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芸人JP、「ご本人からの公認は今後もいらない」 “戦略”として導き出した松本人志ものまね

 2003年にものまねタレントとしてデビューし、来年20周年を迎えるJP。今年の 1月30日には『ワイドナショー』で松本人志の代役として登場した際には視聴者から多くの反響が寄せられ話題となった。コロナ禍という逆境の中でチャンスを掴んだ彼に、ものまねへのこだわりや松本人志に対する思い、新時代におけるものまね界のあり方にどう向き合っているのかなど現在の心境を聞いた。

「ものまねは武器になる」いじめから脱出できた“一芸”を極め続け生業に昇華

 現在、松本人志のものまねタレントとして大ブレイク中のJP。今年で芸歴19年となるが、彼がものまねを始めたのはタレントとしてデビューするよりもずっと前の小学生の頃だった。

「僕、昔いじめられっ子だったんです。でも学校から帰ってくると、祖母が好きな芦屋雁之助さんや桂小枝さん、渥美清さんのものまねなんかをして明るく振る舞っていましたね。最初は家でものまねしてレパートリーを増やしていったのですが、ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』が流行り始めたので、ある日、学校で長瀬智也さんのものまねをしてみたら見事にいじめられなくなって。そのときに初めて“ものまねって武器になるのか”と思いました」

 2003年にものまねタレントとしてデビュー。その後に大阪NSCやワタナベコメディスクールでお笑いを学び、以降15年間フリーで活動していたが、現在は俳優が多く所属する大手芸能事務所・研音にものまねタレント第一号として所属している。

「当時アルバイトをしていたショーパブに、業界のお客さんが結構来ていたんです。少しずつ仕事量が増えてフリーでやるには厳しいなと思っていた頃、店に来ていた研音の方が“今度タレント部門を立ち上げるので、良かったら所属しませんか?”と誘ってくださったんです。僕は昔から特撮ものが好きで、仮面ライダーや戦隊ヒーロー、ウルトラマンに出演するのが夢なんです。研音には戦隊ものに出ていた俳優さんが沢山いるので、僕にとってはそれが大きな決め手でもありました。もちろんヒーロー役なんておこがましいことは言いませんが、アンガールズの田中さんが『仮面ライダーフォーゼ』、博多華丸さんが『仮面ライダーエグゼイド』に出演していたりするので、いつかチャンスがあるんじゃないかと思って。いま研音に所属して3年ぐらい経つんですけど、まだそのチャンスはやってきてないですね(笑)」

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