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次に見たい最新韓国ドラマ!個性豊かな登場人物に魅了される…クスッと笑えてちょっぴりミステリアスな韓ドラ3選【ハングクTIMES Vol.77】

ハングクTIMES
K-POP、ドラマ、映画などさまざまエンタメコンテンツが盛り上がり、まさに時代は“第4次韓国ブーム”。現地の最新トレンドや話題のドラマ・俳優、グルメ・ファッション・コスメなど…“今”気になる韓国情報をお届けします!
こんにちは。韓ドラ大好きライターのなかまるです。今月は、変わり者の登場人物たちが事件に巻き込まれていく、笑いあり、謎ありの新作韓国ドラマ『月水金火木土』『弁論をはじめます。』『グリッチ −青い閃光の記憶−』をご紹介します! 展開が早く、予想もできない行動をするキャラクターたちに翻弄されて、いつの間にか見終わっているかも…!(笑)

Pick1『月水金火木土』

【あらすじ】
チェ・サンウン(パク・ミニョン)の仕事は、困っている男性と契約結婚をすること。ひょんなことから、月・水・金曜日は長期独占契約顧客であるチョン・ジホ(コ・ギョンピョ)のもと、火・木・土曜日は新規顧客になったスーパースターのカン・ヘジン(キム・ジェヨン)のもとへ通うことに。そんな二人とサンウンがロマンスを繰り広げるラブコメディーです。
【見どころ】
サンウンは、見た目はもちろん、資格やあらゆる能力も兼ね備えたスーパーウーマン。おかげでさまざまな顧客のニーズに応えてきましたが、その一方で彼女の夢は、自由な恋愛をすること。完璧主義でなんでもできるのに、自分の恋愛になると不器用になってしまうのが、かわいすぎます! 御曹司かつ超人気俳優のカン・ヘジンと、無口で人との関わり方が超下手だけど、どこか憎めないジホ。さらに周りで起こるミステリアスな展開で、関係は複雑になっていきます…。

チェ・サンウンを演じるのは、『キム秘書はいったい、なぜ?』『彼女の私生活』で主演を務め、“ラブコメの女王”とも言われるパク・ミニョン。美貌はもちろん、服装も素敵だと話題になっています。とびっきりお洒落を楽しんでいる彼女のコーディネートを見るのが、毎放送の楽しみになるはず。
また、男性陣とのケミも抜群! できることは多いけど少し抜けてるサンウンと、変わり者のメンズたちが織りなすコメディーなやりとりにニヤニヤが止まりません。

サンウンと月・水・金曜日に契約している長期顧客、チョン・ジホを演じるのは、『応答せよ1988』でブレイク、『嫉妬の化身〜恋の嵐は接近中〜』や『プライバシー戦争』に出演し演技力に定評のあるコ・ギョンピョ。
ジホは、正当だけどつい余計なことを口走ってしまう、社会性ゼロな性格。自分だけの世界にこもっていましたが、サンウンと契約結婚をして過ごすうちに、少しずつ変化が。不器用なジホの些細な優しさや、サンウンを奪われまいとムキになっている姿など、ツンデレ(自分で全く意図ではないのがまた最高)にこちらも翻弄されてしまいます!

そして、火・木・土曜日の新たに顧客になったカン・ヘジンを演じているのは、モデル出身の俳優キム・ジェヨン。『100日の郎君様』で刺客ムヨン役、『あなたに似た人』で退廃的な美しさをまとった芸術家ソ・ウジェ役を務めるなど、幅広い役柄を見せており、そのセクシーで甘いルックスに注目が集まっています。
ヘジンは、そのオーラを存分に生かしたスーパースター。アイドルでデビューし人気俳優になり、女性に困ることはないはずなのに、なぜかどんな恋愛も本気になれず初恋を忘れられない。そんな本当はうぶで純粋なところがとてもかわいい…。みんなもそんな彼をきっと応援したくなるはずです…!
▼作品情報
毎週水・木曜日、U-NEXT独占で見放題配信中

Pick2『弁論をはじめます。』

【あらすじ】
大手弁護士事務所「張山(チャンサン)」に勤める、超エリート敏腕弁護士ノ・ チャッキ(チョン・リョウォン)。エースまで上り詰めたと思った矢先、突然逮捕され、その座から引きずり下ろされてしまいます。一方、チャ・シベク(イ・ギュヒョン)は司法研修所を主席で卒業したにもかかわらずお金にも地位にも興味がない、人助け精神で働いている国選弁護士。

裁判で勝利するためには手段を選ばないノ・ チャッキと、人に寄り添うためにはどんなことでもいとわないチャ・シベク。変人であることだけが共通点の正反対な二人が、真相を暴くべく奮闘するリーガルサスペンスです。監督は『梨泰院クラス』のカン・ミングで、実話をもとに書かれた同名のエッセイが原作。
それぞれの事件を法廷の中で解決していくように見えて、実はその裏には大きな事件が…。次々と疑わしい人が出てきて、人情あふれるチャ・シベクさえも、なんだか怪しく見えてくる。そんなヒューマン要素もコメディー要素も、そしてちょっぴりロマンス要素もある、サスペンス色強めな法廷ドラマです。

【見どころ】
エリート弁護士ノ・チャッキ役は、『私の名前はキム・サムスン』で主人公の恋敵・ヒジン役を務め一躍有名になり、『検事ラプソディ〜僕と彼女の愛すべき日々〜』や『魔女の法廷』など、リーガルドラマでの活躍も印象的なチョン・リョウォン。41歳には思えない美しさで、爽快に事件を解決していくバリキャリ弁護士を演じています。今作は3度目の法廷モノとなるため悩んだそうですが、台本がおもしろすぎて引き受けたのだとか!
「魔王」と同僚に呼ばれているほど恐れられているチャッキは、嫌味な性格ですが、どうにか張山に戻ろうと頑張ったり、悪態をつきながらも被告人のために奔走したりと…、憎めないキャラクターでだんだん愛らしく見えてくる主人公です。

勝率が低くお金もない貧乏弁護士チャ・シベク役は、『ハイバイ、ママ!』、『今、私たちの学校は…』など、さまざまな作品に出演している実力派俳優イ・ギュヒョン。『刑務所のルールブック』のハニャン役が印象的な人も多いのではないでしょうか。
無表情なのに口調や振る舞いで、その役柄の雰囲気を伝えるのが上手な俳優です。今作も国選弁護人として働きながらも、急に冷たく凶暴にも見えるような…? どこか秘密を抱えている、難しい役柄を演じています。
スリリングなメインストーリーのなかにある、名俳優ふたりが奏でる、かわいい変人弁護士のコミカルな掛け合いも見どころです。
▼作品情報
Disney+『スター』にて独占配信中

Pick3『グリッチ −青い閃光の記憶−』

【あらすじ】
ホン・ジヒョ(チョン・ヨビン)はある日を境に見えるようになった、“宇宙人”に悩まされていました。大人になって久しぶりにまた宇宙人が目の前に現れたと思ったら、交際していた彼氏のイ・シグク(イ・ドンフィ)が突然失踪してしまいます。警察に相談しても取り合ってもらえず、ジヒョはもしかしたら人間の仕業ではないかもしれないと個人的に調査を始めることに。

シグクを見つけ出すため、UFOの存在を信じるオカルトサークルの人々の力を借りながら真相を探りだしますが、やがて危険な陰謀に巻き込まれていく…。偶然再会した同級生ホ・ボラ(ナナ)と共に、未確認ミステリーの実態に近づく追跡劇です。
『人間レッスン』を執筆したチン・ハンセ脚本家の新作。オカルト話かと思ったら…、予想だにしない展開とさすがのスピード感で、夢中で見終わるはずです!

【見どころ】
“宇宙人が見える”主役のホン・ジヒョを演じたのは、『ヴィンチェンツォ』でヒロインを演じ、一気に人気俳優となったチョン・ヨビン。元オカルトオタクだった面影を残しながら、社会に必死に適応しようとする現代女性を演じています。地味で陰気なチョン・ヨビンはなんだか新鮮です!
再会を果たした中学生の同級生のボラを演じたナナとも相性抜群で、長身美女ふたりが生み出すケミもぜひ注目してほしいです。
また、ジヒョとボラの関係性の移ろいもおもしろい! ぶっ飛んだSFに思えるかもしれませんが、「絶交してしまっていたはずの絆はまだ存在するのか」というジヒョの成長や友情物語にもなっているように感じました。

ジヒョの中学の時の友人ホ・ボラ役は、アイドルグループ・AFTER SCHOOLのナナが演じます。『Oh!ご主人様〜恋ができない僕とカノジョの同居生活〜』などラブコメから、『キル・イット』、『ジャスティス −復讐という名の正義』など意外とサスペンス系にも多く出演しています。
今作では、あちこち入れ墨の入った体でバイクを乗りこなしている不良なお姉さんを見事に演じています。ワルに見えて、ジヒョと昔一緒に遊んだオカルトごっこのグッズをまだ使っていたり、YouTubeを生業にしようとしていたりと、ピュアな心の持ち主であるボラ。向こう見ずに行動する大胆な性格で、それが物語やジヒョを引っ張っていってくれます。「こんな友達ほしかったなぁ」と感じてしまうはず!
そのほか、宇宙人にさらわれたかもしれない彼氏探しを手伝ってくれるオカルトサークルのメンバーも個性豊かでおもしろいです。

屈強な肉体でアクションシーンで活躍してくれたカプ大尉、リアクションがいちいち大きくてビビリだけど実はUFOに詳しいフィリップ、サークルではマンネ(一番年下)でお母さん離れがまだできていないドンヒョク。この3人組もお忘れなく!
また、ジヒョたちとは別に捜査を進め助けようと動いてくれる刑事キム・ビョンジョ役を演じたのは、『梨泰院クラス』で有名になり今出演がとても増えている話題の俳優リュ・ギョンス。
『梨泰院クラス』では、あまり冴えない無骨な男でそこがまたかわいかったのですが、今作では捜査でどんどん真実に近づいていく頭の切れる優秀刑事に変身しました。

ジヒョたちの独自の調査と警察の捜査で、パズルのピーズがハマっていく…。宇宙人はいるのか、はたまた陰謀なのか、掴めそうで掴めない真相はいかに。
▼作品情報
Netflixで独占配信中
今月のドラマPickはいかがでしたか?  うその結婚を仕事にしていたり、トップの弁護士になるために手段を選ばなかったり、宇宙人が見えたり…と、“変人”ばかりが登場する3作品をご紹介しました! 突飛な設定ですが、その分物語の展開を予想するのが難しくておもしろく感じられるはず。ぜひ考察や予想をしながら見進めてみてくださいね!
ライタープロフィール
中丸史華
出版社で書籍の編集者として働いたのち、IT企業にてwebメディアの編集者に。韓国カルチャー好きがこうじて、韓国関連の執筆活動も行なっている。趣味は、渡韓時のスケジュールを細か〜くたてること(現在は妄想TRIP…)。生粋の韓ドラオタクで今までの視聴作品は300ほど。インスタグラム【@punnikouri】。

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