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アイスクリームで彫った北京五輪のマスコット「ビンドゥンドゥン」に“萌え”の金メダル? weiboやREDで拡散され中国で大反響
「日本との架け橋になれていたら嬉しい」 中国大使館のTwitterでも取り上げられたアイスアート
「私自身、せっかく作ってみたので中国の方々にも見ていただけたら嬉しいなと思っていましたが、中国語も中国のSNSも使いこなせず、どう伝えたらいいかわからなかったので、架け橋になってくださりとても嬉しかったです」
中国のSNSで紹介されたことで、アイスアートっ子さんのInstagramやTwitterにも、中国をはじめ海外の方々からのフォローやコメントが一気に増加。なかには、「ビンドゥンドゥンを作ってくれてありがとう」という感謝の言葉もあったという。
「東京五輪のマスコットが海外でも人気でアートになっていると知ったら確かに嬉しいので、そんな風に中国の方々に伝わっているのかなと思い、作って良かったなと感じました。自分の趣味でこのように世界とつながることができるとは思ってもいませんでしたが、微力ながら日本との架け橋になれていたら嬉しいです。ビンドゥンドゥンを通して、アイスアートが国境を越えて色々な人に知っていただき、自分の世界が広がった気がします」
「オリンピックが盛り上がる1つのアートになったら…」ビンドゥンドゥン作品に込めた想い
「アイスだからこそ表現できる立体感を意識して、奥行きや丸い質感が忠実になるよう作りました。小さくてわかりづらいですが、いちごジャムで手のひらのハートを付けたのもポイントです」
北京五輪開催の記念に作ってみようと思いつきで始めたものだったが、「見てくれた人が驚いてくれたりほっこりしてくれたりしたらいいな」という想いも作品には込められている。
「ビンドゥンドゥンを好きな人が少しでも増えたり、五輪が盛り上がる1つのアートになったりしたらいいなとも思っていました。大好きなキャラクターなので、作っている過程も楽しくて、どんどん愛着が湧いてきました」
北京五輪の特集番組で初めて見たときから、ビンドゥンドゥンのそのあまりの可愛さに大きな衝撃を受けたというアイスアートっ子さん。全体的にぽわぽわしている柔らかさがありながら、さまざまな競技ができるかっこいいギャップもたまらないという。
「ビンドゥンドゥンは、シンプルでありながら近代的な要素もあり、世界共通で誰からも愛されるキャラクターだと思います。表彰台でメダリストに贈られるビンドゥンドゥンがとても可愛く、ビンドゥンドゥン自体を見るのが北京オリンピックの楽しみの1つにもなっています。何度も呼びたくなる可愛い名前も魅力的です」
コロナ禍という厳しい状況下で開催された北京五輪。「そこに現れたビンドゥンドゥンの可愛さが明るい光を照らしてくれているとも感じている」とも話す。
「フィギュアスケート以外の競技ももちろん観戦しており、感染対策の中での選手の皆さんの健闘に日々感動しています。選手や関係者の方々が無事に競技に参加できることを引き続き願いながら、特別な五輪を楽しみたいと思います」