ORICON NEWS
2022年上半期ブレイク俳優ランキング(男性編)
1月から続いたドラマ出演、初主演を経て1位へ すべての役柄を見事に演じ切る
今年は様々な役どころで存在感を誇示した間宮。1月期の『ファイトソング』(TBS系)では、バンドのボーカル役で劇中に披露した見事な歌声も注目を集めた。続く『ナンバMG5』では、ヤンキー家族に生まれたが、“普通の青春”に憧れる主人公・難破剛を好演。金髪に特攻服のヤンキー姿と黒髪の真面目な高校生姿の両方を演じて、ギャップを見せた。7月18日スタートのドラマ『魔法のリノベ』(フジテレビ系)では、リフォーム会社で働くバツ2のシングルファザーを演じ、3期連続でドラマ出演が続いている。
現在29歳の間宮だが、学生から社会人まで多彩な役柄を演じ分ける“カメレオン俳優”ぶりに多数の評価が寄せられた。「ドラマすごいよかったです。1月クールと4月クールで全く別の役をやってて、でもしっかりどっちもはまってて毎回観るのを楽しみにしてました」(福島県/30代・女性)、「ドラマに立て続けに出てらっしゃって 全く違う感じの人を上手に演じてられるので」(京都府/40代・女性)と称えられた。
これまでNHK連続テレビ小説『半分、青い。』、ドラマ『BG 〜身辺警護人〜』(テレビ朝日系)など数々の話題作に出演してきたが、本人はORICON NEWSの取材で「出演作でめっちゃ跳ねたっていうことがとくにない」とブレイクの実感がなかったと振り返っている。
それでも「3クール連続ドラマ主演。毎度印象の違う役と実力で楽しませてくれる。お茶の間で彼をたくさん見れた上半期だった。どの役も好きにさせちゃう手腕がすごいと感じた」(宮城県/30代・女性)、「幅広く様々な役をこなせて、役によって別人のようになる」(埼玉県/50代・男性)など、どんな役もこなす“なりきり度”の高さで、さらに支持層を増やした。
朝ドラで知名度アップ、話題作への出演も続き役者業に拍車
昨年10月から放送のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』では、三世代の最初のヒロイン・安子(上白石萌音)の夫役を熱演。4月公開の映画『ホリック xxxHOLiC』では、百目鬼静役を演じ、4月クールのドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)では、“女子を虜にして狂わせる危険な男”を演じたことで、さらにファンを増やした。
そんな松村に「朝ドラでのヒロインの夫、戦死してしまうが回想シーンでも出どころが多い役を丁寧に演じていた。普段のアイドル活動では見ることのできない表情など、魅力が多彩に広がった」(福岡県/40代・女性)など、“稔さんロス”を巻き起こすほどの重要な役どころだったと話題に。
多彩な役柄に挑む彼に「朝ドラの好青年のイメージとは真逆な『恋マジ』の柊真役やワンコキャラの大学生、『xxxHOLiC』の無口な役等、演じる役にぴったりマッチしていて毎回驚く。カメレオン俳優と呼んで良いと思う」(東京都/40代・女性)、「映画やドラマで様々な役に合わせて演技していて、上手でアイドルの枠を飛び越えた活躍をしていると思うから」(福島県/20代・女性)と称賛された。
ドラマでは主演作はまだないが、ストーリー上のキーとなる役柄を演じることが多く、今後もさらなる活躍が期待される。
初登場でTOP3入り “5代目金田一一”も好演
アンケートでは「あこがれだった金田一一役を意欲的に取り組んでいたから」(京都府/10代・女性)、「主演をしたりテレビ露出が1番増えたと感じたから」(広島県/10代・女性)と世代別10代で1位に。
7月29日公開の映画『今夜、世界からこの恋が消えても』でも主演を務めており、『上半期ブレイク俳優ランキング(女性編)』7位に登場した福本莉子と共演。「『消えた初恋』も良かったが、『金田一』では今までの流れを壊さずに彼なりの新しい金田一を演じていて、見ていて引き込まれる。『劇場版99.9』での演技も心に残った。今はまだジャニーズのイメージが強い役回りが多いけれど、今後はもっと違う、意外な役どころも見てみたいと思う」(北海道/40代・女性)と、下半期も俳優としての活躍に期待の声が集まっている。
朝ドラ出演に真犯人役…定着した“俳優芸人”たちが上半期もTOP10入り
「日曜劇場に出演してるのを見て、最初わからないくらいだった」(東京都/50代・女性)、「ドラマで存在感を発揮して意外な一面を見た思いです」(東京都/50代・男性)と世代別では50代で3位にランクインした。
そんな小田に「朝ドラハマってて良かった! 近所のおじさんとかうるさい上司役今後もやってほしい」(愛知県/30代・女性)と大声を活かした役柄で今後も俳優芸人として出演作を増やしていきそうだ。
年末のランキングでは登場のなかったお笑い芸人が2名、しかも両名とも初のランクインを果たした。お笑い芸人が俳優として登場する目新しさや話題性というより、しっかりと役どころを熟慮した演技への評価が今回のランクインにつながったことは間違いない。【おいでやす小田】は、下期ドラマへの出演も続いており、年間でのランクインにも期待が高まる。気鋭の若手俳優の台頭もあり、男女ともにエンタメシーンに新たな息吹を吹き込んでくれた上半期。勢いそのままに上位ランクイン俳優が、年間を通して席巻するのか? はたまたダークホース的な役者が下期に登場するのか? シーンの動向を見守りたい。
【調査概要】
調査時期:2022年6月1日(水)〜6月10日(金)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女※各年代均等割付)
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
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調査時期:2022年6月1日(水)〜6月10日(金)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女※各年代均等割付)
調査方法:インターネット調査
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