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韓国中が恋した!?“みんなの初恋”GOT7・ジニョン沼に堕ちるおすすめ韓ドラ3選【ハングクTIMES Vol.74】

ハングクTIMES
K-POP、ドラマ、映画などさまざまエンタメコンテンツが盛り上がり、まさに時代は“第4次韓国ブーム”。現地の最新トレンドや話題のドラマ・俳優、グルメ・ファッション・コスメなど…“今”気になる韓国情報をお届けします!
今年韓国で配信された『ユミの細胞たち2』で魅惑の男子「ボビー」役を演じ、韓国女子たちを次々に沼堕ちさせたボーイズグループGOT7のメンバー、ジニョン。そんな、現在本国で大ブレイク中のジニョンの、沼に堕ちるおすすめ韓ドラ3選『花様年華〜君といた季節〜』『彼はサイコメトラー -He is Psychometric-』『ユミの細胞たち』をご紹介いたします!

『花様年華〜君といた季節〜』

『花様年華〜君といた季節〜』(C)STUDIO DRAGON CORPORATION

『花様年華〜君といた季節〜』(C)STUDIO DRAGON CORPORATION

2020年に放送された作品ですが、日本のNetflixで配信されるやいなや今日のTOP10にランクインしている本作品。皆さんはもうご覧になりましたか? ジニョンが登場して1秒で、恋に落ちた人も多いのではないでしょうか…?(筆者経験談(笑))破壊力抜群のジェヒョン先輩(ジニョン)に、恋をせずにはいられない一作です。
【あらすじ】
かつては信念を持って学生運動を率いていたハン・ジェヒョン(ユ・ジテ)は、その後ヒョンソングループ財閥の娘婿となり、富と名誉のために働く冷徹な事業家になっていた。一方、学生時代はピアノを専攻し、裕福な家庭で育ったユン・ジス(イ・ボヨン)は、現在はヒョンソングループの非正規雇用として働いていたが不当解雇され、アルバイトをして忙しい毎日を送りながら息子を養っていた。そんなある日、子どもたちのいじめの件で呼び出されたジェヒョンとジスは、加害者と被害者の親として20数年ぶりに運命の再会を果たす。ジスは頭を下げ顔が見えていない状態だったが、ジェヒョンは声ですぐにジスだと気づく。そしてジェヒョンは、ジスのあとを追って話しかけるが、思いもよらないジェヒョンとの突然の再会に戸惑ったジスは、ジェヒョンとの過去を忘れたフリをし…。

【見どころ】
大学時代に出会い、美しい初恋を経て、40代で再会したジェヒョンとジス。何もかもが変化した現在と、過去のまぶしい青春時代を行き来しながら物語は展開していきます。1990年代のレトロな雰囲気の中で展開する青春時代のロマンスが、本当にさわやかで、じれったくて、初々しくて胸がギューンとしてしまいます。今のように携帯電話やSNSが普及していない時代、手紙や待ち伏せなどの「待つ」愛が描かれているのがすごく“エモい”のです。
ジニョンはユ・ジテが演じるジェヒョンの青春時代を演じているのですが、このジェヒョン先輩がもう破壊力抜群なんです…! ジニョンは、韓国で「初恋記憶操作男」というニックネームがついているんですが、これはさわやかな風貌と清純な雰囲気で、学生時代にこんな男子生徒が周りに存在しなくても、実際に片思いしたような記憶を呼び起こすという理由からついています。登場から清純な雰囲気を持ちながらも、どこか男らしくもある本作のジェヒョン先輩は、まさに「初恋記憶操作男」そのもの。登場のシーンからジェヒョン先輩が放つ圧倒的なオーラとあまりのかっこよさに、秒で恋してしまいます。
普段は正義感にあふれていてクールなのに、恋する女性の前では恥ずかしがり屋。もうすでにキャラが罪すぎませんか…? 悶絶級のかっこよさでジニョン沼に堕ちると同時に、「初恋」のまぶしさと甘酸っぱさ、そして切なさを繊細に表現する彼の演技に惹かれること間違いなしです。未視聴の人は、今すぐ観ることをおすすめしたい沼堕ち必至の一作です。
▼配信情報
U-NEXT、Netflixなどで配信中

『彼はサイコメトラー -He is Psychometric-』

『彼はサイコメトラー -He is Psychometric-』 (C)STUDIO DRAGON CORPORATION

『彼はサイコメトラー -He is Psychometric-』 (C)STUDIO DRAGON CORPORATION

『花様年華〜君といた季節〜』のジェヒョン先輩とは180度異なる“子犬系ジニョン”を堪能するなら本作品! コミカルでキュートなのに時折見せる“男らしさ”に、ギャップ萌え必至の一作です。
【あらすじ】
父と母の3人で暮らしていた団地の火災事件で1人生き残り、その事件をきっかけに触れた人や物の残留思念を読み取るサイコメトリーの能力を手にしたイ・アン(ジニョン)。それから月日が流れ、11年前の団地火災事件と類似した火災が発生する。アンの能力を知る刑事ウン・ジス(ダソム)が彼を捜査に参加させるが、能力はなかなか上手く発揮されなかった。同じく11年前の事件の被害者で当時アンを助けた検事カン・ソンモ(キム・グォン)も一連の事件の真相究明に関わるが、アンが事件に手をつけることに気が乗らない。そんな折、アンは転校生のユン・ジェイン(シン・イェウン)にのぞき魔だと誤解されてしまい…。

【見どころ】

『彼はサイコメトラー -He is Psychometric-』 (C)STUDIO DRAGON CORPORATION

『彼はサイコメトラー -He is Psychometric-』 (C)STUDIO DRAGON CORPORATION

ジニョンが、3秒触れるとその人の記憶の残像が読み取れるサイコメトリーの超能力を持つ、ちょっとドジでお茶目なイ・アンを魅力いっぱいに演じた本作。殺人放火犯が起こした事故に巻き込まれて両親を失ったサイコメトラー・アンと殺人放火犯に仕立てられ、えん罪で服役中の男の娘として、心に傷を抱えて生きてきた少女ユン・ジェイン(シン・イェウン)。偶然のようで必然的に絡み合った二人の男女がさまざまな事件を一緒に解決して成長していきます。
捜査現場のあちこちに散らばっている証拠物をアンが手にとり、犯人の破片を把握していく過程が斬新なのはもちろんですが、過去と現在の事件を結ぶ細かい複線が複雑に絡み合っていく奥深さもあり、サスペンス好きにはたまらない一作ではないかと思います。そして切なくも甘いロマンスが事件の合間に挟まってくるので、しっかり胸キュンさせてくれるのも嬉しいポイントです。
重々しい空気をパッと明るくしてくれるのが、ジニョン演じるアンの陽気なキャラクター。GOT7の末っ子ユギョムとベンベンの性格が明るいため、役作りの参考にしたのだそう。初々しくて人懐っこくて生意気で、ちょっとおバカというキュートな“子犬系男子”ジニョンを堪能していると、ふとした瞬間に頼れる男らしい姿を見せてくるので、そのギャップに骨抜きになってしまうこと間違いなし!
コミック演技やロマンス演技はもちろんですが、家族を失い悲しみに陥った感情演技まで様々な姿を完璧に消化して、“演技の振り幅”の広さを存分に見せつけた作品ではないかと思います。ちなみに本作でヒロインを務めたシン・イェウンと、『ユミの細胞たち2』では再共演を果たしているのですが、“超重要な役”で登場するので要チェックです!
▼配信情報
U-NEXT、Prime Video、dTVなどで配信中

『ユミの細胞たち』

「ボビー」という歴代ラブコメの中でも最強のキャラクターを生み出し、韓国で沼落ち女子を爆誕させたのが『ユミの細胞たち2』。筆者個人的に、本作でジニョンが演じる「ボビー」に、堕ちない女子はいないのでは?と思うほどの破壊力なので、本当に覚悟して見ることをおすすめします(笑)。

【あらすじ】
彼氏から一方的に振られて以来3年、恋をしていなかったキム・ユミ(キム・ゴウン)。恋ができない原因は、ユミの“愛細胞”が涙の洪水に流されてこん睡状態になっているせいだった。しばらく恋愛はご無沙汰だった平凡な会社員のキム・ユミが、会社の後輩から紹介されたク・ウン(アン・ボヒョン)と出会い、恋愛し、感情を少しずつ取り戻していく…。
【見どころ】
本作は、ユミの頭の中の理性、感性、空腹、そして愛などを調節する細胞たちがアニメキャラクターで表現され、ユミという人物の感情を細胞単位で覗いていくロマンスドラマ。本作がすごいのは、「細胞たち」を通して恋する時の複雑な感情を多面的に表現することで、誰もが経験する平凡な恋愛模様を、よりドラマチックに特別に輝かせてくれるところ。まるでユミになったかのように一緒にときめいて、共感して応援しながら、深く感情移入してしまうのです。「アニメと実写の融合」と聞くと、子供っぽい雰囲気を想像しがちですが、全くそんなことはなく、むしろ大人におすすめしたい作品です。
シーズン1は、ユミとアン・ボヒョン演じるゲーム開発者ク・ウンとのロマンスが物語の中心でしたが、シーズン2は、シーズン1にも登場した職場のイケメン、ジニョン演じるボビー代理との鬼キュンロマンスが中心に展開していきます。元彼であるウンも登場し、先が読めない展開が続いていくので、「どうなるの〜!」と、ラストまで夢中になるはず。さらにシーズン2は、新たな夢に向けて挑戦するユミの物語も盛り込まれていたり、“舌細胞”や“右手細胞”など細胞たちが格段にパワーアップしているのも見どころです。
そして何と言ってもジニョンが演じるボビーがもう…超絶魅惑的男子で頭抱えてしまうレベルなんです(笑)。真面目で誠実、律儀で控えめなキャラなのに、恋にはド直球ストレートというまさに超理想系男子。そこにさらに巧みに大人の色気も混ぜてくるので、「参りました」とお手上げ状態に。子犬のような甘い瞳から大粒の涙を流すシーンでは、彼の繊細な表情演技に脱帽させられ、マックス感情移入してボロッボロに号泣してしまいました。
人気漫画原作で、すでにキャラクターが構築されていたために、「ボビーは無条件にハンサムでなければならない」と、監督がキャステイング秘話を語っていますが、まさにジニョン以外のボビーは考えられないほど。もう“演技ドル”とは呼べないな…と思うほど、俳優パク・ジニョンの表現力のすごみを感じられる一作です。
ポーカーフェイスながら、真っ直ぐな瞳でポロッと放つ超ド級パワーワードの連続に、秒でボビー(ジニョン)沼に引きずり込まれること間違いなしです! 視聴者をとろけさせ、「歴代最高のキスシーン」と謳われたキスシーンにも注目です。
▼配信情報
Prime Videoで独占配信中
ライタープロフィール
Dramawriter Nana
韓国ドラマをこよなく愛するドラマライター。
WEB媒体を中心に、ラジオ、雑誌等で韓ドラ愛を叫ぶ記事執筆中。Twitterでは推しドラマ愛を暑苦しく配信中。
マニアックで隠れた名作なら任せて下さい。
Twitter:https://twitter.com/Nana_writer76

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