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父が女子高生の娘に作った“新生活応援”弁当、3年後に再注目されたワケは？
「新しい環境に身を置く子ども、その背中を押すお弁当を」
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(画像提供／制作@takeshi.obento）
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(画像提供／制作@takeshi.obento）
『コロナの影響で奥さんだけ参加となりました。参加したかった〜！ホントあっという間の3年間でした。互いの想いがすれ違い、うまく行かない時期もあったけれど、今は部屋で大声で歌っている長女にうるさいなぁと思いつつ、なんでもない日常を嬉しいと感じています。まだまだ大変な時期は続きますが、持ち前の明るさがあなたの取り柄。あなたの名前の様に、みんなを笑顔にさせる人になって下さい。コロナの影響で高校最後のお弁当があやふやになったので、高校最初のお弁当をpostしました』
3年間変わらぬ愛で思春期の娘を見守り続けた父の投稿に「パパからのメッセージ通りの良い出会いがたくさんあった事でしょう」「お父様お弁当作りお疲れ様でした」などの激励コメントが寄せられた。そんな長女も今年20歳を迎えたという。先日の誕生日にはハムで桜をかたどったお弁当を手渡した。
「長女の名前にちなんだ華やかなお弁当に仕上げました。誕生日や入学式などの門出に作るお弁当は、新しい環境になる子どもたちの背中を押せるお弁当を…と思って作っています。娘たちの反応は表立っては無いですけどね（笑）」
14年前、日帰りの家族旅行で子どもたちを喜ばそうと始めたお弁当作り。当初は「ちゃんと可愛いキャラ弁」だった。その後、照れくささから現在のような「ひとこと弁当」に進化した。子どもたちが中・高生の頃は「父にやさしく」「思春期 扱い方 検索」などジワるひとことを海苔文字であしらい親子のコミュニケーションを楽しんだ。そんな子どもたちも大きくなり、関係性も変化してきたとTakeshiさん。
「長男は社会人になり昨年の12月に家を出て1人暮らしを始めました。なかなか会うことは少なくなりました。早く良い結婚相手が見つかると嬉しいです。長女は大学、バイト、遊び、自分の夢に向かっていつも忙しそうです。次女はこの春から高校3年生になります。どうやら受験するようなので頑張ってほしいです。3人とも小さい頃と違って、自立しつつあります。言いたい事もありますが、父親としては後ろからそっと見守る感じでいきたい思っています」