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(更新: ORICON NEWS

『ドラゴンボール』好きのフランス人美女、日本移住し秋葉原で働く人妻に…「リアル18号」の正体は?

 昨年末行われた『コミックマーケット99』で、劇場版『ドラゴンボール超ブロリー』に登場するピンクのフリーザのコスプレをして注目を集めていた、フランス出身のコスプレイヤー・フレーザさん。2013年に日本に住み始めて以来、止まらぬ『ドラゴンボール』愛を貫いている。フランス出身の彼女が、いかにして『ドラゴンボール』に出会ったのか、プライベートとの両立についてなどを聞いた。

日本旅行をきっかけに“移住”を決意「仕事もプライベートもDB商品に囲まれ、とても幸せな日々」

――コミケでは若い頃の“ピンクのフリーザ”のコスプレで注目を集めていましたが、SNSを見ると人造人間18号のコスプレもされていましたよね。すごくお似合いでした。

フレーザさん 18号は『ドラゴンボール』の女子キャラの中で一番好きで、子どものころから彼女の服装を真似てシャツを着たりしていました。コスプレをする前から「似てる」とか、「絶対似合う」と思うとか言っていただくことが多かったので、初めてのコスプレは18号と決めていたんです。

――18号のコスプレのブロンドは、ウイッグではなく地毛だとか。フレーザさんはフランス出身なんですよね。

フレーザさん はい、そうです! 初めて日本に来たのは旅行で、2009年の夏のことでした。日本のアニメや漫画に、子どもの頃から憧れていて、そこから日本の文化や、料理、音楽、歴史などにも興味を持って、旅行をきっかけに、「私はここに住むべきだ」と気付きました。

――実際に日本に移住したのはいつごろになりますか?

フレーザさん 2013年です。フランスで日本語を勉強しながら年に2回くらい旅行で訪れていました。でも我慢できなくなってしまって、語学学校の卒業を待たずに日本に移住することを決めました。もう日本に住み始めて8年半が経ちました。

――すごい熱量ですね。日本人として嬉しいです(笑)。現在はどんな生活をしていますか?

フレーザさん 日本で結婚もして、いまは秋葉原で働いています。仕事でも『ドラゴンボール』の商品を扱ったりしていて、とても幸せです。趣味はコスプレだけでなく、イラストを描くことやフィギュア集めなども。家がフィギュアだらけになっています(笑)。

「気をためて放出する練習も」フランスで過ごした幼少期から愛し続ける『ドラゴンボール』

――『ドラゴンボール』以外のコスプレをすることもあるのでしょうか?

フレーザさん まず『ドラゴンボール』が大好き過ぎて、やりたいキャラクターが多すぎて。他の作品に手を出したら、お金も時間も全然足りなくなってしまうので、ずっと『ドラゴンボール』に集中していました。人造人間18号のコスプレが一番多いですね。でも最近は好きな作品も増えてきたので、少しずつほかの作品にも挑戦しています。

――本当にお好きなんですね。『ドラゴンボール』との出会いはどんなものだったのでしょうか? ぜひ愛を語ってください。

フレーザさん 出会いは子どもの頃ですね。DB愛を語り始めたらかなり長くなりますが、大丈夫ですか?(笑)。母親が看護師さんで忙しかったため、ベビーシッターの家に預けられていることが多かったのですが、その息子さんが『ドラゴンボール』を大好きだったんです。当時はフランスにいましたが、彼のお陰で作品を知ることになり、アニメを観たり、一緒にゲームしたり、庭で気をためて放出する練習や、空に飛べる練習などもやっていたのを覚えています(笑)。

――すごく素敵な思い出ですね!

フレーザさん 高校を卒業してからは日本の音楽にハマって、特にヴィジュアル系を追いかけていたので、アニメは少し離れていたのですが、日本に住み始めて旦那さんと出会い、彼のおかげでまた『ドラゴンボール』を見ることになりました。子どものころからフリーザ様が好きだったのですが、日本に来てからは愛がパワーアップしました。世界中で、全世代で、あそこまで愛される作品はほかに見たことがありません。

――旦那様はフレーザさんのコスプレ活動については、応援してくださっていますか?

フレーザさん はい。旦那も『ドラゴンボール』が好きなので、家にはリアル18号がいるのを職場で自慢しているそうです(笑)。ただ、コスプレの衣装を作る作業は場所をかなり使ってしまうので、邪魔になっていて申し訳ないなって思って。彼は「いつでもやっていいよ」と言ってくれますが、いないときに作業することが多いですね。一緒にいるときは、一緒の時間を過ごすことを優先しています。

――コスプレ衣装は、収納とかも困りそうですよね。

フレーザさん 場所はとっても困ります! 18号とかだと私服の延長のような衣装なので、片付けやすいんですが…フリーザの場合は、イベントで持ち運ぶキャリーに入れたままクロゼットに片付けます。戦闘服は、旦那さんがハンガーに掛けて物干し竿の近くに置いてくれていました(笑)。家はドラゴンボールフィギュアだらけなので、見た目に違和感がないのが救いです。

――今後はコスプレイヤーとしてどんなことをしていきたいか教えてください。

フレーザさん ずっと『ドラゴンボール』ばかりだったのですが、好きな作品も増えてきたので、今後はもっとたくさんの作品に挑戦していきたいですね。それと、今まで作っていた衣装はフリーザも含めてすべて手縫いだったので、ミシンをマスターしたいなって思います(笑)。これからも最大の趣味として楽しんでいけたらいいなと思っています。
フレーザさんTwitter:@Freza_sama

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