先ごろ、筋肉だけではない健康的なボディの美しさを競うコンテスト『ベストボディ・ジャパン（BBJ）』の千葉大会が開催された。フィトネスモデル部門レディースクラス（18歳〜39歳）に出場した原澤まりさん（35）は、格闘技とボディメイクで鍛えた美しいボディを披露した。

自慢のパーツは、キックボクシングで鍛え上げた“肩”

　原澤さんがボディメイクを始めるきっかけになったのは、格闘技だった。以前からキックボクシングを習っており、「もっと強くなるため」にトレーニングを始めたのだと言う。そんな彼女の自慢のボディパーツは、キックボクシングで鍛え上げた美しい“肩”。現在は、『BBJ』出場に向けてキックボクシングの練習は控えているそうだ。

　キックボクシングを始めた理由はと言うと、「メンタルが弱かったので、精神的に強くしたかったから」とのこと。「自分に自信がないので、それが少しでも解消できればなと思って始めました。でも自分に自信がないのは、いまもあまり変わらないですね」と恥ずかしそうに答えた。

　昨年は格闘技のためではなく、『BBJ』出場を目指し、11キロの減量に成功した。それまでダイエットの経験はなく、初めての減量だったが、目標達成のために努力を怠らない芯の強い一面ものぞかせる。

SNSを通じて、声をかけてくれる人が増えた

　ボディメイクを通して変化したことは、「Instagramを見ました」「この前の大会に出ていましたね」と声をかけてくれる人が増えたと笑顔を見せる。SNSを通じたメッセージや周囲の声が、彼女の励みにもなっているようだ。

　また、女性からは「カッコいいですね」と言われることが増えたそうで、「特に、自分よりも年配の方から言われることが多いんですよ」と喜ぶ。

　憧れは、2021年大会の『BBJ』日本代表となった大野詩子さん。「筋肉のある引き締まった身体に憧れます。私も、ああいう身体になれるよう頑張ります！」と意気込む。

（文／地原緑　写真／片山よしお）

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