• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
ORICON NEWS

芸人JP、「ご本人からの公認は今後もいらない」 “戦略”として導き出した松本人志ものまね

SNS発のものまねタレントが増加、求められる「調和」の精神

 松本人志は、JPのことを「公認しない」と発言しているが、JP本人は「松本人志さんにはずっと公認してもらいたくない」とハッキリと断言する。

「テレビ的には“公認して欲しいです!”と言いますけど、本音は“公認して欲しくない”です。本人公認ってものまね四天王時代の名残りというか、いつの間にか出来上がったものまね界のお約束ですよね。真面目な話をすると、僕にとって“ものまね”というのはすごく奥深いものであって、本人に公認してもらったらOKというものではないし、そこがゴールになってはいけないと思うんです。それよりも“お前のものまねは一生認めへん!”と言われたほうが嬉しいというか、“え〜ちょっと待ってくださいよ〜”と言い続けたい気持ちがあるんです。だから公認よりも黙認していただいてるほうが僕はやりやすい」

 『ものまねグランプリ』や『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦』などのものまね番組はいまも健在だが、その一方で、テレビ離れする若者達を取り込むかのように新たなものまねのスタイルも確率されつつある。「ミックスものまね」を生み出したYouTuberの松浦航大やTikTokでバズったよよよちゃんなど、近年SNSで若者に支持されて人気に火がつくケースが増えているのだ。そういった状況をJPはどう思っているのだろうか。
「いまSNSでものまねが上手い若い人達がめちゃくちゃ増えているので、これからはものまねタレント同士の調和が必要になってくると思います。昔はテレビ番組が主流だったので、狭い世界でものまねタレントが回っていましたし、自分と同じ芸能人のものまねをする人に対して“こいつより絶対に自分のほうが面白いし似てる”と心の中で思ったこともありましたけど、いまはいがみ合っている場合じゃないですよね。これからはものまねタレントが手を取り合って、コラボとかもするべきだと思いますし、一緒にものまね界を盛り上げていきたいです」

 最後にJPは今後の目標として“世界を目指す”ことを明かした。

「もっとものまねのレパートリーを増やして、そのうち世界で勝負してみたいです。音真似もやっているので、そういうのを駆使しながら『アメリカズ・ゴット・タレント』に挑戦してみるのも面白そうだなと。でも最終的な目標は仮面ライダーとか戦隊ものに出演することなので、いつかその夢も叶えられるように頑張ります(笑)」

(取材・文/奥村百恵)

YouTubeチャンネル『モノマネモンスター JP』

あなたにおすすめの記事

>

 を検索