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世の中かなりお金と見た目…あと勉強マジ大事、大人の悲哀を描く”あるある”に反響「ほんとそれ」

  • 若い脳みそのうちにやっておけば…の声も(画像提供/制作@slumgai)

    若い脳みそのうちにやっておけば…の声も(画像提供/制作@slumgai)

  • 結局そこだよね…(画像提供/制作@slumgai)

    結局そこだよね…(画像提供/制作@slumgai)

「勉強はマジ大事」「見た目はかなり重視される」「世の中かなりお金なとこある」。思春期ぐらいから薄っすら気が付いていたけど、やっぱりそうだった…そんな共感しかない“大人になって分かったことあるある”を投稿したのはイッヌさん(@ slumgai)。ヘアカット中に見聞きしたエピソードをもとに“あるある”を描きはじめたという美容師兼イラストレーターだ。クセ強めイラストで大人の悲哀を代弁したイッヌさんに話しを聞いた。

人生を2度生きる決意をしたら、2つの夢を叶えることができた

  • 乗り越えても乗り越えても…それが人生…(画像提供/制作@slumgai)

    乗り越えても乗り越えても…それが人生…(画像提供/制作@slumgai)

  • 子どもの方が大人な面もある…(画像提供/制作@slumgai)

    子どもの方が大人な面もある…(画像提供/制作@slumgai)

 先月、イッヌさんが“大人になって分かったことあるある”を投稿すると、コメント欄は共感の声とともに「現実逃避する手段をもつことの大切さに気がつく」「やりたいことがなくて詰む」「世の中の理不尽さと不公平さ」「コミュ力大事」など、フォロワーたちの本音であふれた。

 反響の高さをうけ投稿された第2弾は「人生はかなり苦行だという事」「求人に書いてある事はだいたい嘘」「思ってるほど大人は全然大人じゃねぇ」と、こちらも“ほんとそれな”の共感フォロワーが続々。

 イッヌさんの“大人あるある”は大人の悲哀や世の不条理を的確に描くが、そこに悲壮感はない。一度見たら忘れられない個性的なキャラクターたちが絶望的な現実を笑いに昇華する。

 圧倒的な面白さで10万人のフォロワーから支持されるイッヌさんだが、もともとは年間4000人以上と接客する人気美容師だ。さらに、現在もイラストレーターと5:5の比率で完全両立をしている。どちらも小さい頃からの夢だったと話す。

「ほとんどの人が1回の人生で1つの道に進み、それをやるだけで精一杯だと思っていたので、イラストレーターは諦めていたのですが、どうしても挑戦してみたくて。人生を2度生きるというテーマで目標をたてました」

 しかし、実現までには長い年月がかかったという。

「美容師になってから下積みにかなりの時間を取られてしまったので働きながらイラストレーターの学校に通うことができませんでした。そこでSNSという無料のツールを使って毎日空いてる時間をつかってひたすら描くことに決めました。長く続けられるネタを考えた時に、接客中にお客様から聞くエピソードで“あるある”を描こうかな、と」

 大人の悲哀を代弁する一方で、自身の夢を着実に叶えているイッヌさん。「これからもガンガン投稿していきますのでクスッと笑えるネタを楽しんでほしいです」とメッセージを寄せた。

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