり、実際のオードリーの漫才との比較動画も投稿され、高橋の演技力の高さを若林本人からも高く評価された。
見事に若林になりきった高橋には「芸人の再現ドラマという芸人の喋り方や行動を寄せて演技するという難しい役柄にも関わらず、その芸人の本人も認めるほどの再現率だったから」(広島県/10代/女性)、「『だが、情熱はある』で打ちのめされた。ビジュアルは全く違うのにめちゃくちゃ若林さんの声、間、動き!! 演技が本当に上手い! 俳優として大注目。次にどんな役を演じるのか楽しみすぎる。ジャニーズだからと偏見持って見ない人がいたら勿体なさすぎる」(大阪府/30代/女性)と評価された。
また「オードリー若林役は驚いた。かっこよすぎるので期待していなかったが、しゃべり方などは、本人が憑依しているようだった」(東京都/40代・男性)とモノマネの域を超えた高橋に、今後の俳優としての活躍を期待する声も寄せられていた。
ブレイクランキング初登場、インパクトある役柄で爪痕残す
そんな森本の熱演に、「南キャンの山ちゃんに、見かけも喋り方も動作も似てるんだけど、それが物真似じゃなく、ちゃんとドラマの中で山ちゃんとして成立した上で似てるし、実物が並んだら全然違うのが凄いな、と思ったから」(兵庫県/40代・女性)と40代からの支持は1位となった。
ほかにも、ユーザーコメントでは今年1月に放送されたドラマ『探偵ロマンス』(NHK総合)での演技を評価する声も。「『探偵ロマンス』で大正の新聞記者を演じたかと思えばドラマ『だが、情熱はある』で振り幅の大きさを感じた」(千葉県/20代/女性)と“振り幅”も評価された。
なかでも、大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合)での“美少年” 井伊直政役が印象深かった板垣。「『どうする家康』での可憐さと凶暴さを兼ね備えた演技が迫力あった」(奈良県/20代/女性)、「大河ドラマ『どうする家康』での女装姿があまりにもハマり過ぎていて、美しいお顔が印象的な俳優さんです」(奈良県/40代/男性)と、妖艶さに魅了されたユーザーが多数。
「女性編」同様に、ドラマや映画への出演が途切れなかった俳優がTOP10に並んだ。作品ごとに異なる役柄や、その役に憑依した姿を見せたことで“俳優”としての印象を色濃くさせた。実力派であり、若手俳優の飛躍が目覚ましい結果となった。
※高橋海人の「高」ははしごだか
【調査概要】
調査時期:2023年5月31日(水)〜6月7日(水)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
【オリコンランキングご利用上のご注意】
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調査時期:2023年5月31日(水)〜6月7日(水)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査方法:インターネット調査
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